知識・スキルへの投資とリターン お金よりもタイミングを大切に

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監査法人に在籍していた頃、先輩から「身銭を切らなければ知識も身につかない」と言われたことがあります。以前は法人から支給されていた書籍を職員が自費で購入するようになったことが話題に上ったときに出てきた言葉でした。当時は「確かにその通りかも」と思いましたが、今は少し違います。

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お金を払うことでモチベーションが高まる

会計の世界では制度の改正や会計基準の変更などが頻繁に行われる関係から、知識のアップグレードが常に求められます。それに対応するために書籍を購入したりセミナーへ参加するので相応の支出をしていますが、書籍については中古を含めて毎月20,000円以上、セミナーを含めると30,000円から50,000円です。事務所の売り上げからすると決して小さくはない金額が毎月積み上がっていくわけですから、月次決算の度に気持ちを引き締めています。正確に金額で把握することによってモチベーションが高まることは間違いありません。

ですが、書籍やセミナーからどれだけ知識やスキルが吸収できたかというとまちまち。お金を多く払ったからと言って多くを得られる訳ではありませんし、無料のブログからであってもたくさんの知識や教訓を得た経験があるのは皆さんとも共通するところでしょう。「身銭を切る」ことでモチベーションは上がりますが、それは一時的なもの限定的なものにとどまるように感じます。むしろ重要なのは、その知識・スキルを身につけたいという気持ちの強さです。

「その知識・スキルを身につけたい」と思ったタイミングで習うのがリターンを大きくするコツ

仕事を続けていると今の自分にはこの知識が欠けている、このスキルが必要だと感じる場面が必ず出てきます。同じことを身につけようとするのでも必要に迫られて「絶対に身につけてやる!」と思って始めるのと、「できるならやってみたい」というのとでは集中力に差が出るのは想像に難くありません。

ただ、やっかいなことに「絶対に身につけてやる」という思いはずっと続くわけではなく、時間とともにしぼんで行きます。海外旅行から帰ってきた時は「英語だ、英会話しかない」と意気込んでいたのに、1週間後には「Excelかなぁ」と思い始めたことが1度や2度はあるはずです。

この「絶対に身につけてやる」という思いを生かすには、その瞬間に始めること。これができれば、高い集中力が発揮できるのと問題意識(何を必要としているのか)が明確なので教えられたことを効率よく吸収できるからです。
そこで必要になるのがお金。できるだけ早く、自分が身につけたい知識・スキルを与えてくれる書籍・セミナーを求める時、その機会を確実に手に入れるためにはお金の力を借りるのが最も効果的なのです。

時間をかければ自分に必要な知識が図書館の本やネット上のコンテンツを通してみつけられるかもしれませんが、自分に必要なタイミングで出会えるかどうかは分かりません。
ですが、お金をつかうことができれば該当する書籍やセミナー、個人レッスンなど、確実にその機会が得られます。その上、高まった欲求を満たすように教えてもらえますから満足度が高く学習スピードも自然に上がっていくのです。

お金を払うことによるモチベーションアップは限定的ですが、自分が必要とするタイミングで始められる、知的な欲求を満たすように学習できるという意味で、お金を払う(投資する)ことの意義は大いにあると言えるでしょう。

まとめ

重要なのは”お金を払うこと”ではなく、欲求が高まっている間に教えてもらうこと。それを可能にするのがお金です。「これを身につけたい」という気持ちこそが知識・スキルの習得達成への重要な要因になりますので、気持ちが冷めないうちに始めるための投資をしましょう。
もちろん、ご自身に合うセミナーやコンサルティングを選ぶことも非常に重要です。お金を払う際にはそこもしっかり見極めて下さい。話が長くなりますのでこの話題については別の機会にでも。
<おまけ>
ブログ上の画像を管理している画面が壊れてしまいました。
復旧を急いでいますが少し時間がかかるかもしれません。私にもブログ運営への投資のタイミングが来たようです。

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