モチベーションも気力も、体力と同じで限界がある よりよい明日にするために、その1歩を踏みとどまる

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コンディションが良い日にランをしていると、いつものコースから外れて距離を伸ばしたくなります。本当に調子が良い日は別ですが、結局、最初に設定したコースを選択することが多いです。これはランを安定して継続するための工夫の1つです。

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1日の頑張りで2日のロス トータルのパフォーマンスを考えて力を使う

「 いつでもどんな時でも『全開』ってーのが、おめーの生き方だろ?」
公認会計士試験の勉強を始めた頃、思い浮かべていた漫画の台詞です。体調を崩して、ボロボロになった状態から這い上がるために選んだ公認会計士への道。できるだけ短期間で合格に到達したいと考えて、まずは勉強の量で負けないことを目標に掲げていました。今振り返ると、自分に自信が持てなくなった不安な気持ちを払拭するため、合格への具体的な道筋をイメージできないいらだちから逃れるための目標設定でした。

それでも当初は順調に進んでいました。基礎講座なのでボリュームも少なく理解するにも時間がかかりません。どの科目も新しく始めるものなので新鮮で楽しんで勉強していました。
事情が変わってくるのが応用期に入った頃。授業で習う内容が観念的すぎて理解するのが難しい内容になりました。また、記述式の回答が求められる答案練習がスタートして、それまで経験したことのない形式のテストになかなかコツが掴めず、芳しくない成績に苦しむことになったのです。

それでも諦めるわけにはいかず、当初に掲げた勉強量で苦境を切り開こうと決意。自習室のスタートに合わせて席に着き、自習室が締まった後でも近くのカフェに移動し22時近くに終わるというスケジュールで勉強することにしました。
なにせ、やることはたくさんあります。新しく習った授業の内容の復習、テストで間違った問題の見直し、類題でのトレーニング、記述式のテストに回答するためのスキルの習得、模範解答の暗記、以前習った内容の確認、次の授業の予習…。
内容をよく理解できていないことについて勉強するのですから時間もかかります。苦しいしストレスも溜まりますがとにかく我慢して勉強していました。
「 いつでもどんな時でも『全開』ってーのが、おめーの生き方だろ?」

自分に言い聞かせて続けますが、三ヶ月もすると上手くいかなくなりました。無理がきかなくなるのです。
正確には、その日頑張ることはできますが、次の2日間は集中力を欠くようになり、スケジュールをこなせません。そのことでまた自分を責めるようになっていました。

並行していたラン 無理のないスタイルで安定したパフォーマンスを発揮

この1日全力、2日平均以下、という不安定な状況を変えるヒントに
なったのが、勉強の傍ら続けていたランでした。
勉強の邪魔にならないように毎日10km、1時間のコースを3つ作り、気分に応じて走るように決めていました。さらに、雨の日は休み、痛みが出たら即中止、のどが渇いたら止まって給水、疲れたときは歩くのもOK、などとにかく無理のないスタイルを取っていたのです。

そのようにルールを決めて続けていたランは、歩いたり給水が必要になったりする日はほとんどなく、10kmを50分台で走りきるのが普通になっていました。気合いも入れていない、ゆるい縛りにもかかわらず安定したパフォーマンスを継続して発揮できていたのです。

ここで、気力には限界があって一時的に高パフォーマンスを期待できても、それは後のパフォーマンスとの引き替えになることに気づきます。気力に限界があることを前提にして、限界に至る前に留め、翌日以降に影響が出ないようにするのが、実は安定したパフォーマンスにつながるのではないかと思うようになりました。

ようやくモチベーションに限界はないという思い込みから解放されることになったのです。

タスクではなく時間で管理する

具体的にはスケジュールを時間で管理することにしました。タスクで管理しようとすると、そのタスクを完全に終わらせてから次に行きたくなるのが人情です。それをやってしまうと、時間がどんどん伸びて下手をするとその日のうちに終わらないことも。そうならないために時間で区切り、粗々しかできてなくても、時間が来たら強制的に次のスケジュールに移るように変えました。

一日の終了時間ももちろん厳守。朝のスタートは9時にして終わりは18時と大幅に変更しました。それでも9時間、ランチの時間を除いても8時間は確保できるのですから、人間の集中力を考えると十分なのです。

気力に限界があることを前提しにして、タスクではなく時間で管理するようになってからは、テストの点数でへこむことはあってもパフォーマンス自体は安定することになりました。

まとめ

継続して安定したパフォーマンスを発揮するには、モチベーションや気力を使い果たさないことが大事です。1日の負担を軽くする工夫をして過剰に気力を消費することを避けましょう。
それができれば、翌日も、その次の日も良好なパフォーマンスが維持できるようになります。
ただし、やることがはっきりしていて短期間で終わる、試験の追い込みのような場合には限界突破するやりかたも大いに推奨したいところ。そのような経験がご自身の能力をさらに高めるきっかけになりますからね。

<おまけ>
最近は漫画を読む時間がないので残念です。
久しぶりに三宅乱丈先生のコメディを読みたくなりました。

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