第5回 東京ごはん映画祭 『バチカンで逢いましょう』を見ながら“カイザーシュマーレン”をいただきました

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10月10日から開催されている「東京ごはん映画祭」。メイン会場になっている表参道ヒルズのスペース オーで”カイザーシュマーレン”をいただきました。

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「東京ごはん映画祭」は食と映画の両方を堪能するイベント

東京ごはん映画祭は今年で5回目。10月10日から24日までの15日間、表参道ヒルズ 本館B3F スペース オーとシアター・イメージフォーラム(渋谷)で“ごはんが印象的な映画”を集めて開催される映画祭です。今年からサン・セバスチャン国際映画祭とのパートナーシップを結んで受賞作(『FINDING GASTON』)を「東京ごはん映画祭」で先行上映するなど国際的な広がりも見せています。

東京ごはん映画祭では様々なイベントが開催されます。上映会に最も多くの時間が割かれていて作品数も初回の8作品から、今年は16作品と年々増えてきています。ですが、映画を見るだけなら普通の映画祭と同じ。目玉は食のイベントです。

まず、都内の人気レストランで映画を見る、レストラン上映会。ほとんどの企画が終了もしくは完売なのが残念ですが、目をひくのがLIFE CREATION SPACE OVEで行われた体験型上映会。

OVE
(OVEオフィシャルサイトより)

OVEは自転車部品や釣具で有名なシマノが経営する、暮らしと自転車の新しいありかたを提案するコンセプトショップで、そこで開催されたのが「ライディング+映画+食」のイベント。自転車に乗って都内を観光した後に、飲み物で休憩して映画を楽しみ、空腹になったところでおいしいご飯をいただくという欲張りなプログラム。多くの仲間と一緒に参加したてみたい贅沢な企画です。
その他に、映画に出てくるごはんが食べられて、その世界を追体験できる「ごはんマルシェ」があり(10月12,13日に開催)、さらに、この映画祭のメインとも言える「ごはんつき上映会」があります。

メインはごはんつき上映会

この「ご飯付き上映会」はスペース オーで映画とごはんを一緒に楽しむイベントです。今年は、サン・セバスチャン国際映画祭 TOKYO GOHAN AWARD 最優秀作品『FINDING GASTON』、『バチカンで逢いましょう』、『バベットの晩餐会』、の3作品が選ばれていてどれも大人気。3作品とも上映作にまつわるごはんがたべられるのですが、実際のメニューが食べられるのは『バチカンで逢いましょう』に出てくる”カイザーシュマーレン”だけ。他の2作品は作品をイメージしたメニューが提供されます。

どうせなら、映画に出てきたメニューを食べたいですし、主演のマリアンネ・ゼーゲブレヒトにも興味があったので『バチカンで逢いましょう』+”カイザーシュマーレン”を選びました。e+でチケットを購入し表参道へ向かいます。

Hills

カイザーシュマーレンは18世紀のオーストリアのお菓子

映画に出てくるカイザーシュマーレンは、オーストリアのパンケーキで小麦粉と卵と砂糖で作った甘い生地をバターで焼いて作ります。レシピを見るだけでゴッテリとした重い甘みを特徴としたオーストリアらしいお菓子であることが分かります。

オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のために作られたカイザーシュマーレンですが、妻であるエリーザベトが「太りそうだから」という理由で口をつけなかったという逸話(真偽の程は検証されていませんが)をもつパンケーキ。実際にどんな味がするのかためしてみます。

カイザーシュマーレンは見た目ではなく、味で勝負するパンケーキだった

まずは、運ばれてきたカイザーシュマーレンをご覧下さい。

Ceaser

見た目は美しいとは言いがたいですが、ほんのり優しい卵の香りがして、食欲をそそります。これが皇帝御用達のお菓子です。どんな味がするのか、早速いただきましょう。

見た目からパサパサしているのかと思いましたが意外にしっとりしていました。生地はふわふわで、しっかりと卵白を泡立てて焼いたのが分かります。ベーシックなスポンジケーキのようなイメージです。そして味で印象的なのはやはり卵。質の良い卵の濃い黄身を味の中心に据えて、砂糖を加えて全体を整えています。甘くはありますがくどくなく、素朴な味わいです。老舗のカステラをイメージしてもらえると良いと思います。

はじめはプレーンなカイザーシュマーレンをいただき、次にカップの中に入ったラズベリーとフランボワーズをからめたベリーのソースと、キャラメルソースの2種類をそれぞれかけていただきました。

Source

この中で特に良かったのがベリーのソースです。木イチゴ特有の爽やかな酸味と嫌みのない甘さが、カイザーシュマーレンの素朴な味わいのアクセントになり味に幅を持たせてくれます。プレーン→キャラメル→ベリーの順にいただくのがお勧めです。

かつて皇帝のために作られていたカイザーシュマーレンですが、決して華やかなものではなく、素朴で優しく食べやすいお菓子でした。
今日、カイザーシュマーレンを提供してくれたのがレーゼン ヴァルト表参道ヒルズさん。今はメニューにないそうですが、近く、お店でも提供される予定ですのでご興味のある方はぜひ。

まとめ

ただ映画を流すだけの映画祭は、よほど目の肥えた映画ファン以外は楽しむのが難しいです。「東京ごはん映画祭」のように明確なコンセプトがあるとイベントも打ちやすく、参加する方も興味を持ちやすいので盛り上がります。
「東京ごはん映画祭」は13日まで開催されていますので気になる方は覗いてみて下さい。おいしい作品に巡り会えますよ。
<おまけ>
映画について全然触れていませんでした。
『バチカンで逢いましょう』は見た目『天使にラブ・ソングを…』ですが、ストーリーをグッと家族愛に寄せて、そこに『ローマの休日』をひとつまみ…、と全く伝わりませんね。
面白いのでご自身でお確かめ下さい。20歳以上の方のデート向きです。ファミリーだと荷が重いと思われますので大人の皆さんだけでどうぞ。

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