仕事をしていると「今日はやる気が出ないなぁ」と思うことがあります。そんな時は、「頭の中を整理する」ことと「やり方を変える」ことで調子を取り戻せないか、悪あがきするようにしています。
頭の中を整理する
「やる気でないなぁ」の原因を考えてみると、一番はやはり体調不良。
「コレについてはお医者さんにお任せ!」と言うことで、
それ以外に自力で解決できそうな原因を考えると、「考えが整理できていないこと」があります。
何かに手を付けても、”気になること”が多くて他のことが気になってしまう状態とも言い換えることができるでしょうか。
そんな時は、頭の中にあることを外に出して目に見えるようにしています。
1.休む
とは言っても、いきなり作業しても上手くいきません。
「やる気がでない」と言うことは、すでに頭が疲労している可能性が高いですから、まずはそれを少しでもマシな状態にした上で、作業したいところです。
疲れてると、同じ事ばかり考えて1時間経っても「ゼンゼン先に進んでないぃぃ!」みたいなこともよく起こりますからね(少なくとも私には”あるある”です)。
と言うことで、「やる気でないなぁ」と思ったらまず休みます。
可能ならば寝ます。
寝て起きたらご飯を食べて(SOYJOYとかウィダーインとかじゃなくて、ちゃんとしたヤツね)、お茶でも飲んで、リラックスしてから作業です。
何事も準備が大事。
2.考えを整理する
少し休めたら、頭の中を整理します。
頭の中で「ああでもない、こうでもない」とやるのではなく、
今抱えている仕事とその期限をすべて書き出すだけです。
そうすると、どれだけの案件があって、何を優先しなければいけないかが、「何となく」ではなく「視覚的にハッキリ」と把握することができます。
これだけで、優先すべき仕事に集中して取り組めるようになって、
「”今やっていること以外の何か”が気になる」状態を回避できるのでオススメです。
仕事のペースにもリズム出てきます。
3.決断が必要なことは、”とりあえず”結論を出しておく
頭の中が「モヤっ」としてやる気がでない原因として、
「決断すべきことがそのままになっている」ケースもあります。
選択肢が多すぎたり、不確定なことがあって、「あれが決まってくれれば決断できるけど、今は棚上げにする」ということがありますよね。
ただ、ずっとその状態が続いていると「何か気持ち悪いなぁ」と感じて、ストレスになり、調子を落とす原因になることも。
そんな時は、棚上げしていることについても”とりあえず”決断してしまいます。
決断が慎重になるのって、「1回決めたら後戻りできない」という考えがあるからだと思うんですよね。
でも、状況が変わればそれに応じて結論も変わるはずですから、
「その時のベストの選択」ができていれば、それでいいんですよね。
なので、棚上げしてモヤモヤするよりも、
「今のベストはコレ!」と考えて”とりあえずの決断”をしてしまう方が、不要なストレスを溜めずに済むので快適です。
(「選択肢を残しておく」というのは良いことのようで、迷いが生まれて気持ちを不安定にさせる原因にもなります)
何かを決めるのに、時間をかければ良い決断ができるかと言うと、そんなことはありません。
”とりあえず”の決断でも、「大きくは間違っていなかった」と思うことも多いはずです。
やり方を変える
「やる気が出ないなぁ」の原因でもう一つ考えられるのは、今やっていることに”飽きてしまっている”こと。
そんな時は、「やり方」を変えることようにしています。
1.場所を変える
まずは、場所を変える。
いつも仕事をしているのとは、別の場所で仕事をします。
カフェやコワーキングスペース、天気が良ければ公園でも。
とにかく”いつもの場所”を離れるのが一番です。
環境を変えるのは「飽き」に対してはかなり有効なので、積極的に試すようにしています。
オフィスで自分の席が決まっている場合は、そうも行かないかもしれませんが、デスクの上を整理してみたり、椅子の高さを変えてみたりして、
「いつもの景色」が変わるような工夫をすると、気分を変えるのに役立ちます。
2.時間帯を変える
仕事をする時間帯も変えてみます。
普段は8時30分から9時くらいの間で仕事を始めますが、もっと早い時間から始めてみたり、反対に遅い時間から始めたり、
時間帯を少しずらすことで、環境を変えることができます。
周りに気を使わなくて良いので、早朝か深夜の時間に仕事をするのは私には合っているので(睡眠が少なくて済むという体質にも助けられていますが)、
思いっきり仕事の時間を変えることもあります。
オフィスで仕事をされている方でも、特に早朝に前倒しして仕事をすることは比較的やりやすいと思います。
静かな早朝に仕事をやると効率もよくなりますので、「飽き」を防ぐ以外にも良い影響があります。
3.道具を変える
仕事の道具を変えてみます。
と言っても大げさなモノではなく、小さな文房具のようなモノです。
ボールペンとかクリップとか、クリアファイルとか、何でも良いのですが、
いつもとは違う道具を使って仕事をします。
使い勝手は別にして、同じ作業にも違う刺激があるので、「飽き」を軽減する効果があります。
ポイントは自分が興味のあるものや、気に入っているものから選ぶこと。
興味が無かったり自分に合わないものだと、あまり刺激がないので効果がなくなってしまうからです。
「気になっていたけど、今まで使っていなかったモノ」があれば、調子が良くないときにこそ投入することにしています。
仕事にも慣性の法則が働いている
普段やっている仕事の仕方って、誰のやり方であっても、かなり練り上げられてできていると思っています。
試行錯誤の末に行き着いた、「ムダがなく、やりやすい方法」に落ち着いていると言うことです。
ただ、練り上げられた仕事の仕方は、ムダがない分それを変えるのも難しい。
別のやり方を考えても、既に検討済みで結論が出ていることなので、結局は元の状態に戻ってしまうんですよね。
”慣性の法則”が働いていて、別の方向に進めないような感じです。
ですが、それをずっと続けてしまうと、先述の通り「飽き」が来てしまう。
ムダのない効率の良い方法でも、飽きてしまうと効率は落ちてしまいますし、
何より「やる気」がなくなります。
「飽き」を回避して、「やる気でないなぁ」から抜け出すためにも
たまには「普段やっている仕事のやり方」に働いている”慣性の法則”に抗ってみることが必要です。
意識して”変える”ことを試すようにしましょう。
まとめ
「やる気が出ないなぁ」と思った時は、「考えを整理」することと、いつものやり方を「変える」ことで、状況を改善できないか試みています。
仕事のやり方はどうしても、固定化されてしまうので、「仕事が飽きないようにする」ためにも意識して”変える”ことが重要だと考えています。
おまけ
「やる気でないなぁ」な日だったので、カフェに来たわけですが、
煙”モクモク”で5分で退場してやりました。
(下調べが甘かったッス)