2015年6月度ラジオ聴取率調査結果発表! 平日午後の帯番組は、「たまむすび」が「ゴールデンラジオ」を逆転しました

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先月実施された首都圏のラジオ聴取率調査の結果が発表されました。「変わり映えしないなぁ」というのが率直な印象ですが、個別の番組については、面白い動きが。平日午後の帯番組として競合している、TBSラジオ「たまむすび」と文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の順位が入れ替わることになりました。

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局別の聴取率はほとんど変化なし TBSラジオは連続首位の記録を丸14年に伸ばしました

まずは、局別の聴取率の結果です。

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(出典:TBSラジオ HP ニュース&トピックス 7月7日)


前回(4月調査)の結果と比較してみます。

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ため息が出るほど、変化がありません。 
退屈です。


まず、局別の聴取率合計を見ていただきたいのですが、4.1%と全く変化がありません。


さらに、局別の増減を見ても、TBSラジオが「+0.1」、文化放送が「-0.1」と変化がありましたが、他は全く変わりはありません。


ということで、TBSラジオは今回も1位。 
これで、まる14年連続で1位を継続していると言うことになります。


他は、文化放送が数字を落としたことで、変化のなかったJ-WAVEが0.7%で単独2位に、3位はニッポン放送、TOKYO FM、文化放送が0.6%で並ぶと言う結果になりました。

とにもかくにも「変化なし」です。 
4月の改編も、全然影響がなかったということですね。


今までの調査方法(無作為に調査対象を抽出して、調査票を送付して返送してもらう方法。詳しくは、以下の記事で扱っています)だと変わり映えしないので、



そろそろ、「Radiko.jp」を使って、ネット経由での聴取率調査も、別枠で実施してもらいたいところです。


ネット経由の聴取者と地上波経由の聴取者では、かなり傾向が異なると思います。
「Radiko.jp」からの調査は、コストも手間もあまりかからないと思いますので、是非実施してもらいたいです。

番組別調査では変化が

続いて、番組別の順位です。 
具体的な聴取率は公開されていないので、上位10番組の順位だけの結果になります。

スクリーンショット 2015 07 09 9 43 46
(出典:TBSラジオ HP ニュース&トピックス 7月7日)


こちらは変化があります。 
今年に入って注目してきた、平日午後の帯番組に順位変動がありました。


月曜から金曜の13時から15時30分に放送されている、TBSラジオ「たまむすび」と文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」。


それまで優勢だった「ゴールデンラジオ」を「たまむすび」が上回ることになったのです。

平日午後の帯番組の順位に変動アリ 「たまむすび」が「ゴールデンラジオ」に代わって同時間帯首位を獲得

「たまむすび」と「ゴールデンラジオ」の順位の変遷です。

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グラフでも確認しておきましょう。

スクリーンショット 2015 07 09 10 02 24


2014年の順位を見ていただきたいのですが、「ゴールデンラジオ」はかなり強かったんですよね。


10位以内に入るだけでも大変なのですが、4位、5位、6位と安定して上位をキープしていたのは、驚異的です。


それが2015年に入って、「たまむすび」の追撃が始まって、遂に今月逆転。


ただし。


どちらかというと、「たまむすび」が「ゴールデンラジオ」を引きずり下ろしたというよりは、「ゴールデンラジオ」が勝手に落ちていったというイメージです。


やはり、今年3月に月曜パートナーの阿川佐和子さんが降板したのが大きかった。


月曜:阿川佐和子

火曜:眞鍋かをり

水曜:町亞星

木曜:光浦靖子

金曜:室井佑月


この並びを見れば、ぶっちぎりで阿川佐和子さんの月曜の人気が高くなるのも分かります。


阿川さんの代わりに入ったのは、辺見えみりさんですが、辺見さんがどうと言うわけではありません。この並びに入れば、普通です。


阿川さんが凄かったということでしょう。


ただ、ここから「ゴールデンラジオ」が再浮上するのは大変かもしれません。


大きな流れで行けば、少しずつ下落してきているので、変化の少ないラジオ聴取率の性質からすると、しばらくはこのままの傾向が続く可能性が高いからです。


もし再浮上するきっかけがあるとすれば、曜日パートナーを変更した場合。


大竹さんに気持ち良く話してもらえる掛け合いをしながら、嫌味のない笑いを取れるような方(そんな人がいるのかどうかは分かりませんが)を見つけられた場合には、大竹さんの人気は高く、地力のある番組なので一気に順位を高めることになりますが、パートナー選びは本当に難しそうです。

「福山雅治のトーキング F.M.」が3位へ

日曜16時からTOKYO FMで放送している、「福山雅治のトーキング F.M.」が、3位まで浮上してきました。


「福山雅治のトーキング F.M.」はもともと人気の高い番組で、前回調査でも同率で5位に入っていましたし、10位以内に入るのも当たり前になっています。


ですが、3位まで順位を上げてきたのはすごいことです。


聴取率上位の3番組(「安住紳一郎の日曜天国」「大沢悠里のゆうゆうワイド」「森本毅郎スタンバイ!」いずれもTBSラジオ)は、”テッパン”と言っても良いほどの強さで、この3番組の間で変動はあるものの、他局の番組に明け渡すことはほとんどありません。


そのTBS3番組の牙城を崩したのですから、「福山雅治のトーキング F.M.」の強さは本物です。


オールナイトニッポンの終了による影響も大きいと思いますが、それでも、番組自体の人気の高さと、福山さんの実力があってこそ。


TBSラジオほぼ一色になってしまう、ランキング表の上位に、くさびを打ち込んだと言う意味でも喜ばしいことです。


いつも同じじゃつまらないですからね。

「爆笑問題の日曜サンデー」が10位に

毎週日曜の13時から17時までTBSラジオで放送されている、「爆笑問題の日曜サンデー」が10位に入ってきました。


前回調査では、同時間帯の「山下達郎のサンデー・ソングブック」(TOKYO FM)が同率5位に入っていましたので、「日曜サンデー」の苦戦を予想していましたが、そうではなかったようです。


先述の通り、「福山雅治のトーキング F.M.」も日曜午後の放送で、「日曜サンデー」と同時間帯の放送ながらも3位につけていますので、日曜午後の全体の聴取率が好調ということなのでしょう。


とは言え、「日曜サンデー」が10位以内に入ってくるのは、丁度1年ぶり。昨年6月の調査以来ですから、何か意味があるようにも思います。


6月は雨が多く、外出に向かないこの季節だからこそ、週末の聴取率が伸びる傾向にあるのかもしれません(個別の番組の聴取率が分かると、はっきり分かるのですが)。

「Radiko.jp」での調査と、時間帯別の聴取率の公開を

聴取率調査の結果を見てきましたが、ここ最近感じるのが、「変化のなさ」と「情報の少なさ」。


「変化のなさ」は聴取率調査の方法に1つの原因があるように思いますので、先ほども述べましたが、ネット経由の聴取率をとって公開してもらいたいと思います。


実際には、既に情報はとっているでしょうから、従来の調査結果と合わせて結果を公表してくれると、今までとは違う傾向が現れると思います。


また、「情報の少なさ」は”番組別の聴取率”が公表されないことへの物足りなさからです。


番組別の聴取率は無理でも、時間帯別の聴取率が公表されれば、もう少し細かい分析ができて面白いんですけどね。


「聴取率はラジオ局の営業ツールであって、リスナーが知るべき情報ではない」という考えがあり、そこまで情報を公開する必要はないという主張があります。


ですが、人々の間で話題に上るようにならなければ、ラジオ全体の人気を引き上げることはできません。


フットボールが人気のある地域では、フットボールが、野球が人気のある地域では野球が、人々の話題に上る回数が多いです。


そして、それが可能になる大きな理由の一つが「情報の多さ」。


話題に何度ものぼるのは、それだけ、語れる要素が多いからで、それは情報の多さと強く結びついています。


私は、ただのラジオリスナーですが、ラジオ自体の人気ももっと上がって欲しいと思っています。


聴取率は人気のバロメーターとして残酷な側面もありますが、分かりやすく、話題にもしやすい要素なのです。


なので、局の事情(聴取率の悪い局にとってはかなりつらいですからね)もあるでしょうが、ラジオ界全体の発展のために、上記の、「ネット経由の聴取率」「番組別の聴取率」の公開を願っています。


TVではできていますから、難しいことではないと思うんですけどね。

まとめ

首都圏のラジオ聴取率調査の結果は、局別の聴取率はほとんど変化なし。ですが、平日午後の帯番組については「たまむすび」が「ゴールデンラジオ」に逆転すると言う、大きな変化がありました。

おまけ

ZIP-FMは昨年末以来、聴取率調査の結果を公表してないんですよね。何かあったのかな。

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