サッカーファンのボーダーはここだ! 「日本代表のゲームをどう感じるか」で、クラブチームへの思いの強さが分かる

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サッカー界では毎年6月から8月にかけては各国の代表チームのゲームが行われます。今年は、EURO2016、コパ・アメリカが開催され、我らが日本代表も8月のリオデジャネイロ・オリンピックに参加することになっています。非常に楽しみな代表チームの試合ですが、「代表チームの試合をどう感じるか」は、サッカーファンによって違いがあります。

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日本で最も人気のあるチームとは

日本には、少年サッカーから社会人、シニアチームまでたくさんのサッカーチームがあります。

日本サッカー協会のデータによると、2014年度に登録されているサッカーチームの数は28,550。ものすごい数ですよね。

この中にはJリーグのクラブも含まれていますが、これだけある日本のサッカーチームの中で、最も人気があり、最も規模の大きなチームはどこかと聞かれたら、どう答えるでしょうか。

Jリーグのクラブを思い浮かべる方もいると思いますが、答えはダントツで日本代表チームです。

たとえば、Jリーグで最多の観客動員を誇り、最大の予算規模を持っているのは浦和レッズですが、日本代表チームと比較するとその違いに圧倒されてしまうほど。

まず、売上については、浦和レッズが約61億円(2015シーズン)であるのに対して、日本代表チームは約183億円(2015シーズン)と約3倍。

チームの強化に使える予算(事業費)は浦和レッズが約60億円に対して、日本代表チームは約150億円と約2.5倍。

人気面の指標になる観客動員数を比較しても、浦和レッズが平均で38,745人であるのに対して、日本代表の場合は完売にならないゲームはほとんどありません。

もちろん、代表のゲームは1年に多くても10数試合程度で、そのうち日本国内で行われるものに限ればその半分くらいになってしまいますから、数が少ない分、観客動員では有利に働くかもしれませんが、

売上の規模や強化のために使える予算、さらに、テレビの視聴率などを考えれば、日本代表が日本でNo1のチームであることに疑う余地はありません。それほど、他のチームを圧倒しています。

”希少性”と”世界への挑戦のストーリー”がたくさんの人を惹きつける

これだけ人気のある日本代表チームですが、その理由は大きく2つあります。

1つは、代表の試合の希少性です。

各国の代表チームが試合をいつ行うかは、国際サッカー連盟(FIFA)の「International Match Calendar」に従って、

スクリーンショット 2016 06 29 23 54 56
(出典:FIFA.com 「International Match Calendar」)
ヨーロッパのクラブチームのスケジュールを縫うように、代表チームの日程が決められている

各地域のサッカー協会が主催する国別の大会(アジアカップなど)や、
各国のサッカー協会が主催する自国の強化試合(キリンチャレンジカップなど)などの
日程を決めています。

「International Match Calendar」は、クラブチームの意向とは関係なく国別の代表チームの試合を行える日を定めたものですが、

同時に、クラブチームのスケジュールに配慮して決められていますから、
クラブチームが年間を通じて活動している関係上、代表チームの試合に割ける日数は非常に限られていて、クラブがシーズンオフになる6月、7月を中心に、多くても年に10数試合行える程度の日程しか与えられていません。

ですので、国の代表チームの試合は希少性が高く、どの国の国民にとっても非常に貴重なものになっています。

代表チームの人気のもう1つの理由は、代表チームが背負っている「世界への挑戦」のストーリーにあります。

日本代表の試合は、その多くが、ワールドカップやオリンピックなどの予選や、本大会での決勝トーナメントの出場を賭けた試合など、ビッグタイトルへのプロセスにあたるものです。

つまり、代表のゲームには、「日本が世界に挑戦する」というダイナミックなストーリーがベースにあり、そのことで代表チームに感情移入しやすく、「自分のチーム」という感覚を抱きやすいことから、多くの人の心を惹きつけています。

「代表チームの試合」にガッカリする人々

もちろん、私も代表のゲームは大好きです。
ゲーム内容も気になりますが、「とにかく勝ってくれ」と祈りながらハラハラドキドキして見ています。

特に、ワールドカップに関連する試合は力が入って、プレーごとに声を上げて一喜一憂しながら試合を見るのがいつものスタイルです。

ただ、これだけ興味を持って見ている代表の試合であるにも関わらず、「今日代表の試合がある」と分かった時、ほんの少しだけですがガッカリする瞬間があります。

というのも、応援しているクラブチームがある人にとっては、「週末にはそのクラブのゲームがある」と言うのが習慣になってしまっていて、そのせいで週末が近づくと「今週はどこと試合だっけ?」とスケジュールを見て確認するんですよね。

スクリーンショット 2016 06 30 3 05 51
(出典:愛媛FC HP 週末はほぼゲームが予定されているため、ゲームがない週にファンは戸惑います)

ところが、その週に試合がないとなると「え? 何で?」と疑問に思って理由を調べるわけです。そこで「日本代表の試合があるために試合がない」と分かると、「何だよ、代表のゲームかよ〜」と応援しているクラブチームの試合が見られない不満を反射的に代表チームにぶつけてしまうんです(全くのお門違いなうえ、すぐに「代表なら応援しないと」とすぐ切り替わるんですけどね)。

これ、私の場合なら、その瞬間だけは、

日本代表  <  愛媛FC

になっていると言う、面白い現象が起こってます。
(売上5億7千万のチームが、売上183億に勝つなんて、夢のある話じゃないですか!)

この、

「え、今週試合ないの?」
「何だ、代表のゲームかよ〜(ガッカリ(´д`))」

という気持ちになるかどうかは、どれくらいクラブチームを応援しているかの試金石になっているように思っています。

ほんの一瞬でもこのような感覚を持ったなら、その人はかなりの愛情をそのクラブに注いでいるはず。

そのクラブは既に”生活の一部”ですね。

20年以上前、ヨーロッパのサッカーを見始めた頃、

「代表のゲームは人気がなくてクラブチームのゲームの方が断然人気がある」

というのを聞いて、当時はあまりピンとこなかったのですが、今ではよく分かる気がします。

まとめ

日本代表チームのゲームがあることで、ガッカリした経験があるかどうかで、応援するクラブチームへの思いの強さが分かります。週末にゲームがなくて、「つまらない」と感じるようになったら立派なサポーターですよ!

おまけ

プロ野球のファンも同じような方、いるんじゃないでしょうか。
「侍ジャパンよりジャイアンツやタイガースの試合が見たい」というのも、分かる気がします。

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