お金の使い方にポリシーを

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自分で事務所を運営するようになって変わってきたことの一つにお金の使い方があります。節約について触れることはありましたが、ここではその逆のことを。お金の使い方を考えます。

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会社勤めのころのお金の使い方

会社勤めをしているころはお金に対する意識が薄かったと思います。毎月決まった日にほぼ決まった額が入ってきますので、それを前提にしてどうするかを考えますが、特に起業や投資のために元手を作るなどの目標がなかった私は、とりあえず将来に備えてお金を残すことを考えていました。
とは言っても特別に何かをしていたのではなく、無駄な支出をとにかく抑えて後は普通に生活していただけです。たとえば、ギャンブルや株式の投資(これは会計士の職業柄でもあります)、打ち上げなどを除いた日常でのお酒の付き合い、外食、無駄に高機能の家電、スポーツの観戦、観劇、など、生活に直接必要ないものについてはほとんど支出しません。それでも、友人とカフェに行って話したり、走りに行ったり、自炊でおいしいものを作ったりと無味乾燥な生活を送っていたわけではなく、十分楽しい生活でした。

このようなお金の使い方は収入が安定している会社勤めをしている限りでは間違っていなかったと思います(会社勤めしていれば収入が安定していると言う考えが正しいかどうかは、また別の機会に触れることにします)。過度な節約は生活を窮屈なものにしますし、収入を上げることを目指すにしても自分でできることには限界がありますからね。それなら、自分でできる支出のコントロールを無理のない範囲でやっていくのが現実的だからです。こうして「支出を抑える」ことだけを考えていたのが私の会社員時代。

お金は循環するもの

自分で事務所を運営するようになるとちょっと事情が変わってきます。その理由は収入面のコントロールに意識を向けざるを得ないからだと考えています。

会計事務所は、クライアントからの依頼に応じて会計や税務のサービスを提供し、対価として報酬をいただくことで経営が成り立っています。
「報酬をいただく」とさらっと書いてしまっていますが、最初はそもそもクライアントに来ていただけるかどうか分かりませんし、来ていただいたとして依頼された仕事を受けるかどうかも判断しなければなりません。さらに仕事を受けるとして報酬をいくらにするかも自分で決める必要があります。これらの全ての要素を自分で決定するのですから収入面のコントロール意識を強く持つようになるのです。

収入面のコントロールを意識するようになると、その裏返しである提供するサービスのことも当然意識するようになります。会計事務所サービスがどのようなものかというと、クライアントで困っている経理の仕組みについてのコンサルティング、税金の支払いがどれくらいになるかの試算、資金繰りのアドバイス、融資依頼の支援、申告書の作成、等広く行っていますがこれらのものが、いただく報酬にふさわしいだけの質を備えていなければなりません。その質を上げるために必要なのが、自分自身の知識・経験であり、それを伝える技術であり、ノウハウの引き出しの多さであり、課題解決に必要なネットワークです。

この、サービスの品質を上げるために必要なものは普通に働いていただけでは身につきません。自分自身で求めて、動いて試してはじめて手に入れられるものです。そこには確実に時間とお金という2つの投資が実行されています。収入というお金の入り口は、サービスの質を担保するための投資というお金の出口があってこそ存在するということが実感として分かってきました。

お金は自然に入ってきて、出て行くのを防ぐことによって貯めればいいと言う意識から、まずは投資して自分自身の価値を高め、品質が確保されたサービスを提供できるようになって、報酬をいただくという、循環の中でお金が増えていくという感覚に。
もちろん、無駄遣いはダメという意識は今も会社員時代も変わりません。ですが、お金を使うこととお金を稼ぐことが結びついていて、正しく使うことができなければ稼ぐ力を削いでしまうことも分かってきたのです。

幅広く投資して停滞を防ぐようにお金を使います

自分の価値を高めて、稼ぐ力を強くするためにどう使うか。それはそのひとの強みや個性が何かで変わってくるように思います。
私が提供するサービスの根幹には、クライアントの抱える不安や、面倒を解消するための情報やアイディアがあります。その情報やアイディアにつながるようにお金を使うことが私にとって稼ぐ力を強くするためのお金の使い方です。
このように言葉にすると、会計や税務、経理などの本や人の集まりにだけお金をつかうと想像されると思います。もちろん、それは外せないものですが、それ以外にも他のビジネスで成功されている方の話をお聞きしたり、新しいサービスを始めたお店を見に行ったり、単純に自分が楽しく面白いと感じるエンターテインメントを見たりと、吸収したものが自分の中のアイディアや考え方のヒントになりそうだと感じたものについては予算の範囲内で貪欲に投資します。
むしろ情報が専門的なものに偏らならにことに注意を向けています。情報の偏りは発想やアイディアを貧しくして自分の価値を落とし、提供するサービスの質を落とすことにつながってしまうからです。

まとめ

自分の強みを見つけ、それを高めるために投資することが、稼ぐ力を強くするお金の使い方です。
私も今以上に上手くお金を使って、自分の価値を高めていこうと思っています。
<おまけ>
今週はフジロックの音源がよく流れています。
知らないバンドや歌手が多く見られて楽しいですね。

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