ランナーにとって、この季節の楽しみは、桜を見ながらのラン。1年にほんの2週間程度しか味わえない、贅沢な時間です。現在の開花状況を確かめながら、都内の桜の名所を巡ってみます。
1.今回走ったのは、皇居を中心にしたコースです
走ったのは次のコースです。
市ヶ谷駅をスタートして、日比谷公園までのコース。
青のラインで示しています。
皇居を回るコースも十分楽しめますが、そちらは、ご存じの方も多くいらっしゃいますので、そこから少し外れた桜の名所を選びました。
間近に花を見るよりも、遠くからたくさんの木を眺める方が好きなので、写真もそのような視点から撮っています。
それでは、早速行ってみましょう。
外堀通り JR市ヶ谷駅から四谷駅
まずは、JR市ヶ谷駅から四谷駅にかけて見える桜です。
(川の水は見ない方向でお願いします)
外堀通り沿いに約2kmに渡って植えられた桜は、約240本。
ピークを迎えたときの眺めは、”壮観”の一言です。
現在はご覧の通り咲き始め、と言ったところですが、来週末には見頃を迎えると思います。
市ヶ谷駅から外堀通りに通じる橋(市ヶ谷橋)から見るのも良いですが、お勧めは、JR総武線から眺める景色。
市ヶ谷駅から四谷駅までは、ほんの数分ですが、そこで見える景色は、映画のワンシーンのようで、息をのむような美しさです。
2.靖国通り(靖国神社南門前)
靖国神社南門前の、靖国通りです。
靖国神社の敷地内にある桜も本当にきれいですが、
折り重なるように続いていく、奥行きのある桜並木の美しさは、見ているだけで豊かな気分にさせてくれます。
こちらの桜は、すでに見頃を迎えています。
雨や風で散り始めるかもしれませんので、お早めにご覧下さい。
3.千鳥ヶ淵公園
半蔵門から北に続く、千鳥ヶ淵公園の桜です。
公園の中よりも、そとから眺める方がきれいに見えます。
写真は、TokyoFM前の交差点から撮影したもの。
見頃はもう少し先になりそうですが、木によっては満開に近いものもあり、ばらつきがありそうです。
この辺りはランナーも多いので、慌ただしい雰囲気ですが、TOKYO FM側から見ると、ゆっくり見ることができます。
4.国立劇場前の内堀通り
千鳥ヶ淵公園からすぐの国立劇場前の内堀通りです。
国立劇場では、4月5日まで「さくらまつり」を開催していて、
無料でほうじ茶をふるまってくれます。
敷地内の桜もきれいで、ゆっくり楽しむことができますが、
桜を楽しむなら、内堀通り沿いの桜がお勧めです。
5.日比谷公園 第一花壇
日比谷公園の第一花壇です。
桜がたくさん見られる、というわけではありませんが、ここはとにかく雰囲気が良いです。
桜以外にも、季節の植物や花の様子を楽しむことができますし、ゆったりとベンチに腰を下ろして、リラックスした時間を過ごすことができます。
これからの季節、お休みの日の午後をゆったりすごすのにピッタリな場所です。
まとめ
今日、訪れたのは皇居を中心としたエリアでしたが、お住まいの近くでも必ず桜の名所があるはずです。
お花見がてらに出かけるランは、この季節にしかできない最高の贅沢。
是非、気軽に出かけてみて下さい。
<おまけ>
今回のコースからは外れますが、日本橋の小さな通りにも桜の名所を見つけました。
思いがけず、こんなに美しい通りを発見すると、嬉しくなりますね。