挫折を乗り越えるために考えてきたこと

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私は今までに三度大きな挫折をしています。一つ目は大学受験の失敗、二つ目は大学院在学中に体調を崩したこと、三つ目は会社員時代にストレスで会社に行けなくなったこと、です。上手く乗り越えてきたとは言いがたいですが、それでも三度もあれば見えてくることもあります。「挫折を乗り越えるために考えてきたこと」です。

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挫折の原因は心の弱さ

大学受験については高校入学の時から意識していたことなので、失敗したときは本当に辛かったです。不合格を知ったときには街がゆがんで見えましたし、自分が無価値になったように感じて、悔しくて情けなくて、隠れて泣いてましたね。

勉強は不合格を知ったその日から再開していました。周りから見れば悔しさをバネに必死で取り組んでいるように見えたかもしれませんが、よくよく考えてみれば挫折感や羞恥心、将来への不安から逃れるための一種の現実逃避に過ぎませんでした。事実の分析や未来に向けた戦略を描くことに思いが至らない、冷静さを欠いたやり方です。

チャレンジには失敗がつきものなのに、たった一度しくじっただけで自分の存在価値がなくなったように思い、過剰な挫折感を味わってしまう。混乱に陥って目の前の事実にすら目を向けられず、ひたすら自分を責めることで安心を得ようとしてしまう。

失敗に対してこのような気持ちになってしまう原因は、不完全を受け入れることのできない心の弱さにあったと考えています。自分が欠けるところのない完全な人間であってほしいと自分に期待して、そうでなければ自分を否定してしまうような、冷酷で利己的な気持ちを持っている。その結果、期待を裏切った過去の自分を切り捨てることで新しい自分になったと思い込みたかったのでしょう。

ですが、この冷酷で利己的な態度は結局、混乱と短絡的な考えを招いただけで、経験を糧にするというしたたかさや強さを身につけるには至らなかったというのは、自分を利するどころか経験という財産を手放したという意味で皮肉と言うほかありません。こんな状態のままではそれまでの自分を超えることなど望むべくもないでしょう。

失敗に直面したときは、まず、過度に落胆したり挫折を感じたり自分を責めたりしないことから始めるべきです。人間が本質的に不完全であることを心の片隅にでも留めておけばそれほど難しいことはないと思います。

それでも自分に残されているものを見つける

大学受験の失敗からのリスタートを無我夢中でやってしまったわけですが、それで何かを掴めていたかというと、そうではありませんでした。いくらやっても心の中は自信のなさと将来への不安が渦巻いていますから、砂漠に水をまいているような焦燥感に駆られていて「何もやらないと不安が大きくなる」という気持ちで突き進んでいたんだと思います。
この状態は絶対良くないです。精神的にきついですし、自信を持っていないとやったことが成果として現れにくいからです。

ここでやるべきだったのは、自分の中にあるものを見つけておくこと。
失敗して自信を失った後は自分の価値を見失ってしまいます。実像以上に自分のことを低く見積もってますます自信をなくし不安を大きくしてしまうのです。そうならないためには、そんなボロボロになってしまった自分にも、残されているものがちゃんとあることを確認することです。そうすれば、次に戦うための武器が十分にあることに気づきます。それが分かれば自信の回復に繋がりますし、落ち着いて取り組めますから成果も上がりやすくなります。

当時の私も失敗によって自信や自尊心は失っていましたが、それでも自分の中に残っているものはあったのです。

・培ってきた学力
・サポートしてくれる家族
・翌年の受験のチャンス
・それまでに残してきた成績

今振り返ると、次の挑戦に向けて必要なものは十二分に揃っていますね。不安を感じる方が贅沢と思えるほどです。それでも当時は不安しかなかったのですから、いかに知っておくことが(自覚しておくことが)重要かということです。

反撃ののろしは自分にあるものを確認するところから。
自信を取り戻し、地に足をつけて未来へ向かいます。

人は成長することを知る

自信を取り戻して目標を見定めて歩みを再開しても、その途中で自信が揺らぐこともあります。それは同じ所で足踏みをしているとき、受験なら成績が上がらないときです。
一度失敗しているのですから、自信を失うのも簡単です。「才能がなかったのか」「他の人も同じように頑張ってるなら、自分がいくらやっても順番は変わらないんじゃないのか」「自分には向いてなかったのかも」言い訳も簡単に思いつきます。

人との競争ですから成績がたやすく上がるわけではありません。それでも、やった分だけ伸びていることもまた事実なのです。これを認めてあげないのは可哀想です。問題なのは自分の評価を他人との競争の中だけで決めてしまうのは大雑把すぎるということなのです。
自分を評価する基準は過去の自分にしましょう。以前の自分に少しでも勝っていたらOKを出してください。慰めではなくてそれこそが成長なのですから自信を持つべき成果と言えます。

私も浪人時代に英語の成績が停滞していたとき、その壁を突き破るきっかけになったのは、授業で当てられた和訳を完答できたという小さな出来事でした。間違えたら怒鳴りつけられる厳しい先生だったので、和訳が終わった瞬間に”そうっ!”という大きな声とともにニッコリと笑みを見せてくれたのが本当に嬉しかった。それが大きな自信になって後の成績の上昇に繋がったのです。
起こったことは授業中の些細な出来事ですが、そこで実感した成長こそが自信となり他者との競争にも勝ち抜く源になったのです。

小さな成長が重なって大きな成果が現れます。小さな成長も自分の自信と喜びにして前に進むようにしましょう。

仲間

同じ志を持った仲間は掛け替えのない存在です。
自分の力を思わぬレベルへ導いてくれます。競争相手というのは好きではありません。同じ目標をもった助け合うべき仲間です。
馴れ合いではなくそれができるのは、お互いに自分が頑張ることは当然だと考えている人たちが集まるからです。

私は最初自分の人生は自分の力だけで切り開くしかないと思い込み、よく言えばストイック、現実には頑なな姿勢で人を寄せ付けないところがありました。ところが、成績が上向いてきた頃から私に興味を持ってくれる人が現れ、お互いの夢や考えを話すようになりそこから同じ目標を持った仲間として、皆で努力するようになったのです。
その時の心強さは何とも言えないものがありました。当時のことを振り返るとよくあのときの自分に声をかけてくれたなと感心しますが、類は友を呼ぶと言うのでしょうか、一本気で個性的な仲間達とともに力強く未来へ向かって進むことができました。受験勉強という直接の目的もそうですが、それ以上に助け合い励まし合う仲間が自分にも作れること、その存在の大切さを教えてくれたことに感謝しています。

まとめ

挫折はつらいものです。それでも人生は続いていきます。
どうせ前に進むのなら、反撃ののろしを上げて過去の自分を乗り越えてしまいましょう。
<おまけ>
長渕剛さん、来年富士山でオールナイトライブやるみたいですね。
すごいです。

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