銀行口座を少なくしましょう 資金の流れがつかみやすく、資金繰り不安解消の1歩になります

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ビジネスをはじめると、お金の出入りを管理するために銀行口座を開設することになります。支払い、入金、取引先からの依頼など、知らず知らずのうちに口座が増え、ほとんど資金が動かない口座まで継続していることもよくあります。お金の流れを見やすくするために口座はできるだけ少なくしましょう。

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資金繰りへの影響

資金繰りのお手伝いをさせていただくときに、最初にやるのが現状のお金の流れを見ること。具体的には、月次の決算書、銀行の入出金明細から、入金、出金を確認して残高をおさえます。


最初に行う現状確認の段階で、複数口座があると、お金の流れをつかむのに時間がかかります。
「ある取引先とはこの口座」、「別の取引先とは別の口座」、「入金はこの口座で出金はこの口座」、「通常は使わないけどスポットの取引はこの口座」など、取引の性質ごとにわけるなど様々な事情がありますが、口座が増えてしまうと月初と月末の残高を正確におさえ、主要な取引を確認するのに手間がかかるのです。


もちろん、この点は私が時間をかけて確認すれば問題はないこと。ですが、この「手間がかかる」と言う事実はクライアントにとっても不利益をもたらしています。
それは、手間がかかる分だけ資金の流れがみえづらくなっているということです。


個別の取引についてはよく理解できていても会社全体の資金の流れを把握するのは、なかなか難しいことです。会社の規模が大きくなり取引量が増えるほど難しくなります。
技術的にも、複数の口座を管理するのと1つの口座を管理するのでは注意を向ける範囲が異なりますので、手間と労力がかかります。


さらに、「手間がかかる」ということは、「時間がかかる」と言うことになります。
資金の流れをおさえるのに「時間がかかる」ということは「資金の流れが見えていない時間が長くなる」と言うことです。
この「見えていない時間」が大きな問題で、見えない事実が不安の原因になっているからです。


資金繰りの問題は突き詰めていくと、「資金の流れが見えないことに対する不安」に行き着きます。
口座を少なくすることは、資金の流れが集約され手間を掛けずに現状を把握できるようにすることに、つながりますから、「見えない」ことによる資金繰りの不安を解消する手段になるのです。


口座はできるだけ少なくして、不要なものは解約するのがいいでしょう。

解約方法

解約は簡単です。全ての銀行について確認したわけではありませんが、概ね次の4点を持って手続をすれば即日解約ができます。
普通口座であれば口座を作った支店以外でも可能ですので、近くの店舗で手続きできます。


①通帳
②届出印
③キャッシュカード(キャッシュカードを発行されている場合)
④本人確認資料(運転免許証・各種健康保険証など)

以上の4点です。


銀行口座を解約すると、銀行との取引で影響が出ることを心配されるかもしれません。ですが、長く口座を持っているからと言って、融資や借入条件等の判断に影響が出るわけではありません。
融資の可否は銀行の審査部で行っていて、会社の財務状況や取引先の状況、将来の経営計画などを見て判断します。長期間口座を持つことが考慮されることはほとんどありませんので、あまり気にする必要はありません。
銀行との取引を考えるなら、会社のビジネスの都合を優先して強い財務体質、高い収益性を実現することが最優先です。

不正の温床にも

ここまでは資金繰りの面から銀行口座を少なくする理由を見てきましたが、それ以外にも不正防止の意味があります。


会社が普段使っていない口座を使って、担当者レベルで会社名義の取引を行い、バックリベートなどを着服するなど。
可能性としては高くありませんが、想定していないような使い方で不正に利用されることもあります。
口座を持つことは悪用によるリスクもあることを知っておきましょう。

まとめ

銀行口座は少なくしておきましょう。資金の流れが見えやすくなり、資金繰り不安解消の手段になります。
<おまけ>
リーグ戦が終了したJ2では、来期に向けての編成が活発になりはじめました。私が応援するファジアーノ岡山、愛媛FCともに新監督が決まり、早々に始動できるのは嬉しいことです。
次は、監督のリクエストする選手をどれだけ集められるかがポイントになります。フロントのみなさん頑張って下さい!

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