J1残留争いもいよいよ決着へ J1も残り2試合。2つのクラブのJ2降格が決まりました

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日本サッカーのトップカテゴリー”J1リーグ”は、昨日第32節を終了して残り2試合となりました(ガンバ大阪とベガルタ仙台はアジアチャンピオンズリーグの関係で今日ゲームがあります)。Jリーグでは主に”J2”(J1の1つ下のリーグ)のクラブを追いかけている身としては、優勝争いよりも残留争いが気になります。昨日の時点で2つのクラブのJ2降格が決まりました。

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2つのクラブのJ2降格が決まりました

J1の残留は、年間の勝ち点で決まり、下位3クラブがJ2へ降格します。


J1は18クラブがホーム&アウェイの総当たりで争われますから、合計の試合数が34で、昨日行われたのが32試合目で残り2試合。


と言うことは、残留圏の15位のクラブから勝ち点が7以上離されているクラブは、昨日の時点でJ2降格が決定です。


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(出典:jleague.jp 順位表)


残留圏の15位アルビレックス新潟の勝ち点が「33」。 
これを基準にして16位以下のクラブの勝ち点を見てみると、山形が「24」、清水が「21」と7以上引き離されていますから、この2つのクラブが降格することになります。

オリジナル10の「清水エスパルス」が降格

大きなクラブでも降格してしまうJ1の厳しさ

2014年:大宮アルディージャ(NTT東日本)、セレッソ大阪(ヤンマー)

2013年:ジュビロ磐田(ヤマハ)

2012年:ヴィッセル神戸(楽天)、ガンバ大阪(Panasonic)

2010年:FC東京(東京ガス)、京都サンガF.C.(京セラ)


※(カッコ内は主要株主orスポンサーです)


過去5年のJ1リーグを振り返ると、大きなスポンサーがバックアップしている規模の大きなクラブでも、これだけのクラブがJ2降格に追い込まれています。


規模の大きさは言い換えると「使えるお金の大小」のこと。 
「クラブの強さは、選手に支払うサラリーで決まる」と言われますから、「規模の大きなクラブほど強い」というのが通常です。


ですが、上のような日本でも有数の企業がバックアップするクラブでも、思うように勝ち点を上げられずJ2に降格してしまうのですから、J1リーグの競争の厳しさがよく分かります。


今回降格してしまった清水エスパルスも、はじめは市民クラブとして創設されましたが、現在は物流大手の「鈴与」が株主として関わり、スポンサーとしてもバックアップしています。


2014年のデータを見てみると、選手のサラリーに充てられる「人件費」の金額はJ1で11番目で、決して残留を争うような規模のクラブではありません。


また、Jリーグがスタートした年からリーグに所属する10クラブ「オリジナル10」の1つであり、歴史のあるクラブでもあります。


そんな十分な規模と歴史のあるエスパルスでも降格してしまうのですから、J1での競争がいかに厳しく、狂ってしまった組織の歯車を元に戻すのがどれほど難しいかを痛感することになりました。 
(シーズン前のクラブの体制を整える段階が本当に重要です)

愛媛FCのファンにとっても大きなショックです

私は愛媛FCを応援していますが、今年のエスパルスの動向はずっと気になっていました。


と言うのも、エスパルスからは、瀬沼優司、藤田息吹、内田健太、の3選手がローン(レンタル移籍)で愛媛FCに加入してくれているからで、自然とJ1についは清水の情報を追いかけていたのです。


ローンで加入した選手は、シーズン終了後は元のクラブに帰るわけですが、来季エスパルスに帰っても、3人はまたJ2で戦わなければいけないと言うのが可哀想で、心苦しく思っています。 
(ここ数試合は3人のためにも、心からエスパルスの残留を願っていたのですが…。)

エスパルスの希望は社長の存在

来季エスパルスは、「J1昇格」を目標にJ2リーグを戦うことになりますが、大きな希望もあります。


それは、横浜FマリノスでJ1優勝、湘南ベルマーレでJ1昇格を達成した経験豊富な左伴繁雄社長の存在。


今年の2月に社長に就任され、その年に降格というのは酷な話ですが、それでも低迷するクラブを引き上げるのにこれほど適した人はいません。


成績こそ振るいませんでいたが、クラブの経営面では大きな改革を推し進めていて、エスパルスの経営基盤はより盤石なものへと強化されつつあります。


さらに、湘南ベルマーレでの経験からJ2の戦いを熟知していると言うのも大きなメリット。 
どのような監督、どのような選手でチームを構成すればJ2を戦えるかを、具体的に理解されているはずですから、今年のシーズンオフにはしっかりと手を打って万全の体制でシーズンを迎えるはずです(今年はシーンオフに社長が動ける時間が少なかったのが痛かった)


監督人事で苦しんだエスパルスですから、次は、人事でやり返す番です。 
左伴社長がどんな体制を整えてシーズンに臨むかに期待がかかります。

昨年のJ1昇格プレーオフの王者「モンテディオ山形」が降格

昨日、J1からJ2への降格が決まったのが「モンテディオ山形」です。

劣勢は覚悟の上 ここまで健闘したことがスゴい

モンテディオ山形は昨年度のJ2リーグを6位でフィニッシュ。 
そこから、劇的な勝利を重ねてJ1昇格プレーオフを見事に勝ち抜き、J1へ昇格しました。


ただ、J1へ昇格はしたものの、山形がいきなり大きなクラブに変貌するわけではありません。


地方の小さなクラブで大きな企業がバックアップしてくれる訳ではないですから、前年度から少し上乗せした程度の予算で、J1を戦うことになります。


2014年の山形の人件費は4億6千万円でJ2の中でも7番目。 
J1残留には10億は必要と考えられますから、J1での戦いは劣勢が前提の挑戦でした。


そして昨日、残念ながら降格してしまった訳ですが、第32節までの成績は18クラブ中17位で勝ち点は24。


残留できなかったので失敗と考えてしまう方もいるかもしれませんが、実はこれ、胸を張るべき素晴らしい成績なのです。


と言うのも、これまでに、J1昇格プレーオフを制してJ1に昇格したクラブが2つあるのですが、その2クラブのJ1での成績を見てみると、

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勝ち点が14しか取れずにJ2へ降格していたのです。


それが、今年の山形の場合は勝ち点で24、現在の所順位も17位です。 
もちろん、降格した山形のファンのみなさんは悔しい思いでいっぱいだと思いますが、それでもプレーオフで昇格した他のクラブのことを考えると、ここまでの戦いは見事で、賞賛すべき成績と言えます。


この成績は、J1昇格プレーオフの意義を高めるものでもあり、大きな意味をもっていると思っています。

山形にはお好み焼き職人…(ではなく)、「石さん」がいる

モンテディオ山形も来季はJ2に戦いの場を移すことになりますが、こちらもすでに来季への準備が進んでいます。


一昨年、就任一年目でJ1昇格を果たし、J1でも身の丈に合った戦い方で成績を残してきたお好み焼き職人さん…、いや、石﨑信弘監督が来季も指揮を執ることが決まっているからです。


(広島出身の石﨑監督。ファン感謝デーでのコテさばきは職人並みとの噂も 焼いてるお好み焼きの量がスゴい!)


クラブのことを知っている監督に継続して指揮を執ってもらえるのは、シーズンオフの動きがスムーズで、チーム作りに大きなアドバンテージになります。


しかも、J2を一緒に戦ってきた監督ですから、クラブ、選手、ファンにとっても心強い限りでしょう。


来シーズンはJ2で堅実でしぶとい戦いを見せてくれるはずです。

まとめ

降格クラブの様子を見るとJ1での戦いがいかに厳しいかがよく分かります。 
それでも、最後まで必死に戦う選手や監督を見ると胸が熱くなります。

おまけ

Jリーグ以外では、やっぱりメジャーどころを見ちゃいます。 
今日のマンチェスターダービーにわくわく。

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