明日からスタート! 2016年8月度首都圏ラジオ聴取率調査が始まります

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首都圏のラジオ局では、8月22日(月)から8月28日(日)までの1週間、2ヶ月に1度の聴取率調査が行われます。10月の改編期を前にした試金石となる大事な聴取率調査です。

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前回調査(2016年6月度調査)のおさらい

前回調査(2016年6月度調査)については、こちらの記事で扱いましたが、

簡単にまとめると次のような結果でした。

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1位はTBSラジオで1.2%。
2位以下との聴取率を0.4%引き離して、圧倒的な1位を獲得しました。

しかも、前回調査が「丸15年連続首位キープ」の記念すべきタイミングになったことから、

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(出典:TBSラジオ HP)

リスナー向けのプレゼント企画を実施するなど、祝賀ムードに包まれました。

それと対照的だったのがJ-WAVE。
これまで、安定して0.7%の聴取率を誇ってきましたが、突如0.2%数字を落として、NHK第一と同率の再開を記録。

これは前代未聞の出来事で、ラジオ関係者はかなり驚いたと思います。

それ以外では、好調を続けていたニッポン放送がここに来て0.1%数字を落として小休止。

今年に入って勢いを取り戻し、TBSラジオを追いかける体制が整いつつあるので、今後の巻き返しに期待がかかります。

個別の番組の結果に目を移すと、

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こちらも圧倒的なTBSラジオの強さが目立ちます。

中でも2016年4月の番組開始以来、全番組中トップを走り続けている「伊集院光とらじおと」の強さが鮮明になったことが、前回調査のポイントでした。

また、TBSラジオ以外で唯一トップ10に入ってきた「垣花正 あなたとハッピー」が今年に入って連続でトップ10に入っていて、その安定感に磨きがかかってきているのも光りました。

前回調査はこのような結果でいしたが、それを受けて、
今回の聴取率調査の注目ポイントを見ていくことにしましょう。

TBSラジオ
首位は間違いなし! 目指すは聴取率1.4%

局別の聴取率

TBSラジオは、前回の調査でも圧倒的な強さで首位を獲得。
大きく変化することが少ないラジオ聴取率の現状では、今回も首位を獲得するのは間違いありません。

TBSラジオに限って言えば、順位の問題は後回し。
聴取率をどこまで伸ばせるか」に論点は絞られています。

2014年以降局別最高聴取率1.3%

今年に入って2月、4月の調査で同じ1.3%を記録したため、
「いよいよ記録更新か」と期待が高まりましたが、前回調査では1.2%とやや失速してしまいました。

そこで、今回は、このままずるずると数字を落とすことなく、
反対に1.3%の壁を破れるかどうかに注目です。

首位であるTBSラジオが、全体の聴取率を引き上げることが、
ラジオ界全体の可能性を広げることになりますから、数字を伸ばして、
全体の聴取率を上げる役割を担って欲しいと強く思っています。

番組別の聴取率

番組別では、「伊集院光とらじおと」が連続首位を獲得できるかに注目です。

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(出典:TBSラジオ HP)

先ほど説明した通り、番組開始以来、連続で全番組中トップの聴取率を維持していますが、これは、決して簡単なことではありません。

「伊集院光とらじおと」が始まる前は、同じTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」と「安住紳一郎の日曜天国」の間で、首位が頻繁に入れ替わっていました。

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(出典:TBSラジオ HP)

「安住紳一郎の日曜天国」は非常に人気の高い番組ですし、これから「伊集院光とらじおと」との間で首位が入れ替わることがあっても、何の不思議もありません。

ライバルとなる番組が存在することが、お互いの番組の良さを引き出すことになりますので、圧倒的な1強ではなく首位が入れ替わるような展開になるのが、両番組のリスナーにとっても良いことだと思います。

また、平日午後の帯番組「たまむすび」が、安定感を増してきているのも楽しみなところ。

同時間帯に放送されている、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」との激しい聴取率争いに勝利した感のある「たまむすび」ですが、今年に入ってジワジワ順位も上がってきています(2月:7位→4月6位→6月:5位)。

この勢いで一気にトップ3争いに絡んでくるのかが見物です。

他には、前回いよいよトップ3に入ってきた「大沢悠里のゆうゆうワイド 土曜日版」がさらに順位を上げられるのか、

また、前回6位だった「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」が、4月調査の時のようにトップ3に返り咲くことができるのかにも注目です。

ニッポン放送
1%越えが視野に入ってきた!

長く低迷してきたニッポン放送が今年に入って目覚めつつあります。

2014年以降は、0.6%か0.7%になることが多く、順位も4位以下に落ち込むことがほとんどでした。

ところが、2016年に入って突如息を吹き返します。
2月調査、4月調査で共に0.9%をマーク。

聴取率2位の座を獲得することになりました。
残念ながら、6月調査では0.8%でしたが、それでも同率2位を維持していて、まだまだ勢いは落ちていません。

先ほども触れましたが、平日朝の「垣花正 あなたとハッピー」が安定して高聴取率を誇っているのが大きな原因ですが、

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(出典:ニッポン放送 HP)

それと同時に、オフィシャルサイトの大幅リニューアルと運営方針の転換によって、番組の情報を積極的に出すようにすることで、リスナーとラジオ局との接点を増やしたことが、奏功しているように思います。

ここまで来ると、次は久しく記録していない”聴取率1%越え”が、現実的な目標として見えてきます。

もし1%を越えることができれば、2001年以降、TBSラジオのライバルとしての地位を最初に確保することになりますし、連続首位にストップをかけることも起こりえます。

TBSラジオ1強体制が長く続きすぎましたから、そろそろ風穴をあけるべき時でしょう。できるだけ早く、複数のラジオ局で首位を争うよう状況を作り出すべく、まずは1%越に期待したいところです。

TOKYO FM
「福のラジオ」「サンデーソングブック」の
トップ10返り咲きに期待

TOKYO FMも聴取率は好調。
前回は0.8%で、ニッポン放送とともに2位につけました。

一方で残念だったのが番組別聴取率で、トップ10に1番組も送り込めなかったこと。

TOKYO FM内での聴取率トップはもちろん、福山雅治さんの「福のラジオ」。

前回はトップ10を外れたとは言え、2月調査(6位)、4月調査(7位)と、今年もしっかりとトップ10に入ってきていますから、その存在感は抜群です。

今回の調査ではまたトップ10に戻ってくるのは間違いないでしょう。
これまでも、たまに外れることがありましたが、その後すぐに戻っていますので、また同じパターンになると思います。

そして、番組別で言うと、8月のTOKYO FMと言えば恒例のコレ。

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(出典:TOKYO FM HP)

「山下達郎のサンデー・ソングブック」『納涼夫婦放談』です。

毎週日曜14時からの「サンデー・ソングブック」を担当されている山下達郎さんと、奥様の竹内まりやさんが年に2度共演する、恒例の企画です。

いつも思うんですが、このご夫婦の程良い距離感が、聞いてて心地良いんですよね。

ミュージシャンとしてお互いに尊敬していることがよく伝わりますし、それだけでなく、夫婦としての、飾らない普段通りの近しい感じも随所に出ていて、「いつもこんな感じなんだろうな」と思わせてくれるのがいいんです。

もちろん、本当にここでしか聞けない音源もありますし、
普段聞かれていない方にもオススメですよ!

TOKYO FMは週末の2番組が、トップ10に最も近いと思いますので、好調の局別だけでなく番組別の聴取率にも期待です。

J-WAVE
局別聴取率で挽回できるか

前回の聴取率調査で大きく落ち込んだのがJ-WAVEでした。
前回から0.2%数字を落として0.5%と、NHK第一と同率最下位になっていしまいました。

J-WAVEは、AM局とはもちろん、同じFM局の中でも差別化を図って、局(J-WAVE)のファンを安定して獲得し、確固たる地位を確立してきました。

昨年までは、他局が不調だったこともあり、常に0.7%の聴取率を記録して、順位も2位が定位置でした。

それが、今年に入ると、聴取率自体は0.7%で変わりないものの、他局が数字を伸ばしたことで、順位が下落。

前回にいたっては聴取率も0.7%を維持することができず、0.5%と大きく数字を落とし、順位も同率最下位にまで来てしまいました。

この流れを見ると、今回注目すべきポイントは、

局別聴取率0.7%に戻すことができるか

この1点です。

一時的に聴取率が変化することは、もちろんありますので、前回数字が落ちたからと言って、それが全てではありません。

ですが、2度、3度と同じ数字を記録するようになると、聴取率は固定化される傾向がありますから、そうなると、いよいよ局としてのパワーに翳りが見え始めていると判断されてもしかたありません。

特に、J-WAVEは先ほど説明した通り、特定の番組のファンと言うよりも、”ラジオ局(J-WAVE)のファン”と言う方が多いため、1度リスナーが流出してしまうとなかなか元に戻せない可能性があります。

FM局の中でも、他とは一線を画している(ように見せている)J-WAVEが今後も同じ路線で進むのかどうか。

ここ数回の聴取率調査の結果が、今後に影響を与えそうですので、
元の数字にまで回復できるかどうかに注目しましょう。

文化放送、NHK第一
現在は底値安定。あとは上がるだけ

前回の調査で文化放送は0.6%で4位、NHK第一は0.5%で同率5位を記録しましたが、この2つの局は安定して現在の聴取率を維持しています。

文化放送は、看板番組である「大竹まこと ゴールデンラジオ」は、長く番組別の聴取率でトップ10に入っていましたが、昨年の6月を最後にトップ10を逃し続けてまる1年が経ってしまいました。

看板番組の勢いが衰えた今、局としてのパワーも当然落ちていくだろうと想像していましたが、意外にもこちらは従来の0.7%から0.1%落とした0.6%をキープ。

番組改編で大きな変化があったわけでもないので、ここが0.6%が文化放送の”底”なのかもしれません

とすると、ここから後は上に上がるだけ。
今ある番組の力を維持して、既存リスナーを放さないようにしながら、聴取率調査の企画などで新規リスナーを少しでも獲得していくのあが良いのかもしれません。

ただ、個人的には、そろそろ看板番組になるような新しい番組を打ち出すべきではないかと思っています。

聴取率の観点からも、今年4月の改編は良いタイミングだったと思うのですが、小幅な改編に留まっていますので、局の判断はまた別の所にありそうです。

NHK第一も文化放送と同じで0.5%で安定しています。
NHK第一は民放に比べて番組制作の潜在能力(予算、人材)が高いと思いますので、この数字は正直物足りません。

ただ、平日早朝の「マイ朝ラジオ」は好調ですので、ここを足がかりにして、平日朝、平日午後の番組を民放のマネをしたバラエティではなく、もう少し落ち着いたNHKらしい番組に変更すれば、民放のうるさい放送に嫌気が差しているリスナーを獲得できるのではないかと思います。

いずれにしても、0.5%はNHKにとっての”底”ですから、あとは上がっていくだけでしょう。

まとめ

明日から首都圏でラジオ聴取率調査が始まります。
TBSラジオがどこまで数字を伸ばせるか、
J-WAVEが0.7%にまで局別聴取率を戻すことができるか、
が大きな注目ポイントです。

おまけ

長年ラジオを聞いてきましたが、はがきとかメール、出したことがないんですよね。「出したところで読まれないし」と思っているからなのですが、プレゼントにつられて1度くらいだしてみようかな。

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