”ウリモノ”を見つけて磨き上げる 継続した投資で価値を上げることでビジネスの柱を強固にします

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会社では商品・製品・サービスを売って儲けを出しますが、何を売るかを決めるのが難しいところ。手を広げすぎず、自社が付加価値を提供しやすい分野に絞って”ウリモノ”を決めるのが得策です。

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会社は”強み”を持っているからこそスタートしています

新たに会社を始める場合も、すでに会社を営んでいる場合にも、自社が提供する商・製品、サービスを持っています。いきなりマーケティングをして売れそうなものを見つけて会社を興すことはなくて、自分に提供できる付加価値があって、それがビジネスとして成立すると見込んだ時に会社をスタートさせているのです。


自分のことで恐縮ですが、私が経営している会計事務所は、私の会計・税務の知識がベースになっています。そこから、監査、経理、税務の現場を通して得た経験によって、知識を現場で使える形に変換できるようになり、それを付加価値として認めていただけると判断したからこそ事務所をスタートさせることになったのです。


世界に名を馳せる大企業でもスタートは同じで、自分の中に付加価値があり、それを提供できる形を見つけて”ウリモノ”にしたことで会社が始まっています。


会社としてビジネスを営んでいると言うことは、必ずその会社に”強み”があってそれが付加価値を生み、”ウリモノ”となっているはずです。

”ウリモノ”も磨かなければ価値を失う

会社のスタートで見つけた”ウリモノ”ですが、いつまでもそれだけでビジネスが成立するわけではありません。


最初はライバルがいない状態でスタートしてマーケットの利益を独占していたとしても、次第にライバルが参入して利益を奪い合うことになり、次には効率化によるコストダウンで価格競争が始まります。さらに時が経つと、代替品が提供されるようになり、マーケット自体が縮小していくのが通常の流れです。


”ウリモノ”をそのままの形で提供し続けてると、提供するものは変わらなくても、マーケットにそれ以上の価値を提供する商品・製品・サービスが投入されて、相対的に提供できる付加価値は小さくなっていきます。


会計事務所の仕事でも記帳業務などはその典型で、紙で記録していた頃は、広い会計や簿記の知識がなければ正確な記録や帳簿作成ができなかったので、専門家として価値を提供できる余地が大きくありました。


ですが、会計ソフトが開発され入力が容易になると、会社の取引に該当する部分の知識を理解しておけば、特別な会計や簿記の知識がなくとも正しく記帳ができるようになります。


こうなると会社で記帳することが当然になり、会計事務所で提供する記帳に関する会計・税務の知識は変わらなくても、その価値は低下することになるのです。


このように、時の経過によて生じてしまう陳腐化による価値の低下を避けるためには、最初に見つけた”ウリモノ”を磨き続けるしか有りません。


商品・製品であれば、研究開発による投資で消費者のニーズに合うような商品の発掘や機能の改善。サービスであれば知識や経験への投資により知識のアップデート、サービス提供のスピードアップ、複数のサービスの組み合わせ、など新たな価値の提供の可能性を探り続けることです。

利益を出しやすい体質にするには、新たな”ウリモノ”に資源を集中する

それまでの”ウリモノ”について研究開発や知識や経験の投資を通じて、磨きを掛けて新しい機能や、新しいサービスを見つけ出した時は、従来提供してきた商品・製品・サービスを捨てることを考える必要があります。


今まで提供してきたものを捨ててしまうのは、売上を落とすことにつながるために、抵抗があるかもしれません。ですが、従来のものと新しいものの両方を提供し続けると言うことは、事業の規模をいたずらに拡大することになり、コストを余計に支払うことも意味しています。


それではいくら売上があっても利益は出にくくなってしまいます。”ウリモノ”にならなくなった商品・製品・サービスは付加価値が小さくなって利益がでないどころか、場合によってはマイナスになっていることすらあるからです。それらについては、素早く規模を縮小していき、会社にある「ひと・もの・かね」という資源を新たな”ウリモノ”に集中させることで、コストを抑えて利益の出やすい”ウリモノ”を全面に押し出すことにより、会社を利益の出やすい体質にすることが可能になります。

まとめ

会社には”強み”がありそれをベースにした”ウリモノ”があります。
それを生かしてビジネスを強くするためには”ウリモノ”を磨き続けることと、”ウリモノ”にならなくなったものを止めることがポイントになります。
<おまけ>
油断しているとあっと言う間に、私自身、陳腐化してしまいます。
今日の記事は、常に価値のあるサービスを提供できるように、自己研鑽を弛まぬよう、自戒を込めて書きました。

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