監査法人を退職した公認会計士の友達と会ってきたよ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

古巣の監査法人で一緒に働いていた同僚と会ってきました。現在は、みな別々のスタンスで仕事をしているので、たまに会うと面白いですね。

スポンサーリンク
自動サイズレスボンシブ

監査法人にいる会計士のイメージ

先日、以前私が勤めていた監査法人の同僚と会食する機会がありました。
出席したメンバーは、

・事業会社の経理部所属

・独立して人材育成の会社を経営

・独立して会計士&税理士事務所を経営

・私

の4人でした。

IMG 7351

実際に監査法人に入ってよく分かったのですが、監査法人で働いてる人って”ちゃんとした人”が多いんです。

・勤労意欲が高い

・向上心が強い

・責任感が強い

・真面目

・几帳面

など。

確かに個性の強い人やアクの強い人も多いのですが、それは表向きだけで、仕事に関して言えばどの人も間違いなくこのような性質を持っていました。

毎年毎年変更される会計基準や、新たに適用される法律を吸収して、現場ではクライアントと協力(時には対立)しながら、厳格に期日の決まっているスケジュールの中で仕事を仕上げ、さらに同期との厳しい競争に常にさらされる(ここはどの会社でも同じだと思いますが)、という環境をそこそこ楽しめなければいけないので、”ちゃんとしている”人でないとなかなか務まりません。

今回顔を合わせた3人も例外ではなく、傍らからではありますが仕事ぶりを見ていると、「会計士っぽいなぁ」と思わせてくれる人達でした。

監査法人向きじゃない人もかなりいるような…

今回集まったのは、監査法人時代の思い出話をするのが目的ではなく、「今どうしてる?」という、辞めてからのことが話の中心でした。

で、色々話をする中で分かったのが、(一緒に仕事をしていた頃は分からなかったのですが)「監査法人にも監査の仕事には向かない人がかなりいたんじゃないか」ということ。

と言うのも、今の仕事への考え方を聞いたときに、3人が3人とも

「基本、人のこと信じて仕事するよね」

「クライアントの役に立てるのが嬉しい」

って話していたんですよね。

少し分かりづらいですが、監査は「会社の決算書が正しいかどうか」をチェックする仕事なので、会社のことを疑うという姿勢で仕事をしなければいけませんし、それが義務として求められてもいます(これは監査のルールでも決まっています)。なので、端から相手のことを信じようという人には向いていません

また、監査は「依頼された会社にいる人達のため」にやるものではありません
メインは”株主”のためにする仕事です。

つまり、直接顔を合わせて監査に協力してもらっている”会社で働いている人達”の役には立たないんです。むしろ、監査に対応してもらうことで仕事が増えて、日常の業務に負荷をかけてしまう困った存在であったりもします。

なので、クライアントの会社と会計士って対立することも多いですし、少なくとも「クライアントの役に立っている」と感じることはほとんどありません

なので、「人のことを信じて仕事する」「クライアントの役に立ちたい」と言っているのを聞いて、思わず「監査、全然向いてなかったんじゃない?」と言ってしまいました。

もちろん、辞めてから考えが変わったのかもしれないのでなんとも言えませんが、本人達は苦笑いしつつも「そうだね」と認めてましたよ。

「何やってもOK」も会計士の魅力かも

実際、この3人は、監査を中心に仕事をしている人はいません。
先述の通り、経理、人材育成、税務、と、はっきり言ってバラバラの仕事をしています。

また、「監査の仕事が今の仕事の役に立っているか?」と問われると、かなり微妙です。
監査のスキルはそれほど応用の利くものでもないので、「役に立っている」と言えるとすれば、監査の仕事を続けている場合だけに限られるでしょう。

ただ、監査にこだわらず何の仕事でもできるというのは、会計士の良いところかなとも思っています。

会計や監査はビジネスとは切り離すことのできない、共通の仕組みなので、間接的にはどんな仕事をするにしても役立つことは間違いありません。

また、監査法人にいると、どんな所でビジネスが生まれ、どの部分で儲けを出しているか、といった”ビジネスの仕組み”を間近で見ることができるので、ビジネスとの距離がとても近くなります。

その経験は、「次に何の仕事をするか」を考える時に、それまでのキャリアと類似した仕事だけでなく、もっと幅広く選択肢を持つことにつながるように思います(転職でも業界や仕事の選択肢が増えたり、転職だけでなく起業なども考えやすいということですね)。

監査でスタートしたキャリアも、その先に広がる未来は様々で、
一緒に仕事をした仲間達も、全然違う世界で仕事をしています。

このように多様なキャリアを歩んでいる友人達と会って話ができるのは、刺激的で、楽しい時間でした。

まとめ

会計士は監査でキャリアを始める人が多いですが、その後は様々です。
どんな仕事にもあまりこだわりなく入っていけるのも、会計士の良いところかなと思っています。

おまけ

会食の帰りに東京体育館の「good morning cafe」に寄りました。
気持ちよかった。

スポンサーリンク
自動サイズレスボンシブ
自動サイズレスボンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする