J2リーグ 前半戦終了時点の順位と昇格

J2リーグは、7月12日のゲームで第23節を終了。22クラブが、ホーム&アウェイの合計42試合を戦う長丁場ですが、シーズンは既に後半戦に入っています。J2リーグにおける最大の関心事は「J1へ昇格するクラブはどこか」。リーグの前半戦終了時点(第21節終了時点)の順位と、昇格クラブとの関係を調査しました。

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J1への昇格は、「リーグ戦の1位、2位+昇格プレーオフの勝者」

J1リーグは、18クラブのうち、下位3クラブが自動降格しますが、その代わりにJ2から3クラブが昇格することになります。

 
J2から昇格するクラブの決まり方は、とてもユニークです。

 
42ゲームという長い長いシーズンを戦うのですから、まずは、リーグ戦の成績を最大限に尊重。 
年間の順位が、1位、2位、となったクラブは、無条件に昇格します(自動昇格)。

 
そして、面白いのが残る1クラブの決まり方。 
3位から6位の4クラブがトーナメントで対戦して、そこで勝ち上がったクラブが昇格するのです(昇格プレーオフ)。

 
リーグ戦の成績を尊重しつつ、「昇格プレーオフ」があることでエンターテインメント性も考慮した、非常にバランスのとれた仕組みです。。

 
この「昇格プレーオフ」は、プレーオフ自体もめちゃくちゃ盛り上がるのですが(ゴールキーパーが、ヘディングシュート決めて勝っちゃったりしますからね)、6位を目標にしてシーズンを進めるられることで、シーズンの終盤まで目標をもって戦えるクラブが多くあるのが大きいんです。

 
「上位3クラブが自動昇格」だと、最後の10ゲームくらいは、昇格も降格も関係ないクラブがたくさん出てきてしまいます。

 
結果、ほとんど意味のないゲームがいくつもできてしまうのですが、それじゃ、やる方も見る方もつまらないですからね。

 
おっと、話がそれました。 
ということで、J2は、

 
・リーグ戦の順位1位、2位のクラブ

 
・昇格プレーオフを勝ち抜いたクラブ

 
の3クラブが、J1に昇格します。

 
今回は、前半終了時点の順位と昇格との関係について見ていくことにします。

 
まずは、自動昇格のクラブからです。

 

 

 

前半戦1位、2位のクラブが、そのまま自動昇格圏を確保する確率は70%

自動昇格は、最終順位が1位と2位のクラブ。
前半戦の順位と自動昇格圏(最終順位1位、2位)でシーズンを終えるクラブの関係を確かめるために、

 
・各年度の前半戦終了時点の順位
 
・その年度の最終順位

 
を比較します。

 
ただ、J2リーグは、レギュレーションと所属クラブ数の変更が非常に多いリーグです(1999年にスタートした若いリーグであることと、注目度が低く柔軟な運営が可能だったため)。

 
そのため、年度によってゲーム数はかなり異なるのですが、その年度の試合数に合わせて、前半戦終了のゲーム数を換算して前半戦の順位を決めています。

 
また、昇格の条件も変化していますが、あくまでも現行のルールを基準にして(最終順位の1位、2位。プレーオフ圏内の3位から6位)データを分析します。

 
なお、データは2005年から2014年までの10年分です。

 
前置きが長くなりました。 
前半戦、自動昇格圏1位、2位にいたクラブの、最終順位との関係です。

 

スクリーンショット 2015 07 15 0 38 52 
2010年〜2014年(出典:Jリーグ オフィシャルサイト)

 

スクリーンショット 2015 07 15 0 39 12 
2005年〜2009年(出典:Jリーグ オフィシャルサイト)

 
最終順位の隣の列にある記号は、

 
・◎:自動昇格圏(1位、2位)で終了
 
・△:プレーオフ圏内(3位〜6位)で終了
 
・×:プレーオフ圏にも入れず(7位以下)で終了

 
で区分しています。

 
結果をまとめると、

 

スクリーンショット 2015 07 15 0 53 24

 
こうなりました。

 
前半戦で1位、2位の自動昇格圏に入っているクラブは、70%がそのまま自動昇格圏に留まることになり、そこから外れても、ほとんどの場合プレーオフ圏内には入ってくることが分かります。

 
プレーオフ圏内にも入れなかったのは、2012年に前半戦1位だったモンテディオ山形が、最終的に10位になった1ケースのみです。

 
今年の前半戦を自動昇格圏で終えたクラブは、

 

スクリーンショット 2015 07 15 0 58 16

 
1位の大宮アルディージャ、2位のジュビロ磐田。

 
この2クラブは、自動昇格圏でシーズンを終える可能性はかなり高く、プレーオフ圏内を逃すことはないと言えます。

 
なお、1位と2位で違いがあるかも調べましたが、ほとんど差はなく、上の表にある確率の通りでした。

 
次は、前半戦プレーオフ圏内にいたクラブの最終順位との関係です。

 

 

 

前半戦をプレーオフ圏内で終えても、33%はプレーオフ圏内を維持できずに終了しています

前半戦プレーオフ圏内にいたクラブと、その最終順位の関係です。

 

スクリーンショット 2015 07 15 1 23 10 
2010年〜2014年(出典:Jリーグ オフィシャルサイト)

 

スクリーンショット 2015 07 15 1 23 24 
2005年〜2009年(出典:Jリーグ オフィシャルサイト)

 
最終順位の隣の列にある記号は、

 
・◎:自動昇格圏(1位、2位)で終了
 
・○:プレーオフ圏内(3位〜6位)で終了
 
・×:プレーオフ圏にも入れず(7位以下)終了

 
で区分しています。

 
結果をまとめると、

 

スクリーンショット 2015 07 15 1 33 03

 
このようになりました。

 
注目すべきは、プレーオフ圏内にも入れずに終わるクラブが33%と、結構多いこと。

 
さすがに3位のクラブがプレーオフ圏内を逃したのは、2012年の東京ヴェルディの1回だけですが、4位以降については、

 
4位:3回
 
5位:3回
 
6位:6回

 
とかなりの確率でプレーオフ圏内を逃していて、前半戦の成績だけでは全く油断できないことが分かります。

 
今年の前半戦を、プレーオフ圏内の3位から6位で終えたクラブは、

 

スクリーンショット 2015 07 15 1 44 51

 
ツエーゲン金沢、ジェフユナイテッド千葉、セレッソ大阪、コンサドーレ札幌、の4クラブ。

 
この中で、3位の金沢はこのままプレーオフ圏内で終える可能性が高いですが、それ以外のクラブは、油断できません。 
下位のクラブの追い上げも十分考えられますので、プレーオフ圏内以上を確保するためには、後半戦に向けたチーム力の向上が不可欠です。

 
ちなみに、前半戦を10位以下の順位で終えたクラブが、プレーオフ圏内の順位でシーズンを終えたケースは、

 
・2010年 横浜FC (10位→6位)
 
・2012年 横浜FC (10位→4位)
 
・2013年 徳島ヴォルティス (15位→4位)
 
・2014年 ジェフユナイテッド千葉 (11位→3位)

 
この4ケース。 
2010年以降、5年間で4回あるわけですから、10位以下のクラブもプレーオフ圏内を諦める必要はないということですね。

 
2013年の徳島ヴォルティスは、そのままプレーオフを制してJ1昇格まで上り詰めたわけですから、10位以下のクラブも野心を持って後半戦に臨むべきです。

 

 

 

まとめ

J2からJ1への自動昇格は、前半戦の1位、2位のクラブで決まってしまう確率が70%とかなり高くなっています。 
ただし、プレーオフ圏内については、前半戦の成績だけで判断することは難しく、後半戦で10位以下のクラブがプレーオフ圏内に入ることも十分に考えられます。
 

おまけ

創業補助金の完了報告について、準備を進めています。 
手続を円滑に進めるためには、補助金の採択を受け後、完了報告で必要になる資料を事業実施期間中に集めておくことがポイントです。 
過年度の資料が各都道府県の創業補助金のサイトから見られますので、必要となる資料を早めに確認しておくといいですよ。

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