廃人ゲーム”Football Manager”を続けて考えた 仕事で”勝つ”ことの重要性

飽き性なので、今までハマったゲームってあまりないのですが、最近、珍しく続けているゲームがあります。”廃人ゲーム”として名高い「Football Manager」です(おー、危険すぎる)。と言っても2年前に買ったやつで、当時はつまらなくてやめてしまっていたんです。そんなゲームを、2年後の”今”やり続けているのには理由があります。

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「勝つ」か「負ける」か それが問題だ

「Football Manager」は、サッカーのシミュレーションゲーム。 
タイトルの通り、「サッカーの監督」としてプレイするゲームなのですが、試合に出場させる選手の選考はもちろん、フォーメーションや戦術も決められますし、

 
Tactics

 

 
チームに加えたい選手を選んで、契約条件を提示して、契約を結んだり、

 
Contract

 

 

時には、理事会とかけあって予算の増額を要求したり、

 
Board

 

 
現実のサッカークラブ経営で起こりうるできごとを、ゲーム上で体験できる、サッカーファンにはたまらないゲームです。

 
ただ、このゲームには1つ難点がありまして、それは、

 
とにかく勝のが難しい!

 
のです(特に最初の頃は)。

 
「え、負けてもいいじゃない。頑張れよ」と思われると思うのですが、このゲーム、先ほど出てきた理事会様の要求が厳しいんですよ。

 
シーズンが始まる前に目標(たとえば、「3位以内」とか「上位半分」など)を設定するのですが、毎月その目標に対する達成度が評価されて、目標に対して成績がついてこないようなら、

 
あっけなく解任されてしまうのです(シーズン途中でも!)。

 
ということで、初めてプレイした2年前。 
シーズンがスタートして3ヶ月目での解任を繰り返し、結局挫折してしまうのでありました(だって、フォーメーション変えても、戦術変えても全然勝てなかったんだもん(怒))。

 
で、そんな難易度高すぎのゲームなんですが、2年の沈黙を経た今、不思議なことに続いてるんですよね。

 
なぜ、それができているかというと、

 
勝ってるから

 
「何回解任されても、やり直せる忍耐力がつきました!」ではないんです。 
単純に勝てるようになったから、楽しくて続けているだけです。

 
同じゲームなのに、「勝つか」「負けるか」だけで、

 
楽しい」か「つまらない」か 
続ける」か「やめる」か 
自信」か「劣等感」か

 
が違ってしまう。

 
過去を振り返ると、この違いは、ゲーム以外にもあてはまるように思っています。

 

League table
 
(我がCheltenhamは、予想順位18位のところ2位でフィニッシュ。就任1年目での昇格を決めた。なお、Cheltenhamはイングランドに実在するクラブです。)

 

 

 

「庶民シュート」でいい 勝てば自信がついて得意になる

振り返ってみると、自分が得意にしていることは、どれも、楽しんで続けられたことだけです。

 

 

バスケ ネットが揺れる気持ちよさにハマる

人生で初めてハマったと思えたのが、小学生の頃に始めたバスケ。

 
シュートが決まった瞬間にネットが揺れるのがたまらなくて、来る日も来る日も練習していました。

 
最初は目も当てられないくらい下手くそでしたが、簡単なシュート(庶民シュート=レイアップシュート)が入るようになるだけで、楽しさが変わりましたね。

 
練習していると、シュートの成功率も上がってきますし、簡単なシュートだけでなく、ジャンプショットやフックショット、さらに動きのバリエーションを自分で考えたり、プレーするエリアを広げたりと、

 
どんどん”できること”が増えて、バスケそのものが得意だと思えるようになりました。

 

 

Excel ”できないこと”が、”できること”になってハマる

また、今は仕事にもしているExcelもそうです。

 
使い始めた頃は、自分なりに何度やっても上手く使えずに、悔しい思いをしました。 
ハッキリ言って、挫折です。

 
それが、セミナーに通い、正しい使い方を習って、練習問題を家でやり直してみると、ちゃんとできる

 
1度できるようになると、楽しくなるので、「もっと早く」「より正確に」と、さらにトレーニングを繰り返しました。

 
そうして、1日に決めたトレーニングの時間でこなせる問題の量が、どんどん増え、「もうこれはやらなくてもOK」という問題がほとんどになり、最後には、Excelにも自信が持てるようになりました。

 

 

「小さく勝つ」ことで、”楽しさ”と”自信”を手に入れる

この2つのケースを振り返ると、「楽しくなる→続ける→自信になる→得意になる」という好循環を生み出せたのは、

 
最初の段階で勝つことができた

 
ことがとても大きいです。

 
バスケで言えば”庶民シュート”、Excelで言えば”練習問題”という、全体からするととても小さなことですが、

 
そこで「小さく勝つ(=成功する)」ことができたことが、”楽しさ”を覚え、”続ける”ことによって”自信”が生まれ、最終的に”得意”にまでつながっているのです。

 

 
やはり、「得意なこと」や「できること」を手に入れるためには、最初に「小さく勝つ」ことが必要。 
失敗を繰り返していると、あっと言う間に挫折してしまいます。

 

 

 

”勝てる場所”にいることが大事なんだ

で、考えるのが”キャリア”のこと。

 
生きていくためには、働かなければいけませんが、ずっと同じ仕事をするだけでキャリアを終えるというのは難しいですよね。

 
会社で考えれば分かりやすいですが、新入社員と10年目の社員で、求められる仕事は当然違ってきます。

 
もちろん、10年目の社員の方が、多くを求められるわけで、それができなければ、昇格も昇給も望めないでしょう。

 
つまり、その人のキャリアに応じて、”できること”を増やしていかなければ、いつの間にか、力不足の評価を下されてしまうということです。

 
そうならないように、”できること”を増やすためには、先述の通り「最初の段階で小さく勝つ」ことが必要。

 
ですが、会社だと必ずしも平等に”勝つチャンス”が与えられるわけではありません。

 
会社では同じキャリアの人が何人もいますから、その人にどんな仕事が与えられるかは、相対的な評価で決まってしまうからです。

 
いくら優秀な人でも、より優秀な人がいれば、いわゆる”良い仕事(後のキャリアアップにつながるような仕事)”は、そちらに任される可能性が高く、

 
それなら、「次のチャンスこそ」と思っても、”次のチャンス”は、下の年代から選抜された人に任されて、結局、大事な”勝つチャンス”が得られないということが起こりうるのです。

 
そうなってしまうと、キャリアに応じた”できること”を増やすことが難しくなってしまいます。

 
「勝つチャンス」が手に入らないようなら、じっとしていてはいけません。
自分から「勝てる場所」を求めることが重要です。

 
どうしてもやりたい仕事があれば、自ら声を上げてアピールすることも必要でしょうし、

 
それでも無理なら別の部署に移ったり、場合によっては転職などによって、キャリアに応じた「小さく勝てる」環境を手に入れるべきです。

 
会社がなんとかしてくれるということは、ゼッタイにあり得ません

 
会社に残って上を目指すにせよ、辞めて他の道を選ぶにせよ、キャリアにふさわしい力は同じように求められるので、遠慮することなく「勝つ」ことができる環境を求めるようにしましょう。

 
特に、空気を読みすぎて遠慮がちになっている、人間的にナイスなあなた。 
ここは、ドーンと自分を出して、チャンスを狙って下さいね。

 
「ぼーっ」としていてチャンスに食らいつけなかった先輩が、心から応援しています。

 

 

 

まとめ

”できること”を増やすには、最初に「小さく勝つ」ことが必要です。 
「勝つチャンス」に恵まれないなら、遠慮せずに「勝てる環境」を手に入れるために動きましょう。 
何回も負けてたら、やってられません。
 

おまけ

「Football Manager」を再開した理由は、プレイ日記を書いている方のブログをたまたま読んでからです。 
攻略法なんかも書かれていたので、それに従ってやってみると、勝てるようになってました。 
やっぱり、先人の知恵ってすごい。日々勉強ですわ。