クライアントの「見えない」「曖昧」に対するもやもやに、専門家として”基準”を提供することもサービスの一つです

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公認会計士あるいは税理士として仕事をさせていただくとき、常に考えているのが「いただいた報酬にふさわしいサービスを提供できているか」です。価格競争をしていない私の事務所では、これを追求せずしてビジネスパートナーに選んでいただくことはできません。

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形のあるサービスである申告業務 業務の柱ですがそれだけではありません

私が税理士として提供させていただいているサービスの中で、最も分かりやすいのは申告業務です。クライアントに作成していただいた帳簿類をお渡しいただき、内容をチェックした上で税務上の調整を行い税額を確定。その結果を税務署に申告して業務完了の報告をします。

法律上定められた義務である申告は、専門性的な判断を要する箇所も多く存在するため税理士のチェックを経て申告される会社さんがほとんどです。完成した申告書や帳簿類といった成果物を見ていただけることと、なにより法律上の義務を達成できた安心感を感じていただけるので、税理士としても確信を持ってフィーをいただくことができます。

ただ、申告業務はサービスの柱ではありますが、私の事務所が提供するサービスはそれだけではありません。他にITをからめた経理効率化のコンサルティング、資金繰りの確認と将来計画、経営分析、などの業務もあります。ですが、こちらについては法律上の義務ではありませんし、公的な申告書や帳簿といった資料を作成するわけではありません(提案書や改善案などを作成することはあります)ので成果を目でみていただくあるいは成果を実感していただくことが難しいサービスです。

「見えない」を「見える」に「曖昧」に”基準”を示すことが一つのサービスになります

そのような成果を実感していただくのが難しいサービスについて、どのような形のサービス提供ができるかを試行錯誤していますがその中で生まれてきた一つの形が、専門家の立場から「見えない」を「見える」ように「曖昧」なものに明確な”基準”を提示するサービスです。

たとえば、経営分析のコンサルティングを引き受けた場合、私が様々な分析の指標を用いて分析した結果を資料にまとめ、一般に言われている基準でアドバイスを行っても何の意味もありません。そうではなくて、クライアントである経営者の方が不安や疑問に思っている箇所を確認して、それに答えるための資料(たとえば複数期間の在庫の推移)や指標(たとえば棚卸資産の回転期間)を提示して、専門家の立場から「御社なら、この指標がどの程度までなら心配しなくてもいいですよ。これを越えてくると何か大きな変化が起こっていますからすぐに原因を探るようにしましょう」など、会社の数字を曖昧にしか捉えられていなかったところに、明確な基準を示して差し上げるのです。

クライアントも、会社を経営する上で何らかの指針や指標を欲しています。もちろん、経営の過程で得る取引先や市場からの情報なども参考にされますが、ご自身の会社の数字についても同じように何らかの指標を持って実態を把握し、経営に役立てたいと考えています。

このようなクライアントの「見えない」もしくは「曖昧」な状態に抱くモヤモヤを、「見える」あるいは「”基準”を示す」ことで解消することが一つのサービスの形になり得ると考えています。これができたときは、冒頭で申し上げた「いただいた報酬にふさわしいサービスを提供できているか」に対して「できている」と答えることができるのです。

まとめ

「形がない」あるいは「曖昧」な状態のモヤモヤを無くすことが1つのサービスになります。
また、サービスの内容に「見えない」あるいは「曖昧」がなくなればクライアントは納得してフィーを払ってくれるでしょう。

この「見えない」「曖昧」によるモヤモヤが晴れるかどうかが、クライアントを動かす重要な要素になります。
<おまけ>
ハロウィンが盛り上がっているようですが、今日が終わると次はクリスマスですね。仕事とはいえ、今日一日で飾り付けを変えなければいけないお店の皆さんは大変ですね、お疲れ様です。

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