総年俸4位のセレッソ大阪が現在17位で残留争いに 過去5シーズンのデータからJ1リーグ残留の可能性を探ります

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Jリーグ(DIVISION1)は10月18日で第28節を終え、残り6ゲームとなりました。優勝争いはここ数試合の結果から考えると、首位浦和(勝ち点56)、2位ガンバ大阪(勝ち点52)の2チームの間で雌雄が決することになりそうです。一方熾烈なのが残留争い。下位3チームがJ2に降格しますが、現在の残留ライン勝ち点29の±3点の中に5チームがひしめく混戦になっています。

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なぜそこにセレッソ大阪が! 第28節終了時の順位表です

まずは第28節終了時の順位表をご覧下さい。

Result
(Jリーグ公式サイトより 15位以上がJ1残留。現在の15位は緑の枠で示したヴァンフォーレ甲府です。)

注目していただきたいのが13位以下のチーム。18位の徳島ヴォルティスは残念ながら降格がほぼ決定していますが、それ以外の5チームについては勝ち点差6の間に収まる大混戦。残り試合数を考えても、どのチームが残留し、降格するのかは全く分からない状況です。

2012年ガンバ大阪、2013年ジュビロ磐田、と2年連続で強豪クラブがJ2へ降格していますが、今年も大型補強で話題をさらったセレッソ大阪と今までJ1から降格したことのない清水エスパルスの2つの強豪クラブが残留争いに巻き込まれています。

特にセレッソ大阪は日本代表としてワールドカップブラジル大会に出場した柿谷曜一朗選手(現在はスイスのバーゼルに移籍)、山口蛍選手、U19日本代表のエースとしてAFC U-19選手権で活躍した南野拓実選手、さらにマンチェスターユナイテッド、インテルミラノなどヨーロッパのトップチームで活躍したディエゴ・フォルラン選手などが所属し、スター軍団と言っても過言ではないチームです。

「選手のサラリーが高いチームが勝つ」と言う、現在のフットボール界のセオリーからするとセレッソ大阪は当然上位(総年俸8億790万円で4位。1位は浦和レッズで10億7,200万円)に来るべきチーム。それが現在、下から2番目の17位にいるのですから異常事態と言わざるを得ません。

残留・降格は残り6試合で決しますが、果たして生き残るのはどのチームでしょうか。過去のデータで残留のために必要な条件を確認し、残留争いの行方を展望していきます。

最後の6試合で残留する条件はこれしかない! 15位以上の順位にいるか16位から3勝すること

残留の条件を探るために過去5年間の残留争いのデータを見直してみることにしました。

第28節終了時点で17,18位のチームは降格している

第28節時点の順位と残留の関係を調べることに。すると、第28節時点で17,18位のチームは残念ながら例外なく降格していることがわかりました。17位、18位のチームは順位の変動はあるものの降格圏を脱することはできず最終的には降格の憂き目に遭っています。
と言うことで、残留のための第一条件は第28節終了時点で16位以内にいることです。

16位のチームが残留するには残り6試合で3勝しなければならない

次に、第28節終了時点で16位以内のチームの残留の条件を見ていきます。16位のチームが逆転で残留したのは過去5シーズンで2010年のヴィッセル神戸、2012年のアルビレックス新潟の2回だけです。それ以外のケースでは15位以内のチームがそのまま残留していますので16位のチームが残留できる可能性は40%と高いとは言えません。
ですが、ある条件を満たせば残留を果たせることも同時に分かりました。

それは残り6試合で3勝を挙げること。2010年のヴィッセル神戸は3勝3分け、アルビレックス新潟は3勝1分け2敗、といずれも3勝しています。また残り6試合で3勝以上して残留できなかったケースはありませんので、一応の目安に成ります。

以上を踏まえて2014年シーズン第28節終了時点の順位に当てはめて降格チームを予想すると
17位セレッソ大阪、18位徳島ヴォルティスは降格の可能性が非常に高く、16位の清水エスパルスは3勝できれば残留でその確率は40%、と言うことになります。

とはいえ、これは過去5年のデータからの導き出した単なる予想です。勝ち点差がこれほど小さい場合、何が起きるか全く分かりません。いずれのチームも高い実力を持っていますので、一つのゲームがきっかけになって連勝することも十分に考えられます。

フットボールファンとしては、1つ1つのゲームを追いながら、どのようなドラマが生まれるのかを見守るだけです。

まとめ

これから最終節に向けてヒリヒリするような残留争いが繰り広げられます。追い込まれたクラブが覚醒する瞬間を目撃する場面に立ち会うことができますので是非一度Jリーグを見てみて下さい。
きっと胸を打つ何かに出会うはずです。
<おまけ>
第28節、セレッソ大阪はアディショナルタイムにゴールを決められ鳥栖に敗れました。
点を決められた瞬間、敗北を受け入れて天を仰いだり、がっくりと肩を落とす選手がいる中で、自らボールをセンターマークにセットし、相手ゴールを見据えて「取り返すぞ!」という強い意志を見せた選手がいました。カカウ選手です。その姿にプロフェッショナルとしての矜持を見ました。
ホイッスルが鳴るまでチームのために全力を尽くす。言葉だけでなく行動でも示すことができる素晴らしい選手です。フォルラン選手もそうですが、このような魂を感じる選手のプレイをみるのが私は大好きです。

Cacau
(カカウ選手です。視線の先には相手ゴールが。最後まで勝負を諦めません)

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