ラジオ聴取率調査がスタートします  ほとんど変動のない首都圏のラジオ聴取率。今回も大きな変動はないと予想しています。

2ヶ月に1度実施されている首都圏のラジオ聴取率調査。8月の調査が来週からスタートします。

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4月改編を経てもほとんど変化がなかった首都圏のラジオ聴取率

今年に入ってからの首都圏のラジオ聴取率の結果ですが、

 

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念のためグラフでも

 

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2月、4月、6月の調査を経て、ほとんど変化のない状態が続いています。

 
4月の改編があったうえでのこの結果ですから、番組によって視聴率が大きく変化するテレビほどには、ラジオのリスナーは敏感に反応していないことが分かります。

 
仕事や家事をしながら聞くというスタイルが一般的で、「特別耳障りでなければ、そこまで番組の内容には拘らない」という方も多いと思われますので、その点が、聴取率があまり変化しない理由の一つのように思います。

 
今回の聴取率調査は、全体としては大きな変化のない中で行われる聴取率調査。

 
その点を考慮すると、「前回の結果からほとんど変動はないのではないか」という予想に行き着きます。

 
このように、局別の聴取率については正直興味が持ちづらいですが、個別の番組では話は別です。 
各局とも普段とは違うテイストで、聴取率調査週間を迎えようとしています。

 

 

 

TBSラジオ  余裕で”厚切り”ブームに乗る

TBSラジオは14年の間、ずっと聴取率トップを走り続けているラジオ局。 
2位のラジオ局との間にもかなりの差があり、今のところ勝負になっていない状態です。

 
そんなTBSラジオですが、注目番組に触れる前に、この9月に終了する番組が発表されましたので、そちらから。 
24年間土曜の朝を彩ってきた「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」の終了が発表されました。

 

 

「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」が9月に終了

この番組は、メインパーソナリティの永六輔さんの存在感が凄く、「番組の全てを取り仕切っている」と言っても過言ではないほど、永さんを中心に回っていた番組でした。

 
他の出演者が間違った発言をしようものなら、間髪入れず厳しいチェックが入りますし、スタッフが用意した原稿に誤りがある場合にも、容赦なく追及され、その場で正しい内容を調べさせるという、

 
一昔前の、厳しさをウリにしている学習塾のような、ピリッとした緊張感のある番組でした。

 

 
「穏やかにまとめましょう」 
「バカなことをやるので笑って下さい」

 
といったラジオ番組によくあるテイストからは一線を画した番組で、明らかに異彩を放っていたのです。

 
ただ、そんな永さんも病を患われてからは、ラジオでしゃべることがつらい状態が続いていて、以前のようなバイタリティ溢れる放送が難しくなっていました。

 
そして、昨日、番組内でアナウンスがあり、この9月をもって24年半の歴史に幕を下ろすことが正式に発表されたのです。

 
現在も高聴取率をほこる人気番組であり、長くリスナーに愛されてきた番組なので、終わる寂しさもありますが、現在の永さんの状態を考えるとやむを得ないところもあり、番組の終了を決断したTBSラジオの皆さんにとっても苦渋の選択だったのではないでしょうか。

 
後を引き継ぐナイツさんも、すばらしいしゃべり手ですので、新しく始まる番組にも期待したいところです。

 

 

ジェーン・スー 相談は踊る

ここから、聴取率調査週間の注目番組を見ていきます。

 
今回注目したいのは、土曜19時から放送されている「ジェーン・スー 相談は踊る」です。

 

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(出典:TBSラジオ オフィシャルHP)

 
Twitterでの人生相談で絶大な支持を受けている、芸人の厚切りジェイソンさんをゲストに迎え、

 
メインパーソナリティのジェーン・スーさんとコンビを組んで、リスナーの悩みに応えて行きます。

 
現代の悩み相談界でトップを走る(そんな業界あるのか?)、「相談のプロ」2人による悩み相談。 
お二人の視点や回答にどんな違いがあるか、非常に興味がわきます。

 
なお、厚切りジェイソンさんはアメリカ出身ですが、ジェーン・スーさんは文京区出身。名前だけだと、どこ出身かよく分からない2人ですね。

 
ちなみに、厚切りジェイソンさんはTBSラジオの他の番組(「大沢悠里のゆうゆうワイド」)や、TOKYO FMの番組(「SATURDAY MUSIC LAB.」)にゲスト出演される予定で、今回の聴取率調査週間の売れっ子になっています。

 

 

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

TBSからもうひとつ、土曜の22時から放送されている、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」です。

 

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(出典:「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」オフィシャルHP)
 
日本のヒップホップ界を黎明期から牽引してきた、”ライムスター”のマイクロフォンNo.1こと宇多丸さん。

 
その才能の多彩さは広く知られるところで、音楽だけでなくラジオ、テレビと活躍の場をどんどん広げています。

 
なかでも、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」は宇多丸さんが音楽業界以外の方に知られる大きなきっかけになったラジオ番組。

 
鋭い視点としゃべりの上手さから、多くのリスナーからの支持を得て、の2007年4月から8年以上続いている番組です。

 
そんな「ウィークエンド・シャッフル」の企画は『この女に蹴られたい会議』。

 
女性たちから、どんな状況で、どんな蹴りをもらいたいのかを熱く語るのがその趣旨です。

 
私自身は全くそういった趣味はありませんが、はがき職人(ラジオ番組にネタを投稿するリスナーのこと)のみなさんは、こういった妄想系のネタが抜群に上手いので、盛り上がること間違いなし。

 
パーソナリティの宇多丸さんも得意とする分野であり、楽しみです。

 

 

 

文化放送 期待は老舗の2番組

文化放送は前回の調査で若干数字を落とした局です。 
これからの巻き返しが気になる所ですが、今回注目するのは聴取率でも実績のある2番組です。

 

 

大竹まこと ゴールデンラジオ

1つめは、文化放送の看板番組、平日13時から放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」です。

 

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(出典:「大竹まこと ゴールデンラジオ」オフィシャルHP)
 

 
局内ではダントツでNo1の聴取率をほこり、全局を合わせた番組別の聴取率でも唯一、TBSラジオの番組以外で安定してトップ10入りしていた、「ゴールデンラジオ」。

 
ただ、今年に入ってからは聴取率が停滞。 
ライバル番組のTBSラジオ「たまむすび」(平日13時から放送。「ゴールデンラジオ」の同時間帯です)の猛追を受けて、ついに前回の調査で逆転されてしまいました。

 
聴取率調査週間の企画としては従来のものをそのまま引き継ぐようで、新しいものはありませんが、注目すべきは8月で退任するパートナーがいること。

 
火曜日のパートナーを担当してきた眞鍋かをりさんが、この8月で降板して、9月からは新パートナーを迎えることになったのです。

 
3月に月曜パートナーの阿川佐和子さんが降板されたことが、ゴールデンラジオの聴取率停滞を招いたと考えられますので、新パートナーに大竹さんと面白い掛け合いのできるパートナーをアサインできれば、再度、聴取率の向上が見込めます(もちろん、パートナー選びがうまくいかなければ、逆の可能性も。それくらい今回のパートナー選びは重要です)。

 
9月以降の聴取率に変化が予想される番組ですので、現体制で最後になる今回の聴取率調査には注目です。

 

 

親父・情熱(パッション) 安定した人気を誇る土曜午後の定番

2つめは、土曜午後15時から放送されている、「親父・情熱(パッション)」。

 

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(出典:「親父・情熱(パッション)」オフィシャルHP)

 
番組別の聴取率でもトップ10に顔を出すこともある、文化放送の人気番組です。

 
聴取率調査に向けた特別なゲストやプレゼントはなし。 
いつものスタンスで番組作りをする姿勢には、好感が持てます。

 
「親父・情熱(パッション)」は、この2月にもトップ10入りを果たした実績がありますし、

 
昨年の8月の調査では、ゴールデンラジオ以外の文化放送の番組がトップ10に入っていたこともあって(その時は「吉田照美 飛べ!サルバドール」)、今年もそろそろそのような展開になる予感がありますので、

 
その枠に飛び込む可能性があるのが、「親父・情熱(パッション)」ではないかと考えています。

 

 

 

ニッポン放送  深夜で唯一奮闘するオールナイトニッポンで爆笑の予感

ニッポン放送からは1番組です。

 

 

ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン  イジリがいのある、あのパイセンが登場!

かつて深夜放送の王者として君臨してきた、オールナイトニッポンですが、現在はほとんどの曜日で、TBSラジオの「JUNK」の後塵を拝しており、厳しい戦いが続いています。

 
ですが、木曜日だけは別。

 
”JUNK”は人気芸人のおぎやはぎさんが担当する、「おぎやはぎのメガネびいき」を放送していますが、この時間だけはニッポン放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」にかないません。

 

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(出典:「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」オフィシャルHP)

 
一時期、「メガネびいき」が「オールナイトニッポン」を凌いだこともあったのですが、再度、「オールナイトニッポン」が逆転してからは、こちらが優位に立ち続けています。

 
今回の聴取率調査週間では、安田大サーカスの安田団長による天然ぶりの発掘により、天然エピソードの源泉として再ブレイクを果たした、森脇健児さんがゲストに登場。

 
かつて、アイドル時代にリリースしてしまった「真夏のファンタジー」を
ネタに、森脇さんに突っ込みを入れまくるという、「森脇健児・真夏のファンタジー歌謡祭」が開催されます。

 
企画段階で爆笑が確約されている、今回の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」。

 
「普段は、JUNK派」という方でもチェックしたくなる放送になりそうです。

 

 

 

TOKYOFM  夏恒例のあの夫婦の対談に注目

局別聴取率では0.6%&第5位で安定しているTOKYO FMからは、2番組です。

 

 

山下達郎のサンデー・ソングブック

夏のサンデー・ソングブックと言えば、恒例の「納涼夫婦放談」。

 

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(出典:「山下達郎のサンデー・ソングブック」オフィシャルHP)

 
「納涼夫婦放談」は、今週1回目が放送されましたが、聴取率調査週間にはその2回目が放送されることになっています。

 
達郎さんにとって、私生活でのパートナーでもある竹内まりやさんをゲストに招いて、夫婦ならではの話題を、熱くなりすぎずかといって、よそ行きにもなりすぎず、いつも通りのスタンスで語っていく様子がとても印象的な企画です。

 
もちろん、ミュージシャンであるお二人が揃うわけですから、貴重な音源がオンエアされるのも大きな魅力。

 
放送後にはプレイリストがされますが、それを見て「もったいないことした…」と後悔がないように、録音しながら聞くのも良いでしょう(今週は3つも”未発表音源”が並びました)。

 
スペシャルな雰囲気もありつつ穏やかに進んでいく「納涼夫婦放談」。 
聞いたことがない方にも、一度は聞いていただきたい放送です。

 

 

Skyrocket Company

もう一つは、平日夕方の人気番組、「Skyrocket Company」です。

 

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(出典:「Skyrocket Company」 オフィシャルサイト)

 
HP上ではなんとなくスペシャルな雰囲気を醸し出していますが、実際には特別なところは何もなく、いつも通りに、悩める30代の声を聞き、その背中を押すための放送を貫きます。

 
こう言った、「いつも通り」の姿勢でも十分に勝負できると断言できるほど、今のスカロケはリスナーに定着しています。

 
やはりこの番組の中心は、ゲストでもコーナーでもなく、数少ない本物のしゃべり手である”マンボウやしろ”さん。

 
このひとの優しくも熱い、真っ当なのにどこかおかしい、絶妙なバランスで放たれる言葉がリスナーに届くことこそが、スカロケの魅力を伝える一番の方法ですから、今回のような素の状態で放送するのは正しい判断と言えるでしょう。

 
普段着のままのスカロケを堪能していただきたいと思います。

 

 

 

J-WAVE  夏の終わりを感じる曲をライブで

TBSラジオに続く2位の座をキープし続けているJ-WAVEからは、1番組です。

 

 

SAUDE! SAUDADE…  

日曜17時から放送されている、SAUDE! SAUDADE…(サウージ・サウダージ)です。

 

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(出典:「SAUDE! SAUDADE…」 オフィシャルサイト)
 
この番組の特徴は、日本のラジオ局には珍しくブラジルを中心とする南米の音楽を中心に扱っていること。

 
普段あまり耳にすることの南米の曲が流れて来ると、何とも言えぬ郷愁を誘い、日本を離れて旅をしている気分に浸れます。

 
私には「日曜日が終わってしまう」寂しさが強く伝わってくるので、元気がないときに聞くことは避けているのですが、

 
それでも間違いなく心地よい音楽を流してくれる安心感もあるので、日曜夕方には選びたくなる番組のひとつです。

 
今回の聴取率調査週間での注目は、小野リサさんとジョイス・モレーノさんのライブ。

 
ブラジルで長年歌ってきた大ベテランのお二人。 
歌われているジャンルの幅も広いので、様々な音楽の魅力を存分に伝えてくれるはずです。

 
スタジオから生で演奏される予定ですので、その時にしか味わえない歌声と演奏が聞けるのが、本当に楽しみです。

 

 

 

まとめ

今回の聴取率調査では、あまり変動はないと予想されます。 
ただ、個別の番組については個性的な企画が用意されていますので、気になる番組はチェックしてみて下さい。
 

おまけ

今日は愛媛FCのゲームを味の素スタジアムで観戦。 
苦しい試合でしたが、キャプテンの西田剛選手が決めた1点を守り切って見事勝利を収めました。(ケガで思うように出場機会を得られなかった西田選手。久しぶりのスタートからの出場で得点するとは。素晴らしすぎる!) 
全員で団結して立ち向かおうとするチームの姿を見るのが、何よりも嬉しい。