「FC町田ゼルビア vs 愛媛FC」を見て、スモールクラブに求められるものを考えた

「愛媛FCが元気ないぞ」Jリーグ2部のJ2リーグに所属する愛媛FCは、第18節終了時点で勝ち点20の15位。全然点が取れず、勝ち点も伸びず、メチャメチャ苦しんでます(泣)。今節は6位のFC町田ゼルビアと対戦ということで、見に行ってきました。

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”四国ダービー”に敗れ、ボロボロの愛媛FC

前節は同じ四国の徳島ヴォルティスと対戦した愛媛FC。

ライバル関係にある近隣のクラブ同士のゲームを”ダービーマッチ”といいますが、愛媛FCにとって徳島ヴォルティスとの試合は”四国ダービー”として1年の中でも重要な試合に位置づけられています。

”四国ダービー”を盛り上げようと、クラブも頑張ってメディアへの露出を増やしたり、動画を配信したり、有志を募って告知活動を展開したり、割引チケットを用意して入場を促したり、本当に頑張っていたのですが…、

 

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(出典:J league.jp)

 

「チーン」

お通夜です、お通夜。スコアは「0−2」ですが、内容はそれ以上の完敗でした。

前半から主導権を握られそのまま2失点。
後半には何とか立て直してチャンスを作り出しましたが、それは相手が引いて守りに入った結果で自分たちで流れを作ったとは言えず。
結局、得点も生まれませんでした。

試合終了後は、ファン・サポーターから厳しい言葉をかけられたそうで、選手は相当悔しかったと思います。

そんなどん底の愛媛FC。
今回のFC町田ゼルビア戦は、復活へのきっかけをつかめるかどうか、試金石になるゲーム。これからのシーズンを占う大事な一戦です。

 

 

やってきたぞ、天空の城!

FC町田ゼルビアのスタジアムは、町田市立陸上競技場。
小高い丘の上にあるスタジアムなので、

 

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(出典:FC町田ゼルビア ポスター)

 

「天空の城」と呼ばれているとか。

「天空か。これはアクセス、厳しいか?」と思いましたが、調べてみると最寄り駅から5km程度だったので歩いてスタジアムへ行ってみることにしました。

新宿から小田急線に乗って最寄り駅の鶴川駅で降りて、GoogleMapで道順を確認。

 

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事前に調べたとおり4.8kmと距離としてはそれほど遠くはないです。
道順通りに進んでいきます。

 

鶴川駅の西口に出たら、鶴川街道をひたすら西に進みます。

 

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進みます(「金井入口」を通過)。

 

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ここは左(「井の花」は左折)。

 

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お? 近づいてきた?(「野津田公園」の表示が見えます)

 

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この先が、坂道っぽい(「小野路」を通過)。

 

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「野津田公園北」の表示版がありました。

 

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ここで左折して天空の城を目指します。

 

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そして到着しました−。

 

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駅から約45分で到着です。
ただ、途中で信号に3回くらい引っかかったのと、写真をパシャパシャ撮っていたので、その分を差し引けば40分弱くらいで到着しそう。”天空の城”と言うほど上り坂があるわけではないので、時間さえ確保できれば十分歩いて行けますよ。

とはいえ、ゲームスタートまであと少ししかないので、スタジアムグルメを1品だけ。

 

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「コンフィコンフィ」さんのコンフィサンドをいただきました。
もう、これが激ウマで、噛んだときにカリッという音が聞こえるほどしっかりチキンがローストされている上に、中は柔らかく肉汁がしっかりと蓄えられていて、甘くおいしい。

キャベツとマスタードとパンのバランスも絶妙で、もう一気に食べきってしまいました。これ、もう1個買って家でも食べたかった。次来たときも絶対買います。

他に愛媛側の出店として、

 

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みかんジュースが出る蛇口がありました。
長い列ができてましたね。

そうこうしているうちに、試合時間が近づいてきました。

 

 

愛媛FC、嬉しい勝ち点3!

私はもちろん愛媛FC側のシートで観戦です。

 

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(ピッチはこんな感じで見えます。もう少し傾斜があると見えやすいかな。)

 

試合前の愛媛側の応援席。

 

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前節の敗戦のせいか、ファン・サポーターも少し神妙な雰囲気。
四国ダービーでの不甲斐ない敗戦を受けて、ゲーム前にコールリーダーから、

「勝ち負けを越えて気持ちが伝わるゲームを見せないと、愛媛FCのような小さなクラブは存在意義がなくなってしまう。全国にいる愛媛県民に『愛媛FCも頑張っている、だからみんなも頑張ろうぜ!』という思いが伝わるような、気持ちの見えるゲームができるように、選手達を後押ししよう」

との言葉がありました。
その通りだ。今日は頼むぜ、愛媛FC!!!

そして、18時にキックオフ。

 

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一平くんもスタンドから必死の応援!

 

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(旗を振り)

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(両手を上げる!)

 

前半は「0−0」で終了。
ハーフタイムにはFC町田ゼルビアのマスコット「ゼルビー」と一平くんがごあいさつ。

 

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(一平くん、働くなぁ)

 

そして後半。
愛媛FCに歓喜の瞬間が。

 

小島秀仁選手からペナルティエリアにいる阪野豊史選手へのスピードのある正確なパス。阪野選手がしっかりボールを収めて、カットインしてきた内田健太選手へ優しく落とすと、内田選手はそのままドリブルでゴール前へ。

相手ゴールキーパー高原寿康選手と1対1になったところを、冷静にゴール右隅に流し込む見事なゴールを決めました。

 

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(セヌと抱き合って喜ぶウッチー。愛媛の応援席に歓喜が広がる!)

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(トヨも来た! 素晴らしいポストプレーだったぞ!)

 

この後、ゲームはレフェリーの不可解なジャッジもありましたが、愛媛FCの気合いの入ったディフェンスで「0−1」のままで進み、

 

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勝った!!

 

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前節とはまるで違う、気持ちの見えるゲームで、さらに勝利まで収めるとは。
本当に選手達にとって苦しい1週間だったと思いますが、重圧に負けることなくゲームで前節の悔しさを晴らしてくれました。本当に、本当によくやってくれました。

 

 

「勝つこと」をウリにするクラブ運営は苦しい

愛媛FCはJリーグの中では、経営規模の小さなクラブです。
予算が小さいので、レアルマドリーやマンチェスター・シティのように、大金を使って能力の高い選手を集めて勝利を積み重ねていくようなクラブ経営はとてもできません。

そんなスモールクラブを存続させるためには、「勝つこと」以外のサッカーの魅力をファン・サポーターにアピールする必要があるわけですが、そこで最低限必要なのが、選手達の気持ちが見えるプレー。これは、選手の能力が劣るクラブでも実行可能なこととして、最低限求められるものです。

ただ、前節の愛媛FCはこれができていなかった訳で、目先の勝ち負け以上に深刻な状況に陥っていたと言っても過言ではないところにまで来ていました。

今回のゲームでは、最初から最後まで気持ちのこもったプレーが見られて、一安心ですが、今後もこのようなゲームができないと、勝つことはもとよりその存在を問われることになりかねません。

これを奇貨として、もう一度クラブに何が求められているかを見直す必要があるように思いました。

 

 

まとめ

愛媛FC、見事勝ち点3をゲット!
ただし、このゲーム内容を続けていかないと、マズいことになります。
 

おまけ

NBAファイナル第7戦、午前中なんですよね。
深夜の再放送見るしかない(泣)。