正しく「諦める」ことで大きなロスを避けましょう

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ランの途中で転倒しました。大きなけがはなく膝を少しすりむいて出血したくらいです。以前なら体の痛み以上に「どうしてこんなことになったんだろう」「ちゃんと準備できてなかったんじゃないか」と後悔して、ショックを受けていたところです。ですが、今回はそうではありません。前向きに諦めることを選択できたからです。

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夜ランでつまずいて転倒

夏に入ってから日中の厳しい暑さと強い日差しを避けるためランの時間を夜にしています。昨日も仕事が終わり食事をして少し休憩した後の9時30分くらいに家を出て、いつものペースで走っていました。走り始めて20分が経過した頃、前方に交差点が見えたので信号を確認すると黄色から赤に変わったのが分かりました。徐々にスピードを落とそうと歩幅を狭くして足の蹴り上げを小さくしたその時です。前方に踏み出した右足が小さな路面のふくらみに引っかかって、上半身が前のめりになりバランスを崩してそのまま転倒してしまいました。
普通なら、動揺してもおかしくないところですが、私は「うまくいったな」と思いました。

転倒のキズを選んで大けがにしない

走っていると年に数回はどうしても転倒事故が起こります。事故ゼロに越したことはないですが、どれだけ準備をしていても避けられない場合もあるのです。
これまで何度か経験した転倒ですがその際に考えていたことがありました。それは、転倒する直前の状況で、転ばないように頑張りすぎると大きなけがにつながるということです。何かにつまずいて上半身が前のめりになると、転ぶのを避けるために頑張って足を前に出そうとします。その結果、ふくらはぎや太ももに過剰な負荷がかかって、想像以上に筋肉を強く痛めてしまうのです。

この頑張りすぎることによるケガをするのはあまりにももったいないことです。その日のランはおろか、場合によってはしばらくの期間走れなくなることもあります。このような事態を避けるために、1.「諦める」判断をすぐにくだす、2.受け身をとってしっかり転がる、ことを考えるようになりました。
その時から、転びそうになったときの体の動きや力の入り具合を思い出して、力を抜いて前方に受け身をとりながら転がる動き(柔道の前回り受け身の要領です)を走る前にイメージトレーニングするようになったのです。
今回はそのイメージトレーニングが奏功しつまずいた瞬間に体の力がうまく抜けてしっかりと受け身をとることができました。事前のトレーニングと「諦める」という判断によって、「走れなくなる」という大きな損失を避けることができたのです。このことは勉強や仕事にも当てはまります。

小さなロスを積極的に受け入れて、大きなロスにしない

大学受験や資格試験の勉強をしているとたまに難しい問題に出くわすことがあります。その問題をどう処理するかは合否に直結するポイントで、難しい問題は「諦める」という判断を早く下せること、最低限取れるところを拾うことが正しい選択です。一度は説明を受けてこの戦略のことはすべての受験生が分かっています。ですが、それを本番でできるかどうかは事前のトレーニングがものを言います。試験では必ずつまずく問題があると想定して、諦める判断と取れるところを探して拾うトレーニングを模擬試験などで実践している人は、致命的な失点を避けることで合格ラインに手が届きます。それができない人は難問に時間を費やし取れる問題まで落として実力を発揮できないまま試験を終えることになります。

仕事も同じです。自分が得意なもの、苦手なもの、早くできるもの、時間がかかるものを、事前に把握しておけば、苦手なもの、時間がかかるものを割り当てられても、早めに諦める判断をして手助けを頼むことができます。最悪なのはギリギリまで自分で頑張ってはみたものの仕事が終わらずに、自分の割り当てがボトルネックになってしまうこと。これも、事前のトレーニング(この場合は事前の準備ですね)と諦める判断によって致命的なロスを避けることができるのです。

まとめ

考え方には人それぞれ癖があります。一つのことにひたむきに頑張る方は「諦める」判断が苦手です。ご自身の考え方の癖を自覚して事前にイメージトレーニングしておくと、正しく「諦める」判断ができて大きな損失を避けられるようになります。
このように言っている私も、正しい判断がいつもできるわけではありません。仕事やランでおこりうる局面を想定して、イメージトレーニングしながら判断の精度を上げていきます。
<おまけ>
膝の擦り傷は何もつけないままほったらかしです。
それでもかさぶたができて、かなり回復してきました。
やっていることが小学生の夏休みと同じですね。

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