野球以外の甲子園はどこまで広がっているのか

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兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場では第96回全国高等学校野球選手権大会が開催され、熱戦が繰り広げられています。この季節は夏休みと言うこともあり、”甲子園”の名を冠した野球以外の全国大会も行われています。どんな大会があるのか気になったので調べてみました。

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なんと60以上の甲子園が

まずネットでどれくらい”○○甲子園”があるかを調べてみました。今や野球以外のスポーツでも甲子園をつけることがあるようで、いかに”甲子園”の名前が人々を引きつける力があるのかが分かります。
スポーツ以外でも60以上、スポーツまで入れると70以上の○○甲子園が開催されていました。中には単発で終わったものもありますが、名前とともにしっかりと定着して、高校生達にとってのあこがれの舞台になっている大会も多くあります。その中からいくつかをご紹介します。

地元、愛媛県の甲子園から

私の出身地である愛媛県松山市にも甲子園があります。近代俳句の祖であり、『坂の上の雲』でも有名になった正岡子規にちなんだ「俳句甲子園」です。

松山市には俳句ポストが街のあちこちに設置されていて、思わず思い浮かんだ人が一句をしたため、投函できるようになっています。子供の頃の記憶でも夏休みの宿題としてむりやり俳句を書かされて提出した記憶がありますので、松山の人は強制的に俳句に馴染まされているはずです(子規さんが知ったら嘆くよ、きっと。もっと楽しませないと)。

そんな俳句に縁の深い愛媛県松山市では俳句甲子園が1998年から毎年8月に開催され、高校生による俳句での戦いが行われています。
高校生とは言え感性の豊かな全国の精鋭が集うこの大会は、後に文壇にデビューする俳人を輩出するなど若手俳人の登竜門としても有名になりました。
受験勉強に追われる高校生活で、俳句にも力を注ぐ余裕があるなんて、本当に頼もしい奴らです。

北海道からは写真甲子園

写真にかける青春もあります。北海道で行われる写真甲子園です。全国8ブロックから代表校が選ばれ合計18校が北海道で行われる本戦へ進みます。
実はこの本選が凄い!
18の代表校は北海道に集まりますがその期間は何と7泊8日。しかも最寄りの空港からの交通費と宿泊費は主催者が負担するという力の入れようで、主催者である自治体や後援する企業の本気度が伝わります。
これだけの舞台が整っているのですから出場者も本気にならないわけがありません。ここ2年は初戦参加校が500を超えていて全国の高校生の写真への情熱はとどまるところを知りません。

未来の宇宙兄弟

宇宙への夢をはせる高校生達もいます。宇宙飛行士ではなく宇宙飛行士が乗るロケットの制作で競う宇宙甲子園です。
もちろん、宇宙まで行けるロケットは作れませんが空き缶サイズの人工衛星を作りその技術を競うのです。単に遠くまで飛べば良いというものではなく、打ち上げてから上空で衛星を切り離しデータ収集をして回収するという、宇宙開発で必要とされるプロセス全体で競うのでかなり実践的な競技になっています。

もともと高校生の科学離れをくいとめる事を目的にして始まった大会で教育の要素が高いです。
チームマネージメントなども同時に要求されるため、かなり大人の経験ができる大会になっています。

漫画家王国、高知からはまんが甲子園

『アンパンマン』のやなせたかしさん、『毎日母さん』の西原理恵子さん、など多くの漫画家を排出している高知県。1992年からスタートして既に20年以上の歴史を誇るまんが甲子園です。

1チーム3から5名で編成し、テーマに沿った作品を送付して予選審査を受けます。予選審査では30校の本戦出場校が決定、毎年8月に高知で本戦が行われます。
本戦は1日目は当日に発表されるテーマを元に作品を描き審査。なんと、ここでたった15校に絞られるのです。1日目で半分…、なんと過酷な競技でしょう。ここで敗退するとつらいですね。

しかしそれで終わるわけがない。その夜には敗者復活戦が。
この敗者復活が一つの見所で、なんと5校が復活するのです。締め切りは翌朝。この夜の熱さたるや、枕を高くして寝ている15校では味わうことのできない、しびれる青春の一夜になります。

こうして決定した決勝進出した20校が2日目に新たなテーマが与えられて作品を完成させます。夜通し描いてきた学校は疲労に耐えながら、順調に勝ち上がった学校はリフレッシュした中の緊張を感じながら決勝に臨み2日間の熱戦は幕を下ろすのです。

目指すはパリ! スイーツ甲子園

食を極める高校生が集まるのがスイーツ甲子園。
主催は刃物で有名な貝印。2008年からスタートした大会で共催としてBSフジが名を連ねていることからも分かるとおり大会の模様はBSフジで放送されます。この辺も高校生のやる気を高める一因でしょう。

全国を8ブロックに分け、地区ごとに5チームを選出。実技審査を中心とした地区予選大会で各ブロック代表1チームを決定します。地区予選を勝ち抜いた8チームはフジテレビで行われる決勝大会に出場し優勝を争います。

優勝するだけで十分な栄誉だと思いますが、優勝者に与えられる副賞も凄い、4泊6日のパリ研修旅行へのご招待です。高校時代にこれだけの経験ができるのはとにかくうらやましいですね。これだけで本気になるのに十分な要素になるでしょう。

まとめ

他にも書道、お笑い、ダンス、映画、生け花、かるた、など部活やサークルで活動している高校生には甲子園が待っています。
同じ気持ちで頑張っている同世代の仲間達と出会える場としてもうれしい大会になるのではないでしょうか。
<おまけ>
コワーキングスペースで仕事をすると集中できて良いのですが、やり過ぎると疲れますね。時間をもっと厳しく区切って短時間の利用で切り上げないと疲労がたまってしまいそうです。

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