その道の名に用がある ーいつの間にか通りに名前がついていたー

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毎日当たり前に歩いている道。いつかその道の名付け親になる日が来るかもしれません。

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不自然な名前に違和感

仕事で東京スカイツリーの近くを訪れた時のこと、浅草通りを東に向かって歩いていると真新しい緑の看板が目に入ってきました。そこに書かれていたのは「タワービュー通り」。明らかに最近つけられた名前でスカイツリーを意識しているはずなのになぜか「タワー」を名乗っています、不思議なネーミングの醸し出す違和感に素通りできませんでした。とにかく写真におさめます。
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道には管理番号しかありません

私が知っている道の名前は、外堀通り、靖国通り、蔵前橋通り…。どれも由来がはっきり分かって人々の間で長く使われている名前です。そこに来て「タワービュー通り」です。そのとってつけたような名前もそうですし、「道の名前が後からつけられるなんてアリなの?」という基本的な疑問が残ります。なら調べてみるしかない、ということで探ってみると、意外な事実が分かってきました。一番の驚きは日本の道路にはもともと管理番号しかないと言うこと。道路は国や地方自治体で管理していますが公的な機関が道を区別するために決めているのは管理番号だけで私たちが慣れ親しんでいる名称は全て後からつけられたものだったのです。東京都道405号外濠環状線、東京都道302号新宿両国線、東京都道315号御徒町小岩線、これ順番に外堀通り、靖国通り、蔵前橋通りなのですが全然ピンときません。やっぱり名前って大事ですね。

道に名前がつけられるまで

それでは、どうやったら道に名前がつけられるのか。これはそのケースによって異なります。「タワービュー通り」の場合ですが、スカイツリーの開業に合わせて通りを整備する計画が持ち上がり、その地元説明会の席で地元の方から愛称をつけようとの要望あったことが始まりです。そこから愛称選定の検討会が地元の町内会を中心に組織されて、いくつかの候補のなかから検討会が選んだのが「タワービュー通り」でした。ちなみに愛称に”スカイツリー”を入れなかったのは既に商標登録済みだったことによります。その後、区長の決裁を受け、区議会に報告し、異論がなかったことから正式に「タワービュー通り」が愛称として認められることになりました。区報(2012年(平成24年)4月1日号)で区民にも報告されています。道に名前がつくというのは大きなことだと思いますが、意外にも地元住民の意思が大きな部分を占めますから、私たちがその名付け親になることも?

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まとめ

”通り”もそうですが、名前ってとても大切ですね。たくさんの人に呼ばれるようになってはじめて存在が認めらるような気がしました。
私も「ねえねえ」や「ちょっといい?」ではなくきちんと相手の名前を呼ぶようにします。

<おまけ>
墨田区土木管理課の方に貴重なお話を伺うことができました。大変丁寧なご対応をいただきありがとうございました。
ついつい疑問が浮かんでしまった時には、また、お願いしますね!

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