「限界を知っておくのも大事!」 気象データを確認してファンランの限界を知ろう

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いやー、毎日ホント暑いですね。これほど暑いと外に出るのも勇気が要りますが、こんな季節でも走りたくなってしまうのがファンランナーの困ったところ。せっかく楽しむために走るわけですから、ランで体調を崩すことがないように、”自分の限界”を知っておくことも大事です。

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今年の7、8月の気温は昨年ほどではない

今年の夏も日本各地から、厳しい暑さを裏付けるような気象情報を多く目にします。ハンパない暑さであることは間違いありませんが、実際にどれくらい暑いかというと、実は、昨年ほど暑いわけではなさそうです。

7月1日から8月11日までの平均気温と最高気温を、過去3年分比較してみると、

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(出典:気象庁HP のデータを加工)

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(出典:気象庁HP のデータを加工)

このように、7月の中旬以降は2015年、2014年の方が高い日が多くなっています。
なので、実際の感覚よりも今年は過ごしやすい夏になっているのです。

ただ、”過ごしやすい”と言っても、最高気温が30℃を超える真夏日が続いていますから、野外での活動は非常にキケンです。

「日中は屋外に出ないように」と言われても仕方がない気候ですが、それでも、「この暑さの中を走っておきたい」と思ってしまうのもファンランナーの性(この訳の分からない欲求は何なんだろう)。

今年も実際に走ってしまったのですが、色々気づくこともあり勉強になりました。

8月9日から11日の3日間、15時30分から16時30分の間に走る

真夏の日中にランを3日間続けてみました。
条件は次の通りです。

・日程:8月9日、10日、11日 

・時間:15時30分スタート

・走行時間:約50分

・距離:10km

・コース:台東区→千代田区→墨田区→台東区

「①走った結果」と、「②負荷をどの程度感じたか」の2点について検証します。
結果は次の通りになりました。

日程 走った結果 感じた負荷
8月9日 8.5kmでリタイヤ
(走行時間約40分)
スタート直後から息が上がって苦しい。
ペースを維持して完走を目指したが、時間がたつにつれて
体温がどんどん上がって息が苦しさが増し
最後はリタイヤしてしまった。完敗。
8月10日 10km完走
(走行時間約50分)
スタートから好調。後半に入っても苦しさはなく
いつものペースをキープして最後まで走れた。
8月11日 10km完走
(走行時間約55分)
少し疲労を感じていたので、スタートは抑えめ。
後半に入ると自然にいつものペースに戻ってきたので
最後までそのペースをキープ。
前半ゆっくりだったせいでタイムは良くないが、
3日間のうち最もラクに走り切れた

初日と2日目3日目でハッキリ明暗が分かれました。

8月9日は、最初から息が上がって、途中ペースを落としたり(途中でまた戻しましたが)、フォームを確認したりしながら丁寧に走ったのですが、時間が経てば経つほど息苦しくなって、結果リタイヤ。

厳しい結果となりました。

反対に2日目、3日目はいつも通りのペースで完走。
特に3日目は、疲労も残っているだろうと予想しながら走ったのですが、何の影響もなく、むしろ最もラクに走れました。

3日間同じ時間に、同じコースを走ってもここまで違うかと、驚きました。

確かに、気象条件は微妙に違っていて、自分の感覚で言うと、日差しの違いが、ランに影響を与えているように感じていました。

ところが、実際にデータを調べてみるとそうではありませんでした。

客観的なデータを使って限界を知る

次のデータは、8月9日から8月11日までの気象データです。
結論から言うと、ランに影響したと感じていた日差し(日照時間)と風は、全然関係ありませんでした。


スクリーンショット 2016 08 12 12 27 30

日差しは、9日と11日でほぼ同じ、そして、風は最も苦しいと感じた9日が最も強く吹いていたというオチが。

データで、ハッキリ分かるのは気温こそがランに最も大きく影響を与えていることでした。

しかも、31℃台までならOKで、それを越えるようになると苦しくなるという基準も、このデータから把握することができました。

自分の感覚は全くアテになりませんが、このように客観的なデータによって限界を把握しておくことで、ランによって体調を崩すことを防ぐことができます。

気象データと照らし合わせて自分の限界を知っておこう

ファンランは”楽しむ”ことが最も大事なことです。
「楽しいかどうか」というのは、”感覚”なので、ファンランは「自分の感覚を大事にするランのスタイル」ということになります。

ですが、一方で、安全面に注意を払うことも重要なことです。

そのためには、”走っている時の感覚”と”気象データ””を照らし合わせることで、どのような気象条件のときにランに影響が出るかを把握し、限界を知っておくことが大いに役に立ちます。

もし、ランに出かけて「今日は苦しいな」と感じることがあったら、その日の気象データを確かめてみましょう。

快適に、また、安全に、ランを楽しむための基準として役立て来ることができます。

まとめ

ファンランを安全に楽しむには、自分の感覚と気象データを照らし合わせて、気象条件による限界を知っておくことが大事です。

おまけ

実験のために日中走りましたが、真夏のランは夜がオススメ。
安全面には十分注意が必要ですが、身体への負荷は小さくなるので。

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