実務で使えるExcel入門セミナー 大きな表の見出しを固定して、すべてのページに印刷する方法

Excelで作成した縦長の表をそのまま印刷すると、
表の下の方が印刷されているページでは、1行目に入れた見出しが表示されず、
どの列に何のデータが入力されているかが分からなくなって不便です。
このような場合は、全ての印刷ページに見出しの行が印刷されるようにしましょう。

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2ページ目以降で「見出し」が表示されない

Excelでデータをまとめる時は、1行目に見出しを入れて、その下にデータを入力する
リスト形式を使います。

 
スクリーンショット 2016 04 10 8 07 33 
(リスト形式)

 
ただ、経理や財務の実務で扱うデータは量が多く、表全体が一ページに収まることは、
通常ありません。

もし作成した表をそのまま印刷しようとすると、

 

スクリーンショット 2016 04 10 8 39 15

 

2ページ目以降は見出しが表示されず、パッと見て、
どの列に何のデータが入力されているかが分からず、見づらくなってしまいます。

縦長の表を印刷する時は、全てのページに見出しが表示されるようにして、
見やすい状態で印刷するようにしましょう。

 

 

全てのページで見出しを印刷する

全てのページで1行目の見出しを印刷するためには、
「ページレイアウト」タブの「ページ設定」でタイトル行を指定することで可能になります。

具体的に見ていきましょう。

 

「ページレイアウト」タブにある「ページ設定」の右下にある「↘」をクリック。

 

スクリーンショット 2016 04 10 8 51 40

 

「ページ設定」画面が開くので、「シート」タブに移動します。

 

スクリーンショット 2016 04 10 8 54 33

 

「タイトル行」の欄をクリックしてカーソルを表示させて、

 

スクリーンショット 2016 04 10 8 59 45

 

この状態で表の見出しが入力されている行をクリック。

 

スクリーンショット 2016 04 10 9 06 42

 

正しく見出しの行が指定できたら「OK」ボタンをクリック。

 

スクリーンショット 2016 04 10 9 12 15

 

「Ctrl+P」のショートカットで印刷画面を開いて、
「印刷」ボタンをクリック。

 

スクリーンショット 2016 04 10 9 15 09

 

すると、

 
スクリーンショット 2016 04 10 9 19 15

 
2ページ目以降も、見出しが表示され状態で印刷できました。

 

 

まとめ

Excelで作成した表が縦長になった時は、「ページ設定」で「タイトル行」を指定する
ことで、2ページ目以降も見出しを表示させた状態で印刷することができます。

 

おまけ

気温が上がり、半袖で走れるようになったのが嬉しいです。
日も長くなったし、やっと”わくわく”できる季節になってきた!

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