普段よくランに出かけますが、長く続けていると当然飽きます。「ただ走るだけ」のランに飽きた時によくやるのが、”お使いラン”。ランのついでに買い物するだけですが、冬の”お使いラン”にはちょっと工夫が必要です。
”お使いラン”は、”走る”以外の要素があるのが楽しい
ランが続いている人には、「走ること自体が楽しい」という感覚がどこかにあります。
とはいっても、ランナーも人間ですから日によって「体調の善し悪し」「気持ちの上がり下がり」も当然あって、さらに、いつも同じコースばかり走っているとどうしても飽きてくるので、「何か走るの面倒になってきた」と感じる日もあるのです(冬、さむいし…)。
そんな時、ランに”お使い”をからめた”お使いラン”は、「走る」以外の要素が加えることで、”飽き”を解消してくれます。
目的地が増えてコースが変わる
まず、普段のランでは目的地の設定が「家⇄家」ですが、”お使いラン”なら「家→お店→家」になって目的地の設定が変化します。
すると、走るコースも必然的に変わるので、普段とは違う街を走ることができるので、様々な発見があります。
買い物する喜びがある
普通のランは「走る」しかありませんが、「お使いラン」なら買い物する喜びも得ることができます。
お店もスーパーだけではなく、パン屋さんやお菓子のショップでもいいですし、コーヒーの専門店や書店なども全然ありです(私はデパートにも普通に行きます)。
お店に到着して商品を選ぶという、「買い物する喜び」はランで得られる喜びとは違うので、大きな刺激になります。
帰りを「電車・バスでOK」にすると気分がラク
「お使いラン」では、買い物した後で荷物が増えることになります。
荷物が多すぎると、それを持ったまま走るのは負担が大きすぎるので(重さよりも、走るときに左右のバランスが崩れるのが痛いです)、バスや電車で帰るのもありです。
帰りをバス・電車にする時は、お店までのコースで距離を稼ぐことになりますが、片道で完走することになるので気分がラクです。
ランでテンションが下がるのは、折り返した後の後半のコース。
距離が同じでも、復路がないのは印象が違います。
メリットの多い”お使いラン”ですが、冬の”お使いラン”では気をつけた方が良い点があります。
それは「体の冷え」への対策です。
冬とは言え走っていれば汗をかきますから、お店で買い物をしている間、汗の蒸発と共に体温が奪われて、どんどん体が冷えていきます。
そうなると、帰りのランやその後の体調に影響があるので、対策しておきましょう。
「小さめのリュック」にタオルと着替えを入れてランへ
「体の冷え」の対策としてオススメなのが着替え(TシャツだけでOKです)とタオルを持っていくこと。
わざわざ着替えとタオルを持っていくのも、大げさな感じがしますが、せっかくお店に行って、お手洗いを使える環境が得られるので、
「到着したら素早く着替えをしてゆっくり買い物する」
というのが、体の冷えを防いで、買い物も楽しむために最適な方法だと思います。
ただ、気になるのがどうやって着替えとタオルを持っていくか。
できるだけ負担が少なくなるようにしたいところです。
実際に私が使っているのは、小さめのリュック。
縦40cm、幅30cm、質量が550gなので、とてもコンパクトで軽いです。
(借り物なので、近いうちに自分のを買わないと)
背中に背負うだけでなく、ベルトがあって胸の所でも固定できるようになっているので、
(このベルトで固定します)
走っていてもあまり負担は感じません。
ベルトの長さを調節して体にできるだけ密着するようにすれば、走るときの振動をかなり軽減できるのが、小さいリュックの利点ですね。
サイズが大きいとどうしても固定しきれずに、上下動が激しくなってしまって走りづらいです。
体にフィットする小さめのリュックに着替えとタオルを入れて出かければ、冬でも快適に、”お使いラン”を楽しむことができます。
まとめ
「ただ走るだけ」のランに飽きたら”お使いラン”に出かけましょう。
冬に出かけるときは、小さめのリュックにタオルと着替えを入れて「体の冷え」への対策をしておくことが、”お使いラン”を楽しむコツです。
おまけ
今日も良い天気なので、ランに出かけます。
週末は混み合うので”お使い”はしない予定です。