このラジオがすごい! 今年はこんなラジオを聞いていました

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年末年始を、ご実家や旅先で過ごされる方も、多くいらっしゃると思います。長い移動時間、読書や音楽も良いですが、ラジオを聞いていみるのも悪くありません。

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2014年の日本のラジオ界最大のニュースは、エリア制限が撤廃された「radikoプレミアム」の誕生


皆さんは、お仕事や学校でお忙しくされていらっしゃるので、普段、ラジオを聞かれる機会はあまりないと思います。


今やテレビさえもメディアの主役の座を奪われつつあるのですから、ラジオは、「とうの昔に終わった古いメディア」という見方をされる方も、多くいらっしゃるでしょう。


影響力の大きさから言えば、全くその通りで、年々ラジオリスナーの数は減っていて、ビジネスの観点からも利益を出すのに四苦八苦しています。


ただ、「リスナーの数」や「儲けがでるかどうか」と、「面白いかどうか」は全く別の話。
影響力が小さいと言うことは、クレームの圧力が小さく、より自由に番組を作れると言うことの裏返しです。


ラジオには、リスナーとの距離の近さという武器もあり、テレビよりも余程、刺激的な面白い番組があります。


しぶとく生き残っているラジオ界ですが、今年最大のニュースは、エリア制限を無くしたネットからのラジオ配信、「radikoプレミアム」が4月から導入されたこと。
(radikoプレミアムについては、過去の記事でも取り上げています。
”日本のラジオが少しずつ変わっています”
”大阪のMBSラジオが、ついにradikoプレミアムに参加します!”


海外では既に一般的になっていたラジオのネットからの聴取ですが、日本では2010年になってようやくスタート。


ネット配信なのでエリア制限などないはずですが、なぜか聴取エリアがラジオ局の電波が届く範囲に制限されるという、面倒な状況が続いていました。


それが、2014年4月から、有料(月額350円(税別))ではありますがエリアフリーの「radikoプレミアム」が誕生して、ようやく、日本国内にいれば、どの地域のラジオ局でも聴取できる環境が整いました。


聴取エリアの広さで言えば、テレビを圧倒することになりますし、どの地域のテレビ局も東京で制作する番組を中心にプログラムを構成していることを考えると、番組の多様性の面からもテレビを上回ることになります。


こうして、少しずつではありますが、聞ける番組の幅が広がり、リスナーにとって好ましい環境に変わってきたラジオ。
お時間のある年末年始の移動中や、テレビに飽きた後のベッドの中で、スマートフォンを起動させてラジオを聞いてみて下さい

このラジオが凄い! こんなラジオを聞いてきました

私が、今年聞いてきたラジオの一部をご紹介します。
お笑い好きのため、バラエティに偏るきらいがありますがご容赦下さい。

それゆけ!メッセンジャー(MBSラジオ)

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(出典:「それゆけ!メッセンジャー」HP)


やはりこの番組を外すことはできません。
関西ラジオ界の雄、大阪MBSラジオから『それゆけ!メッセンジャー』です。


聴取率が関西地区でトップ5に入る好調ぶりで、今年の10月でまる11年を迎えた人気番組。


土曜11時30分からのスタートで、出演は漫才コンビのメッセンジャーさん(黒田有さん、あいはら雅一さん)と六車奈々さんです。


メッセンジャーのお二人の掛け合いが最大の魅力で、巷の旬の話題を庶民派の視点からすくいあげ、笑いに変えていきます。
「ゲスい」「イヤらしい」、でも、「本当のところ」を包み隠さず話してくれるので、リスナーも共感しやすく大いに盛り上がります。


それに加えて、結婚1周年を迎えた六車奈々さんの「いよいよか」と思わせる、結婚生活の迷走ぶりが、メッセンジャーさんの面白さに拍車をかけます。


知り合って3ヶ月で決めた結婚、ド派手な披露宴。そこから一気に転げ落ちていった結婚生活(六車さん談)。メッセンジャーのお二人は、「待ってました」とばかりに、残酷なまでの鮮やかさで、そのコントラストを笑いに変え、リスナーの耳を釘付けにします。


新年は1月3日から放送です。

Skyrocket Company (Tokyo FM)

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(出典:「Skyrocket Company 」HP )


平日夕方と言えば、この番組以外ありません。
TokyoFMの「Skyrocket Company 」、平日17時からの放送です。


「Skyrocket Company 」はその名の通り、ラジオの中の会社という設定で番組が構成されています。
出演者は本部長のマンボウやしろさんと、秘書の浜崎美保さん。


渋谷にあるスペイン坂スタジオから放送していて、放送中ならガラス越しにお2人の様子を見ることも可能です。Ustreamでも配信しているので、ネットから動画でも楽しむことができます(ただし、Ustreamでは音声が聞こえません。ここは中途半端なところ)。


この番組の面白さは、設定の妙とマンボウやしろさんのセンス。
ラジオの中の会社という設定がユニークですし、リスナーを「社員」として番組に引き込み、一緒に作り、楽しんでいこうという姿勢に居心地の良さを感じます。


マンボウやしろさんは本部長の立場から、社員であるリスナーの話を聞いて、励まし、背中を押してあげるのですが、その言葉の一つ一つが深く、よく考えられていて、心に響きます。


そんな真面目な話をする一方で、根っからの芸人でもある、マンボウやしろさんは、常に笑いを求めてチャレンジもします。


どんな展開になったとしても、ただ真面目な話では終わりません。笑いを提供することも絶対忘れないのです。
その両方のバランスをとりながら、番組を作っていける希有なセンスを持った才人。それがマンボウやしろさんです。


数少ない、本当に面白い「しゃべり手」を見つけたSkyrocket Company を、是非体験していただきたいと思います。
新年は1月1日(元日)から放送です。

よなよな…(木曜日) (ABCラジオ)

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(出典:「よなよな…」HP)


大阪ABCラジオからは夜のワイド番組「よなよな…」。中でも、木曜日を推したいと思います。


出演は漫才コンビのダイアンさん(西澤裕介さん、津田篤宏さん)です。


ダイアンさんと言えば、THE MANZAI2014で決勝大会にも進出した、実力派の漫才コンビですが(個人的には、オールザッツ漫才の時の、太秦の空き時間に外出している「岸大介」が大好きです)、漫才ネタ以外のフリートークでもその面白さは際立っています。


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(偶然コンビニで買い物をされていた岸大介さん (「オールザッツ漫才」(MBS)より)


お二人は中学校の同級生であることから、お互いのことをよく知っていて、特に、当時から現在までの津田さんの失敗談を西澤さんが笑いにしていきます。


弁の立つ西澤さんに、津田さんはとことんやり込められますが、ぎりぎりまで追い詰められた後に、怒りを爆発させて、子供のように西澤さんに言い返す。


この一連のやりとりが非常に面白く、津田さんの面白さを鮮やかに浮かび上がらせる、西澤さんの洞察力と表現の上手さ。そして、津田さんの感情の激しさとそれを上手く表現できない不器用さとが、うまく噛み合って、誰にもまねできない笑いが生まれます。


リスナーからのネタメールで構成されるコーナーも充実していて、夜のワイドプログラムらしい、多彩な魅力を持っている番組です。


新年は1月1日(元日夜)からの放送です。

マキタスポーツ ラジオ はたらくおじさん (ラジオ日本)

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(出典:「マキタスポーツ ラジオ はたらくおじさん」HP)

次は、ラジオ不毛の時間帯(ラジオに限らずそうですが)、土曜深夜からピックしました。
ラジオ日本の「マキタスポーツ ラジオ はたらくおじさん 」です。


出演はマキタスポーツさんと夏江紘実さんで、放送は土曜深夜1時30分からです。


この番組は芸人でありながら、音楽にも造詣が深いマキタスポーツさんが、鋭い視点で音楽を分析して笑いにしていく、音楽バラエティ番組です。


毎週、音楽の特集が組まれ(たとえば、予備校のCMソングを特集した「予備校ミュージック!」など。笑い優先の特集です)、真面目なふりをして、おかしな点をどんどんあぶり出し、笑いにしていきます。


もう一つの特徴が、番組のオンエア中に、パーソナリティのお二人がtwitterでどんどんつぶやいていること。
録音であることの利点を生かして、リスナーと同じ立場で番組を聴きながら、twitterで交流していくというのは、斬新で面白いところです。


新年の放送は、1月3日深夜1時30分からです。

銀シャリの炊きたてふっくらじお(KBS京都ラジオ)

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(出典:「銀シャリの炊きたてふっくらじお」HP)


漫才コンビ、銀シャリさん(鰻 和弘さん、橋本 直さん)のお二人が担当されている番組です。


2010年に始まり、今年で丸4年。途中、時間帯の変遷はありましたが、しっかりとリスナーをつかんで人気番組に成長してきました。


この番組の特徴はしゃべくり漫才で評価を高めてきた銀シャリさんの、テンポの良い掛け合いと、ステージでは見ることのできない二人の仲の良さを感じることができるところです。


つっこみの橋本さんが中心になって、話題を広げていきますが、その展開は漫才さながらの面白さで、鰻さんの勘違いや言い間違いを上手に拾って、嫌味なく笑いにつなげていける。
銀シャリさんのコンビとしての実力の高さががよく分かるところです。


また、お二人は番組の中で日常で感じた不満や、疑問を話すのですが、その際に、お互いが共感し合うことがよくあります。
無理に合わせるのではなく、自然に同じ意見をもっているようで、「いやなこと」に対して近い価値観をもっていることが分かります。


この辺りが、コンビの仲の良さの根幹にあるような気がして、コンビの関係性についても興味深く聞くことができます。


新年は1月4日、午後1時30分から放送です。

Ready Steady George!!( InterFM)

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(出典:「Ready Steady George!! 」HP)


平日午後のワイドプログラムと言えばこれ。
ジョージ・ウイリアムズさんとシャウラさんが担当する「Ready Steady George!!」です。


時間帯の関係から必ず聞けるわけではありませんが、仕事の合間などで時間があるときには、自然にInter fmを選んでいます。


この番組の良さは、ジョージさんとシャウラさんの個性。


ジョージ・ウイリアムズさんは長年InterFMの人気番組を引っ張ってきた、InterFMの象徴とも言えるパーソナリティで、一貫して「音楽を通じてバカになって、みんなで楽しもう!」という気持ちを伝えてくれるリスナーにとって友達のような存在です。


その明るさとオープンなところが大きな魅力。
選曲も洋邦問わず「面白い曲を!」という意気込みが感じられて、気持ちが良いです。


そして、この番組の魅力のもう一つがシャウラさんの明るさ。
特に、リスナーからのリクエストをtwitterで募り、その場で曲を選んでかけてしまう「リアルタイムリクエスト」での、

「スタート!」
「シューリョー!」

の掛け声はリスナーを元気にしてくれます。


気持ちが上がらない午後の時間帯を明るく盛り上げてくれる存在が、「Ready Steady George!!」なのです。


新年は、1月1日午後3時からの放送です。

まとめ

普段馴染みのないラジオ。
上に挙げたもの以外にも、紹介しきれなかった面白い番組がいくらでもあります。
お時間が許せば、この年末年始に聞いてみて下さいね。
<おまけ>
今年も『近日出荷』にお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年も読者の皆様にとって実り多き一年となりますように。

良いお年を。

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