ZIP-FM、FM AICHI、CBCラジオ、東海ラジオ、名古屋のラジオ聴取率の変遷 

以前から気になっていた、名古屋のラジオ局の聴取率について調べてみました。

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名古屋のラジオ局は5つ

名古屋に本社を置くラジオ局は4つあります。

 
CBCラジオ(AM局)
 
東海ラジオ(AM局)
 
FM AICHI(FM局)
 
ZIP-FM(FM局)

 
なお、CBCラジオと東海ラジオの2局は、2015年の秋にFMでの放送も予定しているので、しばらくすると、AM局、FM局で区分することはできなくなります。

 
以上の4局に加えて、2014年4月にInterFM NAGOYAが開局。 
本社は東京で、プログラムも東京で製作されるものがほとんどですが、新たに名古屋地区で聴取できるラジオ局として、スタートしています。

 

 
現状のAM局、FM局の区分を基にしたおおまかな特徴は、AM2局はパーソナリティのおしゃべり中心のバラエティ要素の強い番組が多く、

 
FM3局は音楽の割合が比較的高く、情報提供の要素が強い番組が多いということになるでしょう。この辺は、一般的なイメージの通りです。

 
ただし、FM各局は、パーソナリティのおしゃべりの要素を増やしたり、選曲に邦楽やアイドルの楽曲を増やすなど、年を追うごとにAM局との差は小さくなってきている印象です。

 

 

 

聴取率は、ZIP−FM vs CBCラジオの争い

名古屋地区のラジオ局の聴取率を見てみましょう。

 

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(出典:ZIP-FMオフィシャルサイト 「ZIP-FM SALES INFORMATION」)

 
数字を並べるだけでは分かりづらいので、グラフをご覧下さい。

 

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2011年12月以降のデータですが、このグラフを見ていてちょっと気になるのが、2013年4月の聴取率。

 
それまでZIP-FMが圧倒的だったのが、急に差が縮まっています。 
特に、CBCラジオと東海ラジオの聴取率が、それ以前よりも一気に上がっているのが、何とも不自然です。

 

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ラジオの聴取率が急に1%以上も、上がることは考えられませんので、このタイミングで聴取率調査の調査方法を変えたか、ZIP-FMが公開する聴取率調査の対象を変える(対象とするエリアを変更するなど)など、何らかの変化があったと思われます。

 
一般的な傾向から考えると、老舗のAM局が、後発のFM局に、圧倒的に聴取率で差をつけられることは考えにくいので、2013年4月以降のデータの方が信憑性が高いと思います。

 
それを踏まえて、現在の聴取率を見てみると(最新で2014年12月までしか公開されていませんが)ZIP-FMが首位をキープしているものの、CBCラジオとの差がどんどん詰まってきているのがお分かりいただけると思います。

 
この点は、東京のラジオ局と少し事情が違っています。

 
東京のラジオは老舗のTBSラジオ(AM局)が圧倒的に強くて1%を越え、J-WAVE(FM局)、文化放送(AM局)が0.7%でそれに続き、TOKYO FM(FM局)、ニッポン放送(AM局)は0.6%でその下に来る、という序列ができていて、

 
しかも、この順位だけでなく聴取率までが固定化しているのが特徴でした。

 

 
最近の、東京のラジオ局の聴取率についてはこちらで取り上げています

 

 

 
一方で、名古屋はそこまで固定化されていなくて、聴取率は、各局0.5%くらいの範囲で変動していますし、 
ZIP-FMとCBCラジオ、東海ラジオとFM AICHIの間では、順位の入れ替えの可能性もありそうなのが、興味深いところです。

 
今後は、ZIP-FMとCBCラジオの間で1位が入れ替わるかどうかに、注目が集まります。

 

 

 

時間帯別の聴取率 午後の時間帯の聴取率によってCBCは首位に立つ可能性も

ZIP-FMで公開している聴取率調査の結果には、時間帯別の聴取率も含まれています。

 
時間帯別の資料をみてみると、ZIP-FMとCBCの差がどこにあるかがよく分かります。

 
まずは、午前(7時から12時)の聴取率です。

 

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午前中の時間帯は、すでにCBCラジオが首位を獲得しています。 
この時間帯、CBCラジオは1993年10月から続く「つボイノリオの聞けば聞くほど」を放送。 
しっかりとリスナーの支持を獲得して、ZIP-FMの「PEACHY.」「SONIC FUN RADIO」を凌いでいます。

 

 
次に、午後(12時から18時)の聴取率です。

 

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ここでZIPが逆転して1位になりますが、ZIP2%、CBC1.8%でほとんど差はありません。 
しかもZIPが、じわじわと下降しているのに対して、CBCは上昇傾向にあることから、この後の展開によっては逆転も十分ありそうです。

 

 
夜間(18時から24時)の聴取率です。

 

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ここは、ZIP-FMが圧倒。 
最新の聴取率で、ZIP0.9%、CBC0.5%、両局共に下降傾向にありますから、この時間帯はしばらくZIP-FMには敵いそうにありません。

 

 
このように、午前はCBCラジオ、午後&夜間はZIP-FMが1位を獲得しているのがわかりました。

 

 
今後、CBCラジオが1位を獲得できるかどうかについてですが、「午後12時から18時)」の時間帯の聴取率にかかっていると思います。

 
テストの点数などにもあてはまりますが、数字を上げるのは、スタートの数字が低い方が、簡単です。

 
とすると、CBCラジオも現在聴取率が最も低い、夜間の時間帯をてこ入れすることが有効に思われますが、そうでもありません。

 
というのも、全局の聴取率合計を時間帯別に見てみると、午前約7.4%、午後約6.5%に対して、夜間約2.7%と、夜間にラジオを聴く人は極端に少なくなります。

 
なので、この時間帯で聴取率1位をとったとしたとしても、獲得できる聴取率はかなり低いものになってしまうはずです。

 
さらに、CBCラジオの夜間の時間帯は、(春から秋にかけては)プロ野球の中継が入っています。 
親会社の関係で(筆頭株主は中日新聞)、ここに野球以外の番組を編成する余地はありませんから、この時間で何とかしようとするのは現実的ではありません。

 
と言うことで、

 
・聴取率に与える影響が大きく、
 
・てこ入れの余地がある(ZIP-FMに負けている)ところ、

 
を考えると、

 
午後12時から18時)」の時間帯になるのです。

 
CBCラジオの午後の時間帯を担当しているのは…、

 

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(出典:CBCラジオ オフィシャルサイト)

 
北野誠さん。

 
ZIP-FMは…、

 

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(出典:ZIP-FM オフィシャルサイト)

 
MISATOさん。

 
タイムテーブルを見るだけで、テイストが全く違うことが分かる番組同士ですが、果たして、今後の展開やいかに。

 

 

 

まとめ

名古屋の聴取率は、ZIP-FM vs CBCラジオ の争いが楽しみです。 
ほぼ序列が固定化されている東京と違って、変動のある名古屋は興味深いです。
 

おまけ

”北野誠さん””ラジオ”とくれば、大阪ABCラジオの「誠のサイキック青年団」。
熱狂的なリスナーも多く、確か、aikoさんもサイキッカー(サイキック青年団のリスナーのこと)だったような。 
残念ながら、私は1度も聞いたことがないのですが、TBSラジオの日曜深夜に放送されていた「世紀の雑談」の方をよく聴いていました。
 
とにかくしゃべりが面白く、夢中で聴いてましたね。 
その誠さんが、現在は、名古屋で番組を持っていたとは。 
早速、Radiko.jpプレミアムで聴きましたが、やっぱり面白い!