移籍の理由

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サッカーの世界で6,7月はオフであると同時に、選手の移籍が解禁される時期でもあります。私も現在は自分で会計事務所を運営していますが、ここに至るまでに何度が移籍を経験しています。その時のことを振り返ります。

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初めての移籍はクラブの移籍

引っ越しで住む場所が変わったり、新しい学校に転校したり様々な形で移籍を経験しましたが、自分の意思で決めた初めての移籍は、小学5年生の時にブラスバンド部からバスケ部へクラブを移った時です。当時はクラブ間の移籍はタブーで、最初に入ったクラブを続けるか、やめたらどこにも所属しないかというのがほとんどでした。なので私のケースは珍しくやめた後はちょっと世間の風が冷たかった気がします。

ブラスバンドではトロンボーンを担当し、同じ楽器の先輩1人と、ユーフォニアム担当の2人の先輩と一緒に楽しく活動していました。ブラスバンドでは夏のコンクールが最大の目標でそれが活動の中心に位置づけられています。部では、夏に入る前に選曲が行われパートの割り当て、練習計画などがミーティングで決められるのですが、これが大変なのです、というか私には合いませんでした。どの楽器が主旋律を担当するか、さらにソロパートがあれば誰が担当するかで、激しい争いが展開されるのです。

ライバルのパート同士はおかしな空気になりますし、敵愾心むき出しで演奏するので全く良い演奏になりません。もちろん、すべての楽器が主旋律を弾けるわけではないので競争は仕方ないのですが、仲間に敬意を払ったり切磋琢磨するという感覚が無く、仲間との関わり方に大きな問題がありました。特に演奏でのライバル関係をそのまま人間関係に持ち込んでしまう幼稚さが耐えられなかったのです。

無意味なパート間の争いと、それを人間関係に持ち込んでしまうウエットな土壌に嫌気がさしたことから移籍を決意。コンクール終了後に純粋に勝つことを求めてバスケ部へ移りました。

大学時代の移籍

大学時代にも移籍を経験しています。
完全な成り行きだったのですが、学内でも大きな文化系サークルに所属していました。最初は何をするかもよく分からなかったのですが、そこは学園祭でいくつかのイベントを担当する老舗のサークルで、就活の履歴書に書く実績を作るために活動するような”意識の高い人”が多くいるような所でした。

活動のメインである学園祭のイベントを担当するために部員はチームに分かれて力を尽くします。ちょうど夏頃から準備が始まるのですが、それまで和気あいあいと楽しく活動していたところから一転。私もあるチームに所属していましたが、猛烈な勢いと欲をむき出しにして動き回っている仲間を見たときに相当な違和感を持ちました。一つのことに夢中になるのは良いことだと思うのですがその一方で他者を出し抜こうとする利己的な姿勢と、自分たちの企画に支持者を得ようと過剰にへりくだる姿勢のギャップに驚くとともに怖さを感じたものでした。

結局、最初に所属していたチームからは離脱。同じようについて行けなくなった別の仲間とチームを立ち上げ学園祭に臨むことになりました。最終的には準備不足と力不足がたたり、イベント実現には至りませんでしたが、チームで団結して力を合わせて取り組むことができたので、納得のいく活動になりました。

仕事での移籍

現在は自分の会計事務所を運営していますが、その前は監査法人と一般事業会社に所属していました。監査法人では主に国内企業の監査を中心に担当し、たくさんの素晴らしい仲間にも恵まれ本当に貴重な経験を得られました。心から感謝しています。

今でも大切な存在であるかつての所属先の監査法人ですが、私が在籍しているころは非常に厳しい時代でした。長く続く不況のあおりで1件当たりの監査報酬が減少し、報酬の支払いを抑えるためにより支払いの少ない法人へと切り替えるクライアントが続出。大手の法人といえども厳しい経営を強いられていました。その頃に法人では大きな変革があり、仕事量の減少、昇進制度の厳格化、給与の削減、等、それまで普通に実現できていたキャリアが、ごく限られた職員しか実現できないような非常に厳しい状況になってしまったのです。
そのままキャリアを続けることが必ずしもプロフェッショナルとしてのスキルアップにはつながらず、むしろ、仕事量との関係からそれを錆び付かせてしまう事も考えられ、とどまることがリスクになりかねない事態になっていました。

「ゆくゆくは自分の事務所ができればいい」などとぼんやり将来を想像して、「今はもう少し監査の経験を積んでおこう」などと暢気に考えていたのですが、その状況に直面したとき、一日でも早く自分の名前で仕事ができるように実力をつけることが重要だと本気で思いました。そこで、将来、経理業務の支援を業務の一つにしたいと考えたことから、一般事業会社での経理を経験しておきたいと思い移籍を決意したのでした。

まとめ

振り返ると、チームで活動するなら団結してチーム全体の利益になるように動けること、人間関係では他者への敬意や思いやりを感じられること、仕事面では自分の裁量で仕事ができるようにプロとしてのスキルを磨けること、などを求めて移籍を決意していました。
みなさんも移籍の理由を振り返ると、ご自身の価値観が分かってこれからの決断に役立つかもしれませんよ。
<おまけ>
昨日、表参道に買い物に行ったら、KuKuRuZa Popcorn(ポップコーン)、BEN&JERRY’S(アイスクリーム)、Magnolia Bakery(カップケーキ)で行列ができていました。どれか一つくらいは行ってみたいのですが、せっかちな性格なのでどうなりますか。

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