宿泊予約サイトでキャンセル待ちを狙う

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

8月は何件か旅行の予定が入っています。その際に必要となるのがホテルの予約です。ネット予約が真っ先に思い浮かびましたがサイトによってその違いはあるのでしょうか。

スポンサーリンク
自動サイズレスボンシブ

フェスの宿泊予約争奪戦

私にとっての今年の夏の最大のイベントは8月23,24日に山口県で開催されるwildbunch fest2014です。

Wildbunch fest

夏フェスには何度も参戦しているため、開催期間中の会場近くのホテル争奪戦がいかに過酷かは身にしみて分かっています。


Rock in Japanやフジロックなどの老舗かつ人気のあるフェスの場合、ラインナップどころか開催自体が決まってないときから、開催日を予想してホテル予約してしまう強者も。


そのため、フェスの場合は「それなりに会場に近い場所を確保できていればOK」とすることも多いのですが、今回は事情が違います。


wildbunch festはラインナップは豪華なのですがそれほど知名度が高くないせいか、チケットをおさえた後でも会場の最寄り駅近くのホテルがとれてしまったのです。 
ただ、一つ悩ましいことがあって、3泊分押さえたのですが最寄り駅近くは最初と最後の2泊分だけ。真ん中の日だけが少し離れた駅のホテルになっていたのです。


こうなるとたった1泊の都合で不便を強いられることになりますから、何とか2泊目も最寄り駅の近くでホテルを押さえたくなるのが人の性です。 
どうしてもあきらめきれずに、探すことにしました。


とはいえ、現状では空きがなくて見つけられる可能性が高いとは言えず、時間にも限りがあることから、足繁く旅行代理店に足を運んだりすることはあきらめて、この作戦をとることにしました。題して、


「宿泊予約サイトを複数使ってこまめに見る作戦!」


ってそのままですが、それ以外思いつかなかったのでコレで行きます。

宿泊予約サイトの仕組み

宿泊予約サイトの仕組みは、広く共有されるほどには公開されていないようですので、詳細は分かりませんが、一般的に知られている、基本的な仕組みについてだけ見ておきます。

ホテルや旅館の経営では、お客さんが宿泊した時に支払う「宿泊料」が主な売上になります。できるだけ空室を無くし、施設全体の稼働率を上げることが、利益を上げるポイントになるのです。


ところが、観光名所の有名な旅館やホテルは別ですが、競争が激しく、それほど資金に余裕のない施設にとっては、自力で予約を取って満室にするのは至難の業。


そこで、ホテルや旅館が宿泊予約サイトに空室を提供して、ネット上に公開してもらい、広くお客さんに存在を知ってもらうことで、効率よく空室を売れるようにしているのです。

 お客さんにとっても、多くの施設ををまとめて比較してプランを立てられるので、個別に宿泊施設を考えるのに比べて、利便性が高くなります。


また、宿泊予約サイトも、多くの施設に参加してもらうことで、サイトの知名度と信頼が上がって、お客さんを集めることができますし、宿泊料の5−9%をホテル側から手数料として支払ってもらうことで利益を上げることもできます。

このように、基本的には宿泊予約サイトが市場のような存在となって、ホテルや旅館の空室とお客さんとをつなぐ仕組みになっているのですが、詳細は明らかになっていません。


掲載する施設、割り当てられている部屋の数、更新の頻度、予約スタートのタイミングなど、サイトごとに違いがあり、サイトによって情報にばらつきがある可能性があります。


この「情報のばらつき」に着目して、複数のサイトを使って、プランを発見することができるのかを試すことにしました。

調査方法

調査方法は簡単です。


最初にいくつかの宿泊予約サイトをピックアップして、同じ条件(8月23日の宿泊)で検索し、検索結果に違いがあるかどうかを調査します。


検索のタイミングは1日3回、同じ時間帯(10時、13時、20時)です。 
各サイトの条件を入力した検索画面をお気に入りにして保存していますので、調査時間はほんの数分。


調査開始時はどのサイトの検索結果も0軒でしたので横一線でのスタートです。

エントリーされた宿泊予約サイトご紹介

今回エントリーさせていただいた宿泊サイトの皆さんです。

楽天トラベル

Rakuten travel

宿泊予約サイトとして一番にイメージするのが楽天トラベルでしょう。


掲載施設数、国内29,297軒、海外15,459軒、口コミ数740万件以上と圧倒的な情報量を誇ります。楽天トラベルで予約しなくても施設の情報や評判を知るために見ることも多いのではないでしょうか。


私も、今までほとんどのケースで楽天トラベルを利用してきましたが、今回のようなキャンセル待ちのケースでも、その力を発揮するのでしょうか。

じゃらんnet

Jyaran

リクルートが運営する宿泊予約サイトです。 
旅行誌じゃらんの知名度もあり、掲載施設数23,571軒とかなりの充実ぶりです。


特徴は、観光スポットの情報や写真の掲載が多いこと。 
宿泊だけでなく、旅全体をサポートしようとする姿勢が窺えます。


楽天トラベルと比べると、口コミや評価の情報で見劣りするじゃらんnetですが、予約情報については差があるのでしょうか。

JTB

Jtb

旅行代理店最大手JTBの予約サイトです。


リアルでの強みを生かしきれていない印象で、特に各施設ごとの情報量が少なく物足りなさを感じます。 
未だにリアルが強すぎるために、リソースをネットに十分に振り向けられないという、社内事情があるのかもしれません。


ただ、宿泊プランについては、これまでの実店舗での実績もあり充実しているはずで、キャンセル待ちの情報にも期待できるのではないでしょうか。

スマ宿

His

H.I.Sが運営する宿泊予約サイトです。


もともと格安海外旅行プランで名をはせたH.I.Sですから、国内は弱いと予想されますが、だからこそ思わぬ掘り出し物が見つかることもあるかもしれません。 
他では扱っていないプランを目当てにエントリーです。

ホテルのサイト

ホテルのサイトにも網を広げました。


予約サイトに割り当てていない枠もあると思いますし、情報の更新が最も速いのが施設のサイトではないかという推測もありましたので、候補になる数件のホテルについては直接アクセスして情報を取ることにしました。

調査結果

調査結果がどうなったかと言うと。

正直、フェス開催日ギリギリに何件かキャンセルがでるくらいで、それまでは継続しなければいけないかも、と覚悟を決めていましたが、意外にも早期に決着しました。


なんと、「じゃらんnet」から、フェス会場の最寄り駅にあるホテルの情報が出てきたのです。 
ちょうどフェスの2週間前のタイミングで、一気に5つの宿泊プランがオープンになっていました。


最初は間違いかと思ったのですが、日程、料金、等の条件に間違いは無くすんなり予約成立となりました。


これは予約開始時期が2週間前と決められていたプランなのでしょう。


予約開始が早いところなら半年以上前のケースもあり、早い者勝ちなイメージもあったのですが、このようなプランもあったことに驚きました。

この成功を踏まえて、翌日8月24日のプランも出てこないかどうか継続して調査しました。


24日のホテルは、場所は良いのですが若干高めのプランだったので、より安いプランが出てきた場合はそれに乗り換えようと考たからです。


すると、翌日にはJTBから24日のプランがオープンになり(事前に予約したプランの約半額でした)、すかさず予約しました。

と言うことで、今回の調査からは、


・直前になってオープンになる宿泊プランが存在すること

・ただし、それがどこの宿泊サイトに割り当てられているかは決まっていないこと


が分かりました。


この辺の事情は推測するしかありませんが、ホテル側が予備に取っておいた枠を少しずつ小出しにして、取引の多いサイトに提供しているのかもしれませんし、最初からオープンする時期を制限して、各サイトに割り当てているのかもしれません。


とにかく、フェス開催日近くでも、会場近くの宿泊プランをネットから確保できる可能性があることが分かったことが、今回の大きな収穫でした。

ネット以外の可能性も探るべき

ネットでもキャンセル待ちの成果があることが分かりましたが、この事実を踏まえると、逆説的なようですが、ネット以外の選択肢を持つことも有効だと考えられます。


ネット上でもサイトによって、持っている情報が違うのですから、さらにリアルになれば違う情報が出てくる可能性は高いと考えられるからです。


中でも当事者であるホテルや旅館は、自分の施設の空室情報をいち早く把握しているはずですから、そこから直接情報を得ることには、大きな意味があります。


ネットで空きがないと知ってあきらめてしまうのではなく、電話で宿泊施設に連絡し空室情報を入手することを選択肢として持っておくと、掘り出し物に出会えるチャンスはグッと増すように思います。

まとめ

ネットは情報を集めるのに非常に便利ですが、情報源によって情報にばらつきがあるのもまた事実です。
そのことを理解して直接当事者(今回は宿泊施設ですね)から情報を取ることを頭に入れておくと、選択肢が広がってよりよい判断ができる可能性が高くなりますよ。

おまけ

今まで楽天トラベルばかり使っていましたが、これからはもっと選択肢を広げてみます。

スポンサーリンク
自動サイズレスボンシブ
自動サイズレスボンシブ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする