クラブワールドカップ準決勝に進出した、4クラブの年俸を比較してみた

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12月10日から始まったクラブワールドカップ。地味〜に始まりましたが、サンフレッチェ広島が素晴らしいゲームを見せてくれたことと、本命FCバルセロナの登場によって一気に注目度が増してきました。全く異なる地域から集まった7クラブですが、プレースタイルの他に気になったのが、サラリーの違い。セミファイナルに進出した4クラブについて調べてみました。

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強さの理由はココにある ヨーロッパチャンピオンの
バルサは、サラリーでも他を圧倒!

クラブワールドカップには、各地域のチャンピオンと開催国である日本のチャンピオン(サンフレッチェ広島)が出場しています。

その中で優勝候補の最右翼とされるのが、スペインのFCバルセロナ(通称:バルサ)。

バルサがなぜ優勝候補に推されているかと言うと、ヨーロッパという最も競争が激しい地域でチャンピオンを獲得した実績が大きいのですが、その源にあるのは選手のクオリティ。つまり、良い選手が揃っていると言うことです。

で、良い選手を集めるには何が必要かというと、やはりお金

バルサやレアルマドリー(スペイン)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)くらいのクラブになってくると、世界中のクラブの上限にあたるサラリーを提示できるので、多少の金額の差には目をつぶって、好きなクラブを選ぶ場合もありますが、基本的に選手は、より高いサラリーを提示するクラブを選びます。

そして、選手により多くのサラリーを支払えるクラブには、良い選手が集まり強くなっていくのです。

とすると、「サラリーを見ればクラブの強さが分かる」ということで、クラブワールドカップの出場クラブの間に、どれくらいのサラリーの違いがあるかを調べることにしました。

なお、オークランド・シティーFC(ニュージーランド)、クラブ・アメリカ(メキシコ)、マゼンベ(コンゴ民主共和国)についてはデータが入手できなかったので、セミファイナルに進んだ

・FCバルセロナ(スペイン)

・リバープレート(アルゼンチン)

・広州恒大(中国)

・サンフレッチェ広島(日本)

の4クラブだけを対象にしています。
結果は次のようになりました。

スクリーンショット 2015 12 19 3 46 25(出典:Global Sport Salaries Survey 2015 ただし、リーベルを除く)


各クラブに所属する選手の平均年俸を示した表ですが、赤枠で囲んだ一番右の列が円換算した平均年俸です。

ご覧いただければ分かるように、バルサの平均のサラリーは約9億8千万円で、他を圧倒しています。
近年、大規模な投資でクラブを大きくしてきた中国の広州恒大は、約1億2千800万円でかなりの高年俸ですが、それでもバルサと比べると約8分の1に過ぎません。

サンフレッチェ広島と比べるとその差は更に広がって、サンフレッチェの平均年俸が約2千700万円ですから、この金額はバルサの約35分の1!!

こう見てくると、バルサが優勝候補として推されるのも必然であることが分かりますし、
むしろ、バルサが負けることがいかに大きなニュースになるのかもよく分かります。

ブックメーカーで「バルサ対リバープレート」のファイナルのオッズを見てみると、
バルサ1.12倍リバープレート17倍になっていて、平均年俸の差(約32倍)ほどの差にはなっていませんが、ギャンブルがほとんど存在しないくらいの倍率になっているようです。

それほどバルサの壁は高いです。

各国リーグの平均年俸

先の表で参考にさせてもらった「Global Sport Salaries Survey 2015」では、クラブが所属するリーグについての調査も公表しています。

データがあるのは、バルサの所属する「リーガ・エスパニョーラ」、広州恒大が所属する「チャイナ・スーパーリーグ」、サンフレッチェ広島が所属する「J1リーグ」の3つです。

結果はこのようになっています。

スクリーンショット 2015 12 19 4 31 59
(出典:Global Sport Salaries Survey 2015)


順番に、

・各リーグ全体の平均年俸

・最高の平均年俸のクラブ

・最低の平均年俸のクラブ

・最高と最低の差

を示しています。

データが2年前のものなので、少し古いですがそれでも十分参考になります。

まずは、リーガエスパニョーラ(スペイン)の平均年俸の高さ(2億2千500万円)に目が行きますが、一方で最高と最低の差の付き方も極端です。何とその差19倍
「この2つが、同じリーグにいてもいいの?」と思われる程の差ですが、どちらかというとレアルマドリーの年俸が高すぎるというのが実態なので、リーグとしてはそこそこ均整は取れています。

ただ、リーガエスパニョーラはレアルマドリーとバルサが突出していて、他のクラブとの差がありすぎるので、2つのクラブを中心にリーグを見ていると、「レアルマドリーvsバルサ」以外のゲームは消化試合のような感じになるので(優勝はどちらかのクラブで決まってしまうので)、リーグの優勝争いについてはかなり退屈なのが問題です。

そして、もう一つ気になるのが、同じアジアに属する「チャイナ・スーパーリーグ」と「J1リーグ」の差。

アジアチャンピオンを決める「アジアチャンピオンズリーグ」では、ここ5年で、中国の広州恒大が2度優勝しているのに対して、Jリーグ勢はファイナルにすら進出できていません。

これも、平均年俸の差を見てみるとしかたないことで、チャイナ・スーパーリーグが4,680万円なのに対して、J1リーグが2650万円
チャイナ・スーパーリーグはJ1リーグの約1.7倍の年俸を支払っています。

この現状を見ると残念ながら、アジアチャンピオンズリーグの結果は妥当。

アジアチャンピオンズリーグで成果を上げられないJリーグ勢が批判されることもありますが、もし現状を改善するとすれば、もっとクラブを大きくして、サラリーを上げるのが最初です。

敗退の原因をスケジュールや戦術的な問題で語られることも多いのですが、これだけサラリーで差が付いている現状を考えると、選手のクオリティの差に原因があることは明らかです。
なので、そこを少しでも埋めるところから考えるべきでしょう。

まとめ

バルサが強いのは、選手のサラリーの面からも明らかです。
アジアチャンピオンズリーグの争いで、Jリーグのクラブがなかなか勝てないのも、既に大きく差を付けられてしまったサラリーの差が大きな原因と考えられます。

おまけ

愛媛FCからリリースが。
昨シーズンローン(レンタル移籍)で加わっていた、安田晃大選手と白井康介選手が来季からパーマネント(完全移籍)で加わることになりました。これは愛媛FCにとって大きな移籍(パチパチパチ👏)。
晃大選手、康介選手、ありがとう!
そして、東京ヴェルディと湘南ベルマーレの関係者のみなさん、ありがとうございました。
おそらく、バルサとの平均年俸の差”140倍”と思われる愛媛FC、頑張ってます。

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