「がけっぷち」 愛媛FC、J1昇格プレーオフ圏内へのチャレンジは苦しい状況に

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数少ない全国の愛媛FCファンのみなさん、こんにちは(ホーム入場者数22クラブ中21位!まずいぞ、これは…)。「このまま一気にJ1昇格プレーオフ圏内じゃー」と意気込んでいた夏から一転、愛媛FCは苦しい苦しい秋を迎えています。現在も(ギリギリ)J1昇格プレーオフ圏内争いに踏みとどまっている愛媛FC、これからどうなってしまうのか!!

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愛媛FCは今、こんな感じで苦しんでます(泣)

愛媛FCの成績を確認してみましょう。

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(出典:jleague.jp   1位、2位が「自動昇格」 3位から6位が「J1昇格プレーオフ」)


「愛媛FC、結構頑張ってるな〜」と思ってくれたあなた。 
すみません、大事なことを書き忘れてました。

スクリーンショット 2015 10 24 11 42 24
(出典:jleague.jp  8月23日時点のリーグテーブル)


そう、これは2ヶ月前のリーグテーブルでした。 
「良かったねぇ、あの頃は…」とか思い出に浸っているわけではなく、比較のためです比較の…(焦)。


で、今はどうなっているかというと、

スクリーンショット 2015 10 24 11 43 26
(第37節終了時点のリーグテーブル)


随分変わりましたね。 
1位、2位は同じですが勝ち点差がかなり詰まっていますし、3位には福岡が入ってきました。


しかも、福岡は2位磐田との勝ち点差が2。 
自動昇格圏(1位or2位)も十分に狙えるところまで上がってきました(現在も好調をキープ!!)。


そして、J1昇格プレーオフ圏内(3位から6位)の争いはV・ファーレン長崎とジェフユナイテッド千葉が順位を上げてプレーオフ圏内に入り、東京ヴェルディと愛媛FCはズルズルと順位を下げて圏外へ(泣)。


勝ち点差は大きくないとは言え、ジワリとその差も開いていて、残り試合数も5。 
さらに、得失点差がマイナス(得点37 失点38)であることを考えると、愛媛FCにとっては”ココ”が昇格プレーオフ圏内争いに留まれるかどうかのギリギリのラインでしょう。


で、8月23日までは6位につけていた愛媛FCに、この2ヶ月の間で何があったのかですが、次のデータを見て下さい。


スクリーンショット 2015 10 24 12 48 21

上が8月23日までの7ゲーム、下が直近の7ゲーム(10月18日の第37節までの7ゲーム)の戦績です。


うーん、かなり勝ち点に違いがありますね。 
得失点でも得点が減り、失点が増えています。


この中で、注目しておきたいのがアウェイ(相手のホームでの試合)での戦績。 
この期間のアウェイのみの戦績を見てみると、

スクリーンショット 2015 10 24 13 01 30


見事に勝ちと負けがひっくり返っています。夏と秋の勝ち点差の違いは「アウェイでの勝ち点の違いに集約される」と言えそうです。


ただ、愛媛FCはもともとアウェイでの成績が悪いクラブで、今年もその流れを止めることはできていません。


スクリーンショット 2015 10 24 13 42 10

なので、例年通りと言えば例年通りなのですが、 
それでも、本気でプレーオフ圏内を目指すなら、ここを何とかしないと苦しいと言うことですね。


残り5試合でここを何とかできるかが、大きなポイントです。

愛媛FCの昇格プレーオフ圏内争いはどうなる?

では、現在8位の愛媛FCが昇格プレーオフ圏内に入れるかどうかですが、過去のデータから考えると、残念ながら極めて難しいと言わざるを得ません。


まず、昇格プレーオフ圏内に入るためには6位の成績を残さなければいけませんが、昇格プレーオフが始まって以降の6位のクラブの成績を見てみると、

スクリーンショット 2015 10 24 14 03 58


少しずつ6位のクラブの勝ち点は下がってきています。 
今年も第37節終了時点での6位前後のクラブの勝ち点は伸びていないので、昨年と同程度の勝ち点64あたりがボーダーになりそうです。


現在の愛媛FCの勝ち点が53ですから、残り5試合で勝ち点を11積み上げなければいけません。


そして、その対戦相手は、

スクリーンショット 2015 10 24 14 13 44


ホームが3試合アウェイが2試合で、ホームの方が1試合多いのはありがたいですが、勝ち点を11積み上げるとなると、ホームで3勝だけでも足りず、アウェイで引き分けに持ち込むことも必要になります。


とは言え、ホーム3勝も、アウェイ2分けも今の愛媛FCには至難の業。 
可能性としては相当低いです。


なので、情けないですが昇格プレーオフ圏内を争う他のクラブも、あまり勝ち点を伸ばすことができずに、6位のクラブの勝ち点が少なくなることを祈るしかありません。


さらに苦しいデータが。 
昇格プレーオフが始まった2012年以降の、「第37節時点の順位」と「最終順位」とを比較してみると、


第37節時点プレイオフ圏内に入っていなくて、最終的にプレーオフ圏内に入ったクラブ1つもない


ことが分かりました。 
つまり、第37節時点でプレーオフ圏内にいるクラブがそのままプレーオフに進むということです。


勝ち点でも順位でも、今の愛媛FCがプレーオフに進む可能性は極めて低いと言うのが、過去のデータによって分かったことです。


でも…、どうでもいいんだよ、そんなこたぁ(笑)。

「可能性がある」ことの喜び

愛媛FCは小さな小さな地方のクラブです。


入場者数は22クラブ中21位、人件費予算は22クラブ中19位。 
この数字を見れば、「人気もクラブの規模もJ2の中で最低レベル」と言って間違いないでしょう(異論は無いはず)。


そんな非力な愛媛FCが、人気も実力も数段違うクラブを相手にリーグ戦の終盤までJ1昇格をかけた争いをしている。 
この事実こそが、壮大な物語であり、見る者を惹きつける大きな理由です。


アグレッシブな動きと見事なコンビネーションでゴールを陥れるアタッカー。


中盤を縦横無尽に走り回り、ピンチをチャンスに変えてくれるミッドフィルダー。


激しく上下動を繰り返しながら、攻撃のキーマンにもなる両ウイングバック。


身長では劣るものの激しい闘志と果敢なプレイでゴール前を守るセンターバック。


ピンチを幾度となく救い、いくつもの勝ち点を引き寄せてくれた頼れるゴールキーパー。


そして、いくつもの負けを重ねてきた愛媛FCの選手達に「勝つ喜び」を教えた監督。


データはどうあれ、可能性を感じながらゲームを見ることができるのは、ファンにとっても嬉しい限り。


今年もあと5試合ですから、勝っても負けても存分に楽しまなければと思っています。


(とかいって、結構、期待してるけどな!!(笑))

まとめ

愛媛FCのプレーオフ圏内への戦いは、極めて厳しい状況です。 
それでも、小さなクラブがJ1昇格の可能性を残しながら戦っているのを見るのは、嬉しいことに違いありません。

おまけ

愛媛FCのアウェイの弱さも、やはりお金が大きく影響していると思います。 
移動、宿泊、アウェイでの練習場、など環境面が大きく関わりますから、クラブの規模を大きくして予算を増やすしかないかもしれません。 

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