ラジオ聴取率調査ウイークが始まりました 深夜番組の金字塔『伊集院光 深夜の馬鹿力』は、1,000回越えの特別企画です

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2ヶ月に1度行われる首都圏のラジオ聴取率調査が、今日から始まりました。

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首都圏では、TBSラジオが1位をキープ

ラジオ聴取率調査は、TVの視聴率調査と同じで、どのラジオ番組をどれくらいの人が聴いているかを集計しているものです。


TVの視聴率が毎日調査され、公表もされているのに対し、ラジオ聴取率は、首都圏で2ヶ月に1度、関西圏、中京圏で3ヶ月に1度しか行われず、詳しい調査結果が公表されていません(特に関西圏、中京圏はほとんど情報がないので、もう少し開示してもらいたいです)。


調査方法は、聴取率調査を委託されている「ビデオリサーチ」から無作為に選んだ3,000人の方に、郵送で調査票が送付され、

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(画像はイメージです)


ラジオを聞いた日と、番組名、時間帯(15分刻み)を記入し、

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(画像はイメージです)


調査票を返送して、集計するという方法です。


3,000人を母集団として、ラジオを聞いている人の割合を15分刻みで算出して、平均したものが、

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各番組の聴取率になります。


今回の聴取率調査は首都圏が対象です。 
前回、前々回の聴取率は、局別平均が、

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(出典:TBSラジオ ニュースリリースより)


順位、聴取率ともにほとんど変動なし。 
TBSラジオが13年6ヶ月連続で1位という結果になりました。


番組別の順位は、

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(出典:TBSラジオ ニュースリリースより)


10番組中、7番組がTBSでこちらも圧倒的ですね。 
ただ、細かく入れ替わりがあるので、今後の動向に注目です。


今回は聴取率以外にも、大きな話題があります。

目玉は月曜深夜1時  ついに放送1,000回を越えた、「伊集院光 深夜の馬鹿力」

TBSラジオの平日深夜枠(1:00〜3:00)には、ラジオのバラエティ番組の中で、最も強力なラインナップを揃えていると言っても過言ではないほど、本物の”しゃべり手”が名を連ねています。


月曜:伊集院光
火曜:爆笑問題
水曜:山里亮太
木曜:おぎやはぎ
金曜:バナナマン


聴取率も好調で、ほとんどの曜日で同時間帯で、1位を獲得しています。


その中でもダントツの人気と実力を誇っているのが、「ラジオ界のキング」伊集院光さん。


伊集院さんが、ラジオ界での知名度を一気に上げることになった、ニッポン放送の番組が、人気絶頂の中終了してしまったのが、いまからちょうど20年前の1995年の3月。


多くのラジオファンが彼のラジオを、待ち焦がれていましたが、同じ年の10月、TBSラジオに移籍して新番組をスタート。 
それが、現在も放送中の『伊集院光 深夜の馬鹿力』でした。


番組開始当初から、多くのラジオファンから支持を受け、今年で足かけ20年の長寿番組になりました。


比較的長く続くことが多いラジオの世界ですが、深夜の生放送でここまで長く続いている番組は、『ナインティナインのオールナイトニッポン』(現在は岡村隆史さん単独の形に変更)と『深夜の馬鹿力』以外にはありません。


その『深夜の馬鹿力』が、今回の聴取率調査ウイークで、1,000回越え(既に1,000回は越えているので、1,009回記念としています)の特別企画を放送するのです。


これまで番組で放送された、コーナーを振り返るという企画で、番組を共に支えてきた、はがき職人(番組のコーナーに投稿するリスナーのこと。敬意を込めてこの名前で呼ばれています)の皆さんにスポットがあたる企画です。


私もほとんどブランク無く聞いているので、懐かしい音声が聞けるのがとても楽しみです。


今回の聴取率調査ウイークの目玉は月曜深夜です。

普段着で勝負できる番組を作って下さい

ここまでの人気を維持している伊集院さんの番組ですが、聴取率調査ウイークへの対応は独特です。


今回の1,000回越え記念の特別企画は例外と言えます。


通常、聴取率調査がある週には、普段は呼ばないようなゲストが来たり、特別企画を組んだり、プレゼントを用意したりする番組がほとんどです。


新規のリスナーを開拓するための試みだとは思いますが、ゲストに気を遣いすぎたり、段取りがうまくいかなかったりで、あまりに普段と違うため、いつもの面白さが無くなってしまうのが大きな問題です。


この点、伊集院さんの番組は、番組開始からしばらくの間は、慣習に従って、ゲストを呼んだりしていましたが、現在では特別なことは何もしていません。


いつもと同じように、しゃべりでリスナーを楽しませて、コーナーをいつも通りに進めていくスタイルです。


他の局ではゲストを呼び、プレゼントを出して、必死で下駄を履かせていますが、聴取率は変わらず伊集院さんの番組が1位なのですから、番組自体の面白さがなければ、あまり効果はないことがよく分かります。


ゲストを呼んで、よそ行きの格好をして、その週だけ人気を集めようとしても、ほとんどの人は、いつもの姿を知っているのですから、それだけで評価を変えることはないと言うことです。


聴取率調査ウイークだけ無理をしようとするラジオ界のスタイルは、そろそろ終わりにするべきだと考えています。


もし、ゲストの力を生かそうとするなら、普段の番組の中でゲストが入っても面白くなりそうな企画をやっておいて、聴取率調査などの良いタイミングで、その企画にピッタリ合うゲストを呼ぶ、という方法しかないでしょう。


このやり方は、TOKYO FMの『School of Lock!』が上手です。 
ゲストや企業とのタイアップの生かし方が、どの番組よりも洗練されていて面白いので、勉強になります。


リスナーが望んでいるのは面白い番組です。 
それは、現在のリスナーだけでなく、これからリスナーになる可能性のある人たちにとっても同じ。


作り手の皆さんには、ぜひ、「面白い番組作り」への姿勢を貫いてもらいたいと思います。

まとめ

ラジオ聴取率ウイークが始まりましたが、いつものやり方でどれだけ勝負できるかを試すべき時期に来ていると思います。 
「”いつものやり方”が一番強い」と言える番組がたくさん出てくると面白いのですが。
<おまけ>
伊集院さんの番組は本当にすごいです。 
話の巧みさと頭の良さがヒシヒシ伝わってきて圧倒されますね。

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